ミラノに来たらぜひ行きたい日本でもお馴染みの食料品店「PECK」本店 #ユーレイル
ユーレイルセレクトパスで巡るヨーロッパの旅。イタリアでは街歩きと共にジェラートを食べ歩き。この日の終着点は、日本でもおなじみな食料品店の「PECK」にて、ここでしか食べられない「できたて」のジェラートを食べることでした!
PECK本店で食べるスイーツたち
このPECKとは、1883年に創業した、イタリアを代表する食料品店。
店内には高級な食材がこれでもか!と並んでいますが、ここミラノ本店で注目したいのは、PECKブランドのスイーツたちです。
ケーキあり、マカロンあり、チョコレートありと、よりどりみどりで目移りしてしまいます。
そんな中、我々が目的としてきたのはこちらジェラートやアイスクリームです。
日本ではコンビニで売ってそうないわゆる棒アイスの高級版(スティック・ジェラートと呼ぶそう)が、店頭にこれでもかと並べてあり、そして次々と売れていく様はなかなか不思議です。
ちなみにここPECKでは、先にお会計をしてチケットを受け取り、商品と交換するというシステムになっています(おそらくジェラートも同じはず)。
こちら、スイーツ担当のシェフ。
大変においしそうなコールド・スイーツたち。
さて、ここでは何をするのかな?と思っていると、なんとなんと、製造現場を見せてくれるとのこと。いいんですか???
PECKのスティック・ジェラートはこうやって作る!
今回じっくりと見せてもらったジェラートは一番人気のピスタチオ。
大量のピスタチオ!!!
と、ピスタチオをあらかじめ液体にしたもの!
こちらをアイスクリーマーにかけてアイス化し、先ほどのピスタチオ粒をこちらに混ぜておきます。
そしてこいつと液体チョコレートの2つをテンパリングして決まった温度にしておきます。
次に登場するのは、業務用冷凍庫にてカチカチに氷ったスティック・ジェラート。これがボディになるわけですね。
まずはテンパリングしたチョコレートにボディを投入。すると、ボディの冷たさでチョコレートが固まります。ほほう。
同じ事をもう一度します。
最後にピスタチオで同じ事を実施。
すると…できました、ピスタチオのスティック・ジェラート!!!
できたてをいただきますと…濃厚かつ濃厚なピスタチオの味わいが…!これはうまい。イタリアンジェラートってカップで食べるイメージだったけど、こんなスティック・ジェラートなんてのもあるんだなあ。
ちなみにPECKではミラノ博の日本館の支援もしていて、なんと黒豆を使ったスイーツを作ったとのこと。ユニークな取り組みですね。
なお最後に2階にあるカフェでドリンクをいただきましたが、これもまた、フルーツの味が濃厚でかなりおいしかったです。なんだろう、日本でいうと千疋屋みたいな感じなのかな。
この日は1日歩き通しで結構疲れたのですが、フルーツの優しい甘さが体にしみました。PECK、いいお店でした。
のりおのまとめ
ちなみにこのスティック・ジェラートは、他国で売っている場合もあるのだけど、それはここで作って冷凍のまま輸出している(!)のだとか。もし日本で食べられたとしたら、それはイタリア製なんですねえ。なるほどなあ。今度高島屋の地下に行ってみようと思いました。
PECK
ia Spadari, 9、20123 Milano Italy [MAP]
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取材協力
今回の旅では、KLMオランダ航空によるチケットと、現地での交通費および宿泊費と飲食代の大部分をユーレイルGIEグループよりご提供いただいております。ありがとうございます。
また各国を電車で巡る旅には「ユーレイル・セレクトパス」を利用しました。サインのみで次々と電車を乗り継いでいける、最高に便利なチケットですよ。各国のチケット購入ルールも気にする必要がありません!
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