見分け困難…Facebookでスーパーなりすまし案件が増加しているので注意

一発ネタ系記事facebook,SPAM,プロフィール写真,可能性

FacebookでのSPAM友達申請もここまできたか!という事例が多発していますので、さらっと紹介しておきます。

これを見分けるのは、実際、困難です。

過去のアクティビティ以外全てをコピーしてくる

いままでのSPAM友達申請は、ネットから適当な写真を拾ってきて、それっぽい名前を付けて、あたかも昔からの知り合いかの如く申請してくるものがほとんどでした。

しかし、最近流行りはじめているケースは、少し違います。ここで申請してくるアカウントは、既に友人となっているアカウントを模倣、いや、コピーしてくるのです。僕はこのなりすましを、スーパーなりすましと命名したい。

名前もプロフィール写真も経歴も全てコピー

スーパーなりすましの手が込んでいるなあ…と感心するのは、それらSPAM申請のアカウントが、模倣元の人物をかなり繊細にコピーしてくるからです。

名前も同じ、プロフィール写真も同じ、経歴も同じ。もちろんホーム画面の背景も同じだし、最近の書き込みまで同じ。ここまできたら、一見して見分けるのはとても困難です。直近の書き込みが少なすぎるな…くらいしか、見分ける手段がありません。

「あれ、最近見なかったけど登録しなおしたのかな?」
「間違って友達切れちゃったのかな?」

みたいな誤解をしたら、間違いなく申請に対して「承諾」してしまうことでしょう。当然ながら、このSPAMアカウントが友達に3人いたら、アカウント乗っ取りの可能性が発生しますし、そうでなくても友人向けに公開していた情報が回収されてしまいます。

対策は?

気になる対策としては、友人と同じ名前のアカウントから申請がきたら、まずは名前で検索してみることです。すると、既に同じ名前のアカウントが友人として登録されていることに気がつくはずです。もちろん既存のアカウントが本物で、いま申請してきたアカウントが偽物となります。

なお、今のところはこの方法しか見分ける手段が思いつきません。過去の書き込みが少ないなって思いますけど、単に消しただけの可能性だってあり得るわけで、判断材料としては弱いですよね。まずは既に友達に存在する名前からの申請にあたるのかどうかをチェックするのが手堅いと思います。

ただPCなら楽に確認できるけど、スマホとか出先だと、ついつい承認しちゃいますよねえ。なりすまされた本人も「あれは偽物です」と宣言しないとならないし、Facebookに対してなりすましアカウントの申請も出さないといけない。とにかく大迷惑ですね。

というわけで

詐欺とまではいきませんが、ここまで手の込んだなりすましが横行するとなると、うかうか承認ボタンも押せませんよね。個人的には数日くらい承認が遅れたって死んだりすることはないので、その人が本物なのかどうか、ちゃんとチェックしてから承認するという癖を付けたいと思っています。

おお、こわ。

 

 

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。