実はポイントカードがそんなに好きじゃないって話

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ポイントカードってあるじゃないですか。スタンプ5個で300円引きみたいな。10,000円買ったら10%ポイント還元みたいな。あれ、実は苦手なんですよね。もちろん客商売的にはスタンダードなテクニックだとは思うのですが、なんかこう煮え切らないというか。

ということで、なんで苦手なのかまとめました。

なんで常連なのに微妙な気分を感じる必要があるのか

ポイントカードが好きになれなくなった原因はここにあります。そもそもポイントカードって、何度も来てくれる相手に対する還元の意味がはじまりだとは思うのですが、一方でポイントカードがあれば再訪問してくれるだろう的な用途が採用モチベーションになっているだろうことは、容易に想像がつきます。

その時問題となるのは、ポイントカード忘れた時・無くした時・所持してない時だと思うんですよ。

(以下は例えば、のケースです)

たとえば自分がずっと通っているようなお店があるとします。そのお店は単に好きだからポイントカードの有無など関係無しに通っていました。しかしある日、ポイントカードがはじまりました。スタンプを10個ためると、割引になるそうです。ああそうなんですかと言って、僕はポイントカードをもらいました。

次にそのお店を訪問した時のことです。僕は来店してからポイントカードを忘れていることに気がつきました。この瞬間から、なんだか気分が晴れないんですよ。おかしい、いままで好きで通っていて、嫌な想いなど1度もしたことがないお店なのに、ポイントカードを忘れただけでこんなに煮え切らない気持ちになるなんて。いや、もちろん悪いのは僕です。ポイントカードを忘れたから悪いんです。でもね、お店で気分良く買い物する/ご飯を食べるのに、ポイントカードの準備が必要ってなんかズレてないですかねえ。

そんな煮え切らない気持ちが煮え切ってしまう瞬間は、お会計の時に訪れました。

店「ポイントカードをお持ちですか?」
僕「忘れました」
店「お忘れになったときはポイント付けられないんですよー」
僕「えっ…そんな…」

何度もいいますが、いままでこのお店で残念になったことなど1度もありません。接客もいいし、雰囲気もいい。だから何度も通ってます。

ところが今日、お店がサービスとして提供しているポイントカードを忘れたら、はじめて嫌な思いをしました。嫌というか、複雑というか。これ、本当にサービスなのかな。

ポイントカードなどもらわなければいい

結局ですよ。Tポイントカードの「持っていますか毎回聞かれて不愉快」的な問題も根底は同じだと思うんですが、ポイントカードって持っていた時のお得感よりも、持っていなかった時の絶望感・がっかり感・うざい感のほうが多い気がするんですよ。もっと掘ってしまえば、ポイントカードのあるなしでお店を選ぼうとしてしまう自分が嫌だ。僕はポイントカードのためにこのお店を選んだわけじゃ無いんだ!と声を大にして言いたい。僕が欲しいのは「いつもありがとうございます」の一声だけなのに。

だからポイントカードなんて、もらわなければいいんです。そうすれば財布も膨らみません。会計時になってわたわたとカードを探す必要もないんです。ビックカメラみたいにポイント値引きがあるケースはとても微妙ですが、基本的には現金値引きで交渉したほうが幸せですよね。とにかく、ポイントカードなどというもので、そのお店に対する嫌な気持ちが発生するのがほんとうに苦痛。お店側が「ポイントカードはもってくるものでしょ」という前提のもとに設計しているのも嫌だ。

もうさ、やめようよポイントカード。名前と電話番号下4桁とか言ったら勝手に加算しといてよ。もしくはなんかうまく電子化してよ(スマポとかありますが、あれはあれで加盟店かどうか気にするのが面倒な印象です)。こっちが管理するんじゃ無くて、そっちで管理してよ。物理的なカード増やさないでよ。嫌な思いをするフックを増やさないでよ…。

ということで、これからは脱ポイントカードを進めていきたいと思っています。残っても4〜5枚になるんじゃないかな。もちろんポイントカードを否定するわけではありません。むしろネットのお買い物で付与されるポイントなどは肯定派。カードを忘れたとか、そういうのが発生すると嫌だってだけ。

さあ、明日から財布を薄くしよう。ポイントカードでふくれあがった財布はもうまっぴら…ですよね?