新型マクロレンズ Tamron SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)を購入!

2016/05/26タムロンレンズ,写真に関する90mm,Di,MACRO,タムロン,レンズ

Balcony Garden floweres 2016

まだ数年しか経っていないのに!?名作と呼ばれる90mmマクロレンズを輩出してきたタムロンから、新たにTamron SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)が発売されました。前作の90mmである Model F004は2012年末に発売されたばかり!ということで、誰もが驚くリニューアルでしたが、その実力やいかに?

F004とF017の大きな違いとは?

まずほとんどの方が気になる旧作と新作との違いですが、こちらはとても単純で、4つのポイントをおさえておけば大丈夫。

1つめはAFの速度向上です。実は前作のF004は2年弱ほどタムロンさんからお借りして使わせていただいたのですが、それに比べてF017はAF速度が上がっています。もちろんF004でも不満は出ない速度でしたが、より速くなったということで、これは歓迎すべきことかなと。

2つめが防塵防滴仕様になったこと。前作のF004は防塵防滴仕様がうたわれていなかったため、湿度の高いところや砂地などで不安がありましたが、今作はしっかりと仕様に組み込まれたということで、5D3と組みあわせて屋外で使うときも不安のないつくりとなりました。

3つめはレンズ前面に防汚コートがなされたこと。マクロレンズはとかくレンズの先端(前玉)が汚れがちだとは思うのですが、その部分に防汚コートがなされたことで、安心して「寄る」ことができるようになりました。

4つめ、これが最も大きな変化ですが、タムロンの誇る優秀な手ブレ補正機構「VC」に「シフトブレ対応」が追加されました。これはとても大きい!ちなみにかいつまむと、従来の手ブレ補正(VC)で対応できていたのがいわゆる「角度ブレ」というやつで、カメラの中心を軸として回転するブレを補正してくれるものでした。

今回実装された「シフトブレ」は、レンズが平面的にずれてしまうものへ対応したもので、この両者に対応できることにより、「手持ちでマクロ撮影」がたいへんにチャレンジしやすくなったのですね。

これについてはキヤノンの解説が大変にわかりやすいので、タムロンレンズの紹介記事で申し訳ないのですが、リンクさせてもらいます。

さすが、ですね。

 

サクッと作例

ということで、以下は作例です。

 

Balcony Garden floweres 2016

与野公園バラまつり直前

与野公園バラまつり直前

Ashikaga Flower Park 2016

マクロにこだわらず、90mmの単焦点レンズとして風景を撮るのにもバッチリです。いいレンズ。

Ashikaga Flower Park 2016

Ashikaga Flower Park 2016

気がついたら作例花ばっかりでした…すみません。

大宮 市民の森

大宮 市民の森

大宮 市民の森

軽いしAFはやいし、使いやすい。

 

Balcony Garden floweres 2016 Tamron F017 test

せっかくのタムロン90mm(通称タムキュー)となれば、とろけるボケも使いたい!

ちなみにここまで全部手持ち撮影です。シフトブレ対応、心強い。

 

のりおのまとめ

まだあんまり値下がりしていないのが玉に瑕ですが、これは長い期間にわたって使えそうなレンズです。ちなみに子どものポートレート撮影にも活躍しまくっていて、本当にいい買い物したなーって思ってますよ。

20160501-IMG_1767.jpg

安い買い物ではありませんが、大満足です。一家に1本あってもいいんじゃないかな!?

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。