松阪牛や近江牛の「原点」但馬牛の希少部位を豪快に食す店がある! 【あいたい兵庫】
あいたい兵庫さんに交通費程度の支援をしていただいて、兵庫を旅する企画「あいたい兵庫」。先日は竹田城跡の記事をアップしましたが、実は本分は「グルメ」であったりします。ちなみに今回旅した地域は、但馬。但馬といえば…もう但馬牛ですよね!
さて、豪快に食しましょうか!
但馬牛ってなによ?
最初におさらいしておきます。但馬牛とは、日本でも古くから食用とされてきたとても肉質の良い牛で、かの松阪牛や近江牛の「素牛」はこの但馬牛になります。
明治時代に牛肉を食べる文化が広まると、神戸ビーフとして注目されるようになった。神戸ビーフの名は、神戸の居留地に住む外国人たちが神戸で手に入れた牛が非常においしかったからとも、横浜などの居留地の外国人たちが生産量の多い関西方面から入手した牛が神戸を経由していたためとも言われているが、いずれの場合も但馬牛(たじまうし)とされる。
但馬牛(たじまうし)からとれる牛肉は資質・肉質が良いため、但馬牛(たじまうし)は松阪牛(三重県)や近江牛(滋賀県)の素牛となっている。また、前沢牛(岩手県)、仙台牛(宮城県)、飛騨牛(岐阜県)、佐賀牛(佐賀県)などのように、但馬牛の血統を入れることで牛の品種改良が行われていることも多い。
このように、但馬牛はとても由緒正しいというか、高級と思う牛の大部分がこの但馬牛をルーツにしているわけです。まさに原点!そのお肉は柔らかく、そしてなにより香りがいい!
そんな但馬牛を豪快な鉄板焼きにしてくれるお店があると聞いて、行ってまいりました。お店の名前は「グランド シェフ」。場所は和田山駅から徒歩15分ほど、タクシーならすぐの場所です。
グランド シェフのオーナーシェフである細見さんは、なんと過去北浦和に住んでいて原宿のステーキハウスで働いていたという、なんともご近所な感じの方。原宿やっていたイングランドスタイルのステーキハウス業務が楽しくなってしまい、大学もほうりだして本場へ修行に行き、そのまま欧州~北米で経験を積み、最終的にはこの地に帰ってきたのだとか。そして開いたのが、このグランド シェフです。
もともとコンテナでやっていたそうで、移転後の今もコンテナ風なたたずまいです。
サラダを食べていると、シェフ登場!
さすが海外経験が長いだけあって、巧みな話術に誘われてしまう、楽しいお店です。しかも各テーブルに鉄板があるというこだわりよう。焼きはエンターテイメントなわけですね。
見事な手さばきで絶妙に焼かれていく但馬牛。ハネシタという貴重な部位であります。
仕上げに…
素晴らしい香りのお肉が到着しました。
中は絶妙なピンク色。食べ放題のごはんは、なんとオーナー自らが手をかけて無農薬で栽培しているそうです。甘くてつやつやでおいしかった~。
ちなみに今回はランチでしたが、終日食べられるセットを選択。3000円前後でこの肉が食べられるなんて、都市圏では考えられません。肉で地産地消ができるなんて、なんと贅沢なんでしょうか。竹田城跡に登って疲れた体は、このお肉を食べて回復しましたよ…。
ということで、竹田城跡とセットで、オススメです!
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