神戸元町の夜は餃子店のはしごと見つけたり。「ぎょうざ大学」「満園」「ひょうたん」

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出張で宿泊があったら、現地のB級グルメを食べたくなるのりおです。今回仕事にて神戸元町に泊まる用事があったんですが、そこで探しあてたのはなんと「餃子」。このお洒落な港町で、餃子の食い倒れなんてことができるのでしょうか?

答えはYes。できるどころか、安くてうまくてお店もたくさんあって、控えめに言っても最&高に最高でした。

1軒目:ぎょうざ大学

ぎょうざ大学

まずは1軒目、念入りに下調べをした結果、評判が良かった&ライスを置いていたということで選んだのがこちら「ぎょうざ大学」です。神戸元町の駅から徒歩7〜8分くらい、アーケード街からは少し入ったところにひっそりとありました。

実はこの「ぎょうざ大学」には独自のルール

・ぎょうざの注文は入店時にのみ可能、追加オーダー不可(サイドメニューはOKみたい?)
・1人の最低オーダー量が2人前から

というものがあり、1軒目なのにもかかわらず2人分を頼みました。

ぎょうざ大学

あとは生ビール(アサヒでした)と、予定通りライスを注文。いやーこれ、餃子店をはしごしようって人間のオーダーじゃない気もしますが、楽しく食べられればいいのです。ライス重要だよね?

ぎょうざ大学

ちなみに追加注文はできないのですが、その代わり、餃子はつつみたて?を提供の様子でした。なんせ、店内でせっせとつつんでましたからね。

ぎょうざ大学

さて、オーダー後には小皿とビールが速効で提供されます。小皿はタレを入れるためのものですが、どうやらここ神戸元町では、味噌だれにつけて餃子を食べるというのがスタンダードなようですね。

ぎょうざ大学

お店のオススメによれば

・味噌だれ 小さじ2杯
・ラー油 小さじ1杯
・酢と醤油 少々

とのこと。

ぎょうざ大学

さっそく作ってみるとこんな感じ。せっかくなので、混ぜつつ味の変化も楽しみながら、餃子を楽しむことにします。

ぎょうざ大学

ということで餃子2人前(1人前が7個で240円)が到着!14個もあるとはいえ、1つ1つは小ぶりなので、これは余裕でいけちゃいそうです。

まずはタレ無しでひとくち…こ、これはうまい。というかめっちゃうまい。キャベツと肉たっぷりの餡はものすごーく軽くて、パリッと焼かれた皮の食感を楽しむ間にスッと消えていくんです。すげーーー。これが神戸の餃子か!

味噌だれも良くて、餃子にはない独特の酸味が追加されるほか、餃子の「軽さ」をより高めてくれるような名脇役。これはちょっと味わったことがない旨さ。

2人前を心配しましたが、一瞬にして完食。はしごする気が無かったら、4人前でも良かったかな(実際後から入店してきた人は3〜4人前がざらでした)。

なお前述のとおり追加注文不可のほか、閉店が20時半ごろとかなり早いため、ご注意を。人気店のため満席になりがちみたいですが、注文ルールのおかげで回転はよいみたいです。近隣のお店の人が持ち帰りで買いに来ていたのが印象的でした。

ぎょうざ大学の情報

兵庫県神戸市中央区元町通2-3-5
078-332-2233

営業時間:
【平日】
11:30~14:00(L.O.)
17:00~20:45(L.O.)

【土・日・祝】
11:30~14:00(L.O.)
17:00~19:20(L.O.)

定休日:月火

 

2軒目:餃子屋 満園

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1軒目で神戸餃子の真髄を味わった次は、会社の人も誘ってアジアンテイストのオープンさを感じる「満園」に。こちらも1時間でオーダーストップがくるという回転重視のお店で、場所柄もあってか大変に多くの人で賑わっていました。なんだろう、博多の屋台に通じる熱気を感じますね。店員さんも日本人は見なかったですね…。

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当然ですがこちらでも餃子(1人前 6個で250円)を注文。味噌だれはなく、ラー油、醤油、酢のスタンダードな組み合わせでタレを作って食べました。

ぎょうざ大学に比べると一回り大きい餃子は、もっちりした皮がパリッと焼かれていて、いわゆる関東でもよく見かけるスタンダードなタイプ。餡もジューシーでこれが6個250円って安すぎでは…!

