ミラノに来たらぜひ行きたい日本でもお馴染みの食料品店「PECK」本店 #ユーレイル

2015/10/19おいしいものだけ紹介します(食全般),イタリアPECK,ご招待,ジェラート,スイーツ,ピスタチオ,ミラノ(Milano),ユーレイル

PECK Milano

ユーレイルセレクトパスで巡るヨーロッパの旅。イタリアでは街歩きと共にジェラートを食べ歩き。この日の終着点は、日本でもおなじみな食料品店の「PECK」にて、ここでしか食べられない「できたて」のジェラートを食べることでした!

PECK本店で食べるスイーツたち

このPECKとは、1883年に創業した、イタリアを代表する食料品店。

PECK Milano

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店内には高級な食材がこれでもか!と並んでいますが、ここミラノ本店で注目したいのは、PECKブランドのスイーツたちです。

PECK Milano

PECK Milano

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ケーキあり、マカロンあり、チョコレートありと、よりどりみどりで目移りしてしまいます。

 

そんな中、我々が目的としてきたのはこちらジェラートやアイスクリームです。

PECK Milano

日本ではコンビニで売ってそうないわゆる棒アイスの高級版(スティック・ジェラートと呼ぶそう)が、店頭にこれでもかと並べてあり、そして次々と売れていく様はなかなか不思議です。

PECK Milano

ちなみにここPECKでは、先にお会計をしてチケットを受け取り、商品と交換するというシステムになっています(おそらくジェラートも同じはず)。

 

PECK Milano

こちら、スイーツ担当のシェフ。

PECK Milano

大変においしそうなコールド・スイーツたち。

さて、ここでは何をするのかな?と思っていると、なんとなんと、製造現場を見せてくれるとのこと。いいんですか???

 

PECKのスティック・ジェラートはこうやって作る!

今回じっくりと見せてもらったジェラートは一番人気のピスタチオ。

PECK Milano

大量のピスタチオ!!!

 

PECK Milano

と、ピスタチオをあらかじめ液体にしたもの!

PECK Milano

こちらをアイスクリーマーにかけてアイス化し、先ほどのピスタチオ粒をこちらに混ぜておきます。

PECK Milano

そしてこいつと液体チョコレートの2つをテンパリングして決まった温度にしておきます。

 

PECK Milano

次に登場するのは、業務用冷凍庫にてカチカチに氷ったスティック・ジェラート。これがボディになるわけですね。

 

PECK Milano

PECK Milano

まずはテンパリングしたチョコレートにボディを投入。すると、ボディの冷たさでチョコレートが固まります。ほほう。

 

PECK Milano

同じ事をもう一度します。

 

PECK Milano

最後にピスタチオで同じ事を実施。

 

PECK Milano

すると…できました、ピスタチオのスティック・ジェラート!!!

できたてをいただきますと…濃厚かつ濃厚なピスタチオの味わいが…!これはうまい。イタリアンジェラートってカップで食べるイメージだったけど、こんなスティック・ジェラートなんてのもあるんだなあ。

 

PECK Milano

ちなみにPECKではミラノ博の日本館の支援もしていて、なんと黒豆を使ったスイーツを作ったとのこと。ユニークな取り組みですね。

 

PECK Milano

なお最後に2階にあるカフェでドリンクをいただきましたが、これもまた、フルーツの味が濃厚でかなりおいしかったです。なんだろう、日本でいうと千疋屋みたいな感じなのかな。

この日は1日歩き通しで結構疲れたのですが、フルーツの優しい甘さが体にしみました。PECK、いいお店でした。

 

のりおのまとめ

ちなみにこのスティック・ジェラートは、他国で売っている場合もあるのだけど、それはここで作って冷凍のまま輸出している(!)のだとか。もし日本で食べられたとしたら、それはイタリア製なんですねえ。なるほどなあ。今度高島屋の地下に行ってみようと思いました。

 

PECK

ia Spadari, 9、20123 Milano Italy [MAP]

 

 

これまでの記事一覧は「ユーレイル セレクトパスで行く、ヨーロッパ・スイーツを巡る冒険」をご覧下さい。

取材協力

今回の旅では、KLMオランダ航空によるチケットと、現地での交通費および宿泊費と飲食代の大部分をユーレイルGIEグループよりご提供いただいております。ありがとうございます。

また各国を電車で巡る旅には「ユーレイル・セレクトパス」を利用しました。サインのみで次々と電車を乗り継いでいける、最高に便利なチケットですよ。各国のチケット購入ルールも気にする必要がありません!

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