さいたま市火災情報メールを受け取るようになって気がついたこと(誤報が多い原因)
さいたま市では、さいたま市火災情報メールというものを出しておりまして「あ、サイレンが鳴ってるからどこかで火事!?」という不安な気持ちをある程度解消できるようになっています。
さて、このメールを受け取るようになって気がついたことがあるのでまとめておきます。
誤報(非火災報というらしい)がとても多い
そうなんです。誤報とも言い切れないらしいのですが、専門用語でいうと「非火災報」というものがとても多いようなのです。メール上では「火災ではありませんでした」と記載されていますね。
神戸市のほうでレポートがあがっていたのですが、たき火やタバコの煙なんかを勘違いして通報してしまうことが、ままあるようです。同レポートによればなんと通報の26%、5年間で5,000件もあったそうです。
神戸市では毎年多くの誤報事案が発生しています。平成17年から平成21年の過去5年間の誤報出動件数は、計5,000件を超えます。
神戸市:生活安全情報 意外と多い!?誤報出動について
これは驚きですね。この誤報の内訳には、一般の方が通報したもの、警報器を通じて警備会社が通報したものなどが含まれるとか。
通報しすぎても困るけど、通報しなくても怖い
こういった問題って難しいですよね。誤報が多くても困るけど、じゃあ遠慮して本当に火事だったら…と思ってしまいます。また、「空焚きで済んだ」みたいな火災一歩手前の案件も非火災報に含まれるそうなので、一概に悪いこととも言えません。
ただ、実際に火災でない現場に多くの時間を割くことになっているのは事実です。救急車を呼び出し過ぎな事例とは異なると思うのですが、消防署の方々には感謝してもしきれないですね。
とはいいつつも、迷わず通報しよう
なお、火事だと思ったら自分で判断せず、まずは通報するのが第一だそうですので、もしもの時は迷わず119番をするのが正しい対応であるそうです。
参考リンク
>さいたま市火災情報メール
>非火災報 – Wikipedia
>神戸市:生活安全情報 意外と多い!?誤報出動について