雰囲気的に、どうやら同業者もたくさんお店に通っているような感じ、これは神戸元町を代表するお店なんだろうなあ。とにかく活気がもの凄い。

なおテーブルがものすごく小さいので、提供されたらさっさと食べないと置くところがなくなります。あとお店は店内、ビニールで作った半屋外、地下と3箇所あるようでした。

満園の情報

兵庫県神戸市中央区三宮町2-11-1
078-331-1838
営業時間:17:00~24:00

定休日:不定休

 

3軒目:ひょうたん(瓢たん)

瓢たん 元町店

さて、この餃子ツアー3軒目に選んだのは、神戸元町でももっとも歴史ある餃子専門店であるという「ひょうたん」です。お店の表記は「瓢たん」にもなっていて、正しい店名がわからない時点でなんとなくの歴史を感じます。場所は元町駅の目の前。

なお、先に謝っておきますと、満園の次に行ったところタッチの差で閉店となっておりまして、悔しいので翌日の帰京前に立ち寄りました。オーダーストップ22時半となっておりますが、こういうお店なのでわりとアバウトかもしれません。

瓢たん 元町店

餃子一筋54年!とのことですが、いつから54年かが不明、たぶん今はもっといってるのでしょうね…と思っていたら、1957年創業ということではや62年!半世紀超えてるってすごいですね…。

 

瓢たん 元町店

メニューも食べ物はぎょうざのみ、という潔さ。餃子を頼む、食べる、帰るというこちらもサッと寄ってサッと帰るタイプのお店ですね。

先客のオーダーを見ると、こちらも餃子はどちらかといえば小ぶりなタイプという感じでしたので、2人前(1人前 7個で370円)を注文。立地もあってか他店よりすこしお高いですね。また、オーダー毎に焼いていることもあってか、実は入店してからもけっこう待ちます。先客3組の提供を待って、20分くらいは待ったかも。時間が無いときは要注意です。

瓢たん 元町店

先に提供されたビールがぬるくなっちゃうな〜と思っていたところで来たのがこちら、2人前です。整列してこないところがある意味面白い。餃子専門店の餃子って整列してくるものだという先入観がぶち壊されます(笑

そうそう、こちらも味噌だれをおいておりまして、ぎょうざ大学に比べてこってり濃厚な感じでした。そもそも味噌が赤味噌でしたね。

さっそく1個目をそのままで。皮はパリッというより、もちっというタイプ。餡はかなりあっさり目で、こちらもとにかく軽さが際立っています。

瓢たん 元町店

それを味噌だれにつけると…うーわー、これはすごい、味噌だれで食べることを前提にした餃子ですね、とにかく軽い餃子が、一瞬にして深みのある味わいに変わるんです。やばい。これは速効で終わる!と思ったら、本当にビールをほとんど飲まないうちに完食してしまいました。

ふしぎなことに、ここの餃子はライスが欲しい!とは思わなかったんですよね。なんだろう。ライス無しでちょうどいい、独特の餃子です。ビールも無しでいいくらい。水で良かったなと後から思いました。

そういえば隣の人は、餃子4人前オンリーの注文。そうだ、きっとそれが大正解だ、ここはストイックに「餃子だけ」を食べるのが美しいのだろうな。お酒もいらないくらい。

ちなみにたった8席とはいえ、お持ち帰りも合わせて行列が絶えないようなお店を、たった2人で回してました。恐るべし。おっちゃんがカウンターでたばこを吸ったのだけが残念でした。これくらい年期が入ったお店になるとままあることですが…。

お店の風貌、味わい、立地ともに神戸元町を代表するお店といって間違い無さそうです。

瓢たんの情報

兵庫県神戸市中央区元町通1-11-15
営業時間 11:30~23:00(L.O.22:30)
078-391-0364

定休日:不定休

のりおのまとめ

まさか神戸元町のB級グルメが餃子!だとは思いませんでしたが、3軒行ってみるとそれも納得なおいしさ、そして何より驚きの安さでした。だいたい2人前+飲み物で1,000円ですからね。3軒行っても3,000円弱です。恐ろしすぎる。

ほかにも行ってみたいお店は3軒ほどあったのですが、時間が足りず。これはまた次回ですね!ということで、神戸元町の次の訪問が楽しみになりました。

なおお店の情報は全て食べログさんのものを引用させてもらいました。

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。