パワフルな田舎風そばが嬉しい「手打ちそば 中むら」

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市内のそば・うどん店はだいぶ行っていると思いますが、その中でも訪問回数上位に位置するそば店が、こちら「手打ちそば 中むら」です。古民家風の店内で、手打ちならではの豪快な田舎そばを、こだわりのつゆにて。売り切れ御免。

材木店をリノベーションした古民家風店舗

こちらの「中むら」は、元々材木店を営んでいた建物を改装し、古民家風に仕上げた店舗。そのため、店舗外観もさることながら、店内もだいぶ良い雰囲気です。

材木店ベースですので、基本的に全て木です。10人ほどが座れる大きなカウンターは圧巻ですよ。店主はおそらく材木店時代と同じで、趣味のそば打ちへと転職したパターンではないかなと思いました。たびたび近所の方が来て世間話をする様子を見かけます。

基本的にメニューはそばのみ。トッピングで天ぷらなどをつけることができますが、硬派なそば店と思ってもらえれば間違いありません。

残念ながらメニューを撮影するのを忘れてしまったのですが、天ぷらがからまないそばは1,000円以下、天ぷらがついても1,500円以下という感じで、個人的には内容を考えるにだいぶお安いなと言う印象です。

豪快な田舎そばとふわサクのあなご天

今回はもりそば(700円)+あなご天(450円だったかな…)を注文。だいたい7〜8分ほどで到着ですが、混雑時はもう少しかかります。

そばは田舎風の二八そばで、極太で歯ごたえもしっかり。そば刺身的な「はし」の太いところもついてきて、思わずつゆもつけずに食べたくなります(実際食べるんですが)。そばの実の味と香りがじんわりとしてきて、そのまま食べても美味しいそばですね。

つゆは何日か寝かせたかえしを使っていて、そばに負けないくらいに強い味わい。田舎そばだけど、ちょちょっとつけて食べるくらいが良さそうです。個人的にここの出汁の香りが好きなんですよね。たまらない。

穴子天は3切れと大盤振る舞い。サクサクふわふわ〜な口当たりで、塩でもつゆでも大変においしい。こちらの天ぷらは油の香りがとても良く、軽いんですよね。天盛りもよく頼みますが、この穴子も同じくらいおすすめです。

ちょうど良い頃合いにそば湯を持ってきてくれるのも嬉しいんですが、唯一の難点として、そば湯が薄いってことが揚げられるんですよね…この田舎そばスタイルで、なぜこんなにそば湯が薄めなんだろう。そば粉をつけてそばを寝かせておくスタイルじゃないのかもなあ。いつも不思議に思っているので、今度聞いてみようかな。

のりおのまとめ

総じて満足度がとても高く、お店の雰囲気も含めて、地域で最もすきなそば店のひとつとなっております。駐車場が4〜5台分、ランチ営業のみで売り切れ終いと訪問難易度はそこそこ高いのですが、ふとした時に食べたくなる、あとをひく田舎そばなのでした。

昭和の人間にはわりと懐かしい、天かす持ち帰り自由!というサービスがあるのも嬉しいですね。お好み焼きとかうどんとかに使いたい。中むらにきたら、ぜひ天かすのお持ち帰りもどうぞ。

 

手打ちそば 中むら

住所:埼玉県さいたま市中央区本町東3丁目8-12
営業時間:11:00~14:00(売り切れ終了)
定休日:月曜・日曜

手打ちそば 中むら – Google マップ

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。