自在なぬくもり調整…万能防寒装備「ストール」を男性にも強くおすすめしたい
今までストールってあんまり意識してなかったんです。大きなマフラーくらいのイメージ。しかし、東京のように徒歩と電車を組みあわせて移動することが多い地域では、このストールがめちゃくちゃ役立つということが良くわかりました。これで徒歩では寒くて電車では暑いという矛盾した冬場の装備にさよならです。
そもそもストールってなんだ
このストールなんですが、一般的には「肩かけ」となるそうです。「大きなマフラー」ではなくて、あくまで「肩かけ」なんだそう。一方でマフラーは「襟巻き」です。こうやって日本語にすると大変わかりやすいですよね。
そんなストールがめちゃくちゃ使い勝手いいことに気がついたんですよ。
ストール1枚はコート1枚分以上?
(ジョンストンズ)JOHNSTONS【公式】 カシミヤストール WA000056 KU0309 MACKEZIE 70x190
僕にとってストールがいまどんな存在かといえば、「コート1枚以上」という認識です。そう、ストールって本当に暖かいんですよね。その理由は先の通り「肩かけ」であるがゆえに、肩までカバーすることができるから。肩から両腕までまわしてしまえば、上半身をほぼカバーすることができて、厚手のコートくらいの暖かさを感じることができるのには驚きです。
で、これはつまり、着脱容易な簡易コートとして扱えるということなんです。外を歩くときは寒いですから、首から肩、両腕にかけてストールを使って防寒します。大変に暖かくて嬉しいです。そして一歩室内や電車に入ったら、おもむろにストールをはずすだけ。たったこれだけです。僕の場合、移動時には肩掛けカバンやリュックが多いので、コート脱ぐのがとっても面倒で、電車の中では暑くて背中があせだく…というパターンが本当に多かったんですが、このストールではそんなこともなく、快適な温度調節が可能となっています。なんでこんなに便利なものをいままで使ってなかったのか…。女子ずるい。
着合わせ的には、防寒力が強そうなコートをあえて避けるとよさそうでした。ちょっと寒そう?くらいの格好にストールを合わせるとスマートに着られる気がします。もちろん好みですけど。
柄もたくさんありますが、ブラック・スチュアートかブラック・ウォッチあたりが男性でも使いやすそうです。
ちなみにですが、シチュエーションによってはたたんで膝掛けにしたり、広げてブランケット的な使い方も可能です。万能じゃないか…。もっとはやく使い始めたかった。
のりおのまとめ
そんなストールには様々な材質が存在しますが、やっぱりカシミアが暖かくておすすめかなと思っています。この暖かさのある素材を使うことで「コート1枚ぶん以上」が実現できますので、ぜひ奮発して良い素材のものを導入してもらえれば。
個人的には本場スコットランドのエディンバラで買ってきたジョンストンズ・エルギンがやっぱりいいなあと。ドの付くほどにスタンダードですし、ちょっと高いですが、品質は確かだなと思いました。伝統的なタータンチェックもやっぱり所有感あります。国内で購入される場合は、怪しい輸入業者もたくさんあるみたいなのでご注意を。