発動機と音楽の両ヤマハが手を組んだ芸術的バイク「レゾネーター125」
先日参加した東京モーターサイクルショーにて、ひときわ目を引く、いや、個人的に直球ど真ん中のバイクが展示されていました。発動機とミュージック、両方のヤマハが手を組んで作ったそのバイクこそ、レゾネーター125(Resonator 125)という、大変芸術的な1台です。
あまりの美しさに戦慄する
このレゾネーター125は、前述のとおり発動機とミュージックが共同で開発を行った、まさに「ザ・ヤマハ」というバイク。クラシックスタイルのデザインに、ミュージックならではの「手」が入って、この上なく上質なデザインになっています。これ、楽器奏者だったら、間違いなく「欲しい!」と思ってしまいそうな1台です。
まず目を引くのが、ボディの美しい木目。「タンクサイドとリアカウルは、伝統のピアノ製造技術で培われた天然木を用いた化粧パネル(公式サイトより)」とのことですが、ヤマハファインテックの協力ということで、高級車に使われる木目調パネルと同等のものかな?と思われますね。
個人的にはギターのエイジングなんかに使われているA.R.E.技術を使ってくれると、見た目として大変素晴らしいものが生まれるのでいいなあと思うんですが、値段がすごくなりそうですね。
それにしても!タンクサイドに木目を使うだけで、バイクってこんなに印象変わるんですねえ。無骨な金属のタンクもいいですが、木目調の上品なタンクもたまりませんな。
もちろんレゾネーター125の美しい特徴はこれだけではありません。
この金属のラッカー部分に施された彫刻(エングレービング)、これは管楽器奏者なら見たことありますよね??楽器のベルに施されているあの彫刻ですよ!これは熱い!胸熱すぎる!
マフラーやボディの一部、タンクキャップに彫刻はほどこされているそうです。やばいなあ。これはやばいなあ。
走らせるのがもったいなさすぎて、飾っておくために欲しいレベル。
くっそー、これもう工芸品じゃないですか!
この上、走行音やエンジン音についても両社がタッグを組んで…みたいな、「音」にまでこだわった仕様になっていたらなおさらやばいですね。やばいしか言ってない気がしますが、まさかこんなに心惹かれてしまうとは思いませんで、僕が一番ビックリですよ!
のりおのまとめ
僕の場合、バイクの免許をもっていないこともあって、美しい工業製品としてバイクを見ているふしがあるんですよね。そんな僕にとって、このレゾネーター125はむちゃくちゃなインパクトをもって迫ってきました。
この1台こそ、ヤマハならでは、ヤマハでなければ作れなかったバイクだよなあ。ぜひ市販化してほしいものです。
レゾネーター125(Resonator125)
スペシャル サンクス
なお東京モーターサイクルショー2016のチケットはヤマハ発動機さんより提供してもらいました。ありがとうございました。
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