「ストラホフ修道院」チェコのプラハにある世界最高に美しい図書館(実は穴場!)
なにかとプラハ城がとりあげられがちなチェコ共和国の首都・プラハですが、もちろん他にもフォトジェニックな見所がたくさんあります。
今回紹介するのは、その中でもひときわ異彩を放つここ、ストラホフ修道院です。その中にある「図書館(ライブラリー)」こそ、世界中から多くの人が訪れる、世界で最も美しい図書館のひとつなのです。
*チェコ政府観光局と編集長をつとめるLinkトラベラーズの企画で、チェコ共和国へ取材に来ています。
プラハ城とセットで訪れたい
ストラホフ修道院は、プラハ城から徒歩15分ほどの場所にある、小高い丘に建つ歴史的建物のひとつで、12世紀に立てられたボヘミア地方最古の修道院です。もちろん当時の姿そのままに残っています。
この修道院を有名にしたのが、2つの図書館の間。フレスコ画の描かれた天上を称える二つの部屋には、ところせましと世界中の書物が集められ、所蔵されています。
なかなか面白いのが、入館料とは別に「撮影料」というのがあって、撮影をするには追加料金を払う必要があるところ。
撮影料を払うとこのかわいいステッカーがもらえますので、それをわかりやすい位置に貼ります。内部ではかなりしっかりとこのステッカーをチェックされるのでご注意を。
さて、その撮影料を払ってまで見られる光景がどんなものかといえば、以下のとおりです。これは胸が躍る…よね!?
まずは思わずHDR写真にて。
図書館には入れないため、ドアのところから撮影するのが習わしです。
ちなみにこちらは「哲学の間」と呼ばれています。
ものすごい装飾。修道院にここまでの図書館を作るというのは、やはり住人にとって重要だったということの裏返しでしょうか。
一方でこちらが「神学の間」。無造作に置かれた机や像、地球儀が不思議なバランスです。
せっかくなので色々試してみたくなります。
よく見ると地球儀がたくさんありました。
いつ作られたものでしょうか。
この不思議な空気感は説明が難しいですね…。
延々と続く書架。延々と続くフレスコ画。よーくみると、像の後ろに人が座っていました。この中に入れるなんて羨ましい。
有名なのはこちら哲学の間ですが、神学の間のあの「空間」もかなり好きでした。たくさんの人が訪れますので、ベストな位置で写真を撮れるまで、ちょっと待つのがいいと思います。順番は来ますので。
図書館を見た後は重要な書籍の展示も見学。
宗教的な価値がわからなくて申し訳ないのですが、ものすごく古いものが良いコンディションで残っているようですね。
というか、紙の残存性ですよね。物理的なデータってのは強いなあと。
ということで、ストラホフ修道院を後にしました。
のりおのまとめ:開館時間に注意!
最後に1点だけ注意点を。実は前情報無くこちらに来たのですが、到着タイミングは11時過ぎ。わりとギリギリでした。
午前は9時から11時45分まで、午後は13時から16時45分までが受付時間ということで、お昼休みのタイミングに注意が必要ですね。また、公式サイトには9時12時のように「開館時間」表記で「受付時間」ではないので、注意が必要です。余裕をもって向かいましょう。
ストラホフ修道院
Královská kanonie premonstrátů na Strahově | Strahovský klášter
入場料:CZK 120(500円強)
住所:Strahovské nádvoří 1/132, 118 00 Praha 1, CzechRepublic
スペシャルサンクス
今回のツアーを主催してくださったチェコ政府観光局、我々を受け入れてくれた各都市のガイドさん、ホテル、各施設の方々に感謝します。
また現地での回線を提供してくださったグローバルWi-Fiさん、スーツケースを提供してくださったレンタルサービスのアールワイレンタルさんにも感謝します。僕の旅では欠かせないコンビです。
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