鹿児島下堂園「無肥料自然栽培茶ほうじ茶」絶妙な美味しさで我が家に君臨中。

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下堂薗 ほうじ茶

延々と茶葉が増え続け、次々とスタンダードが入れ替わる我が家において、2013、2014とスタンダードほうじ茶の座に君臨し続けているのがこちら、鹿児島は下堂園の無肥料自然栽培茶(木村秋則氏監修)シリーズのほうじ茶です。

下堂園とは

下堂薗 ほうじ茶
下堂園は恐らく鹿児島やお茶好きの間では有名な気がしますが、普通には知られていませんよね。残念ながら僕も鹿児島に行くまで知りませんでした。すみません。

 

昭和の初期、まだ鹿児島のお茶が有名になる前からがんばってきたのが、こちら下堂園さんです。

1954年(昭和29年)の創業以来、下堂園は技術者として、茶商として、生産者として、鹿児島茶の普及に努めてまいりました。

「安かろう、不味かろう」と言われていた鹿児島茶を、誰もが「おいしい」と感じるお茶にしたい。鹿児島が、日本が誇れるようなお茶にしたい。現在では、大手飲料メーカー様への茶葉提供を始め、洞爺湖サミットで振舞っていただけるまでに、皆様から高い評価をいただけるように
株式会社下堂園 < 下堂園について>
http://www.shimo.co.jp/about.html

歴史を紹介するコンテンツ「下堂園物語」はなんと6ページもある大作で、気合いが入っています。

株式会社下堂園 < 下堂園物語>
http://www.shimo.co.jp/story.html

会社に誇りを持つのは良いことですね。

 

そんな下堂園さんといえば、ほっこりとした味が特徴の緑茶「ゆたかみどり」が有名ですが、今回オススメするのは「ほうじ茶」です。

 

ほうじ茶について一応確認

下堂薗 ほうじ茶

ほうじ茶とはその名の通り「焙じ」た「お茶」。炒ることで苦みを減らし、香ばしい独特の風味に仕上げられた、緑茶の一種です。

世間的には京都の一保堂や、金沢は加賀棒茶の丸八製茶所東京の森乃園などが有名ですが、その競合たちを押しのけて、我が家に常備されるようになったのがこちら、下堂園のほうじ茶なのです。

 

香ばしく、さわやかな甘み

こちらのほうじ茶の特徴は、なんといってもそのさわやかさでしょうか。ロースト感もほどよく、優しい甘みがほどよい余韻を残して、食後に飲むにはとても適したお茶です。一保堂なんかを飲み慣れていると軽く感じると思うんですが、これがどこかクセになる後味なんですよねえ。

下堂薗 ほうじ茶

おいしいいれ方も載っていますが、うちは7gの茶葉に360mlの熱湯を入れて30秒(2人分)ってのが定番ですね。バランスがいいのかなあ。とにかく「飽きない」のが不思議です。お客さんに出したときの評判も上々。来年も間違い無く活躍してくれそうですね。

 

のりおのまとめ

インパクトはないけど、じんわり「おいしいなあ」と感じる、不思議なほうじ茶です。すでに2年も通販しているのがその証拠。悔しいかな、静岡のお茶農家の孫ですが、鹿児島のほうじ茶に屈服している感じ(笑

現地か直接通販でしか買えず、売り切れたら次のシーズンまで入手できない…と、面倒な商品ではありますが、もしほうじ茶好きなら一度は試してみて欲しいところ。今季はまだ在庫がある模様。

もちろん嗜好品ですので、お口に合わなかったらごめんなさい。

 

関連リンク&購入はこちらから

ほうじ茶は、無肥料・自然栽培で育てた茶の樹(自然栽培5年未満)の茶葉を焙じて作りました。 ほうじ茶独特の香ばしさと、舌の上に残るほっこりとした甘みが、懐かしい日本の田舎の原風景を思わせる、なんだか気分を ホッとさせてくれるお茶です。

下堂園オンラインストア < 木村秋則氏監修> 無肥料自然栽培茶
http://www.ocha-no-shimodozono.jp/contents/shizensaibaitea/houjicha.html

いまのところ100gで2,160円と安くはないお値段です。通販の場合、このほうじ茶だけなら「メール便でお願いします」と言えば送料が安くなりますので、事故補償はなくなりますが(といっても事故が起きにくい商品ですので)、注文時に指定することをオススメします(これは下堂園さんのほうから提案してくれた方法です)。

余談ですが木村秋則氏ってのは、あのリンゴの木村氏ですかね?

 

もし緑茶に興味が出てきたら

そんな時はこのマンガ「茶柱倶楽部」をオススメします。

茶柱倶楽部 1巻 (芳文社コミックス)
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