Googleの検索結果上位に出てきたAmazonへのリンクに、誰かのアフィリエイトコードがついていることがある
なんか不気味だったのでