ドコモのdマガジンが本気…資料的価値も高い人気雑誌「創刊号」読み放題の件
ケータイ会議でF-04Gを絶賛レビュー中ですが、今回はアプリである「dマガジン」について。
この、ドコモの定額雑誌読み放題サービス「dマガジン」が、人気雑誌の創刊号を公開するという、ものすごい特集をやっているんです。これはもっと評価されていいはず。
1905年7月創刊の婦人画報から文化が見える
今回公開された創刊号は、1895年創刊の週刊東洋経済を最古に、1913年の週刊ダイヤモンド、1922年の週刊朝日、サンデー毎日、1957年の週刊プロレス、1978年のベストカーなど、多岐に渡っています。中でも僕が「最高だ」と感じたのが、1905年7月創刊の「婦人画報」。
婦人画報といえば少しハイソな奥様のための雑誌と思っていますが、それは当時でも変わらなかった様で、特集としては
・華族女学校の運動会
・家庭に於ける女王殿下
・婦人の長刀仕合
・ロンドンの交際社会
・英国婦人の水浴新工夫
・女学生の汐干狩
・英国婦人の自動車倶楽部員
などの文字が並びます。かなり英国を意識していたようですね。中身を読むと、当時の女性文化がうかがいしれて、大変に興味深い。これは歴史的・資料的価値も高い、素晴らしいコンテンツなのでは…。
なお、婦人画報の他に目に付いたのは以下のもの。
↑1895年11月創刊の週刊東洋経済。
1978年創刊のベストカー。同級生だったのか。セリカ派VSスカG派とか、面白い特集をやっています。オールドカーがたくさん載っていて楽しい。
他の雑誌もその創刊当時の文化やファッションがうかがいしれて、とても興味深いです。本当にこれは良いコンテンツだと思う。8月末までの限定公開とのことですが、これはずっと公開しておいて欲しいなあ。
のりおのまとめ
実はF-04Gと平行してF-03G(タブレット)もお借りしているのですが、特に創刊号は粗いページも多いので、大きな画面のタブレットのほうが見やすいかもですね。ただじゅうぶんにF-04Gでも楽しめますので、dマガジン契約されている方はぜひ創刊号の閲覧を試してみてください。個人的には、この創刊号のためだけにdマガジン契約してもいいんじゃないかな、って思います。たった400円で雑誌読み放題ってのはライフスタイル変わりますよ。
ケータイ会議とは?
富士通さんからケータイの実機を提供していただき、良いこと悪いことそのままにレビューをする企画です。通信費などは自腹となっています。
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