先端まで、かるーく切れる!数百円で買える次世代はさみ「フィットカットカーブ」
はさみなんて、もはや完成された文房具で、進化のしようがない…そう考えていた時期が僕にもありました。主に先月まで。
そう、はさみは着々と進化をつづけていたのです。そうして生み出されたのが、昨年のベストセラー「フィットカットカーブ」なのです!
こいつがまた…すごい はさみ なんですよ。ということで、どうすごいのかご紹介。
ベストセラーは伊達じゃない
このはさみとの出会いは、たまたま年末の文房具特集で見かけたこと。その日のうちにロフト大宮店で購入して試してみたのが、今回のレポートとなります。
こちらがパッケージ。今回は50万回切れ味が続くという、チタンコートを購入しました。キャップがついているのが好印象です。他にもテープのりがつきにくいフッ素コートタイプもありましたよ。
実は最初ロフトにいったとき、このはさみが見当たらなかったんです。「すごいといっても、まだマイナーな商品なのかな」と思って帰ろうとしたその瞬間、僕の目に飛び込んできたのは、このハサミだけを売るためのコーナー(笑)。そこには「2012年のベストセラー」とも書いてあり、このはさみが想像以上に評価され売れているということがわかりました。この時点で、どんな使い具合なのか気になってたまりません。速攻で購入して、家で試してみることとなりました。
してこちらがフィットカットカーブその製品。ちなみに撮影のため、右手用の商品ですが左手で持っています。気にしないでね。
一見なんの変哲も無いはさみなのですが、秘密は開いた時の刃の形にありました。
こちら少し開いてみたところ。わかりますか?刃に微妙なカーブがかかっているんですよ。これはベルヌーイカーブと呼ばれているなめらかな形状で、このカーブにより、刃の先端まで一定の角度で刃が開くため、根本でも先端でも変わらない切れ味を実現したのだとか。
公式サイトの説明によればこんな感じだそうだ。
でもこの発明は素晴らしい。だって、本当に先端までサクッときれるんだもの。いままでの普通のはさみって、根本のほうが切れるから、一回の作業でスパッと切るのが難しかったですよね。しかも下手すると先端に行ったらまがっちゃったりして。でもフィットカットカーブは、まっすぐ、サクッと着れるんですよ。刃が閉じきるまで入れる力も変わらない。くにゃっとなって、切れなかった(表現微妙ですが、伝わりますか?)ということが、いまのところありません。グリップもよくできていて、手のひらが汗をかいてきても滑りにくい低反発の素材となっています。妻も「これは切りやすい」と太鼓判でした。
で、そうなってくるとなにが便利かって、ダンボールを処分するときですよ。Amazon依存な我が家では、1カ月でAmazonのダンボールががんがん溜まってきます。そんなとき、捨てやすいようにカットしたいことがあるんですよ。今までは面倒であきらめていたんですが、このはさみがあれば楽ちんです。
本当にそんなに切れるの?って方は、こちらの動画を見てください。動画は長いので、0:47 から15秒くらい見れば十分です。
いやー良く切れてます。気になる価格も数百円レベル。これはコストパフォーマンスいいだろー!
ということで、とくに紙以外を切ることが多い方には強くオススメしたい!
この美しいカーブで、切って切って、切りまくってくださいな!