職人好き・工場好きが泣いて喜ぶ神企画「工場の祭典@燕三条」に行きたい!
す、すごいイベントの存在を知ってしまった。その名も「工場(こうば)の祭典」。磨き屋シンジケートで有名な燕三条で開催される、職人や工場の姿を見ることの出来る貴重な催しだとのことで、職人好きとしてこんな夜中に震えています(注:あまりにも興奮して書いたのは夜中の2時です)。
工場や職人が大好きだ
僕、工場や職人が大好きなんです。先日も薩摩切子の工場に行って、無心に延々と写真を撮ったりぼけーーーっと眺めたりをしてきました。とにかく、職人がその技術をそそいで何かを作る姿に惹かれるんですよ。あの真剣な目、光る技術、言葉のいらない空間、なにより技術のつまった手。最高です。
参考までにその薩摩切子工場の様子です。別の記事のために用意していたんだけど、フライングで掲載しちゃう。
動画で見るとまた味わい深いんだわ。
あー。いつまででも見てられる。
こんな工場が、50も!50も公開されちゃうなんて!しかもあの燕三条ですよ!!!
「燕三条 工場の祭典」とは、燕三条地域の名だたる工場が、
10月2日から6日まで一斉に工場を開放し、
訪れた方々に工場でのものづくりを体感していただくイベントです。工場では日々、様々なものが生まれています。
もちろん職人のものづくりにかける思いや、誇りが詰まっている場でもあります。
ただ、工場は普段は閉ざされた空間であり、
実際にものづくりの現場を気軽に見ることのできる機会は
まだまだ多くはありません。けれども、この工場の祭典の期間は、いつもは寡黙な職人たちも工場の扉を開き、
自身のものづくりについて熱く語ってくれることでしょう。
>開け、工場! 工場の祭典 – Factory Festival
グッとくるじゃないですか!
磨き屋シンジケートの燕三条
僕と燕三条の出会いは、もう8年ほど前、R25時代の取材でした。といっても取材費の関係で電話取材だったのですが。
「燕市は古くから金属研磨が盛んでした。しかし最近は受注額の安い中国などに仕事を奪われ、ここ10年の成約は1000件から600件に、売り上げは100億から40億まで下落。それこそ壊滅的な大打撃を受けたんです。そこで立ち上がったのが商工会議所と燕市の研磨工業会。市場での競争力を再び強化するために、これまで個々に仕事をこなしていた中小企業とそこに属する職人たちをまとめました」(燕商工会議所・高野雅哉氏)
(中略)
現在は約40社が加盟。理容ハサミから半導体機器、車のマフラー、巨大な工業用タンクまで、職人それぞれが得意とする“必殺磨きテク”を持つ
初代iPodのピカピカな鏡面仕上げは、この磨き屋シンジケートの仕事でした。
今回の工場見学はこの「磨き屋」だけにとどまらないとは思いますが、とにかくこの時いろいろと調べた時から、職人の圧倒的な技術に憧れてしまっているのです。まさか燕三条の名前にその後もずっと惹かれ続けるとは夢にも思いませんでしたけどね。
そんなわけで、工場の祭典です。工場リストを見ただけでも
・タダフサ(刃物)
・高橋研磨工業所(ステンレス研磨、バフ研磨マイスターがいる)
・諏訪田製作所(つめきり)
などに期待が高まります。惜しむらくはiPod研磨で有名な小林研業がいないことかな…。でもそうじゃなくてもこれは楽しそう過ぎる!
とりあえず仕事を1日くらい休めるかどうか、早急に調整してみたいと思います。ああああ危険なイベント見つけちゃったなあ…。
>開け、工場! 工場の祭典 – Factory Festival
>バフ研磨,ステンレス研磨,SUS304,アルミ研磨,ヘアライン,磨き,金属研磨,出張研磨,表面処理,マグネシウム,ミラー仕上げ,チタン,チタニウム,鏡面仕上げ,スクラッチ仕上げ