これは羊の皮を被った狼。EOS Kiss M + EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM ファーストインプレッション
CP+で触り、オーダーして以来、この日がくるのを待ちわびていました。
キヤノンの新しい世界を開くカメラになる、CANON EOS Kiss M が到着するこの日を。
ということで、外観を含めたファーストインプレッションです。
発売日当日に届けてくれてありがとうマップカメラ
段ボールを開けるとこんな感じで固定されていました。これ、いいな。何かあった時用にこの段ボールは保存決定。
いやーコンパクトっすね。箱のサイズは18×17×14cmって感じかな。
キヤノンお馴染みの梱包から出てきたのは…でた、EOS Kiss M!ぱっと見はEOS M5にも見えますね。Kissだとお馴染みのフロントから見えるロゴはついてません。正面からは「CANON」「EOS」のみ!
目立ちませんがちゃんとペンタ部にストロボが着いています。使うことは…あるかなあ。そういえばミラーレスなんでペンタはないけどペンタ部でいいのかな…。
ダイヤルはすっきりと。いちおう上位機種にあたるM5系との差を作るため、ダイヤルは少なめ。露出補正はKiss伝統の「露出補正ボタン+どこかのダイヤルかボタン」になります。でもスッキリしていて良いね。M-Fnに何を設定するかがポイントかな。シャッターの周りはローリングスイッチになっているので、操作が割り当てられますよ。
反対側の方にはばばーんとEOS Kiss M の印刷が。削れて消えちゃわないかが心配…。
CP+で気がつけなかったのがこちら、バリアングル液晶を閉じたときのこの感じ。
レンズはEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMを装着。だいたい600gくらいなんで、500mlペット+αくらい。コンパクトなレンズですが、カメラシステムとしてはそれなりの大きさと重さですね。でも、これくらいが撮りやすい。
僕はEOS M3からの買い換えになりますが、なによりEVFが固定化されたのと、とにかくグリップが良くなったのが嬉しくて。また、使うとわかりますが、気持ち悪いくらいにAFがはやいです。追従性もむちゃくちゃすごい。これは追ってレビュー予定。
Kissらしい手軽さの中に狂気じみた機能
さて、本日は平日だったため、仕事前のたった10分くらいしか触る時間がなかったんですが、それでもこの通り、想像以上の写りです。EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM はものすごくいいレンズなのですが、EOS M3ではまだ実力を出し切れていなかったんだな…と。発色も良好(電源入れて時刻だけあわせてAvモードにしてそのまま撮りました)。
わかっちゃいるけど、なんつーか、新しいDIGIC 8すごいね。これ、ギリギリ白飛びさせず、ビルの色も潰れず。すごい。なんも設定してないのにこれか。EOS Kissの手軽さに、APS-C中級機を超える機能性。狂気じみたカメラだなこりゃ…。
このカメラから入った人は、このコンパクトさで、この写りを標準としていくのか…。いちおうエントリー機扱いとはCP+のキヤノン説明員の方も苦笑いしながら言ってたけど、これ完全に操作性とバッテリー以外は下克上きてますね。
なお新しい形式のRAWファイルはいまのところLightroomで読み込めません。ご注意を。
のりおのまとめ
完全にキヤノンがAPS-Cのミラーレスをとりにきたカメラです。これが実売でボディ7万円とかちょっとおかしいでしょ。
ということで、これからしばらくは肌身離さず使い込んでみたいと思います。
EOS Kiss M
キヤノン EOS Kiss M(ブラック)・ダブルレンズキット EOSKISSMBK-WLK
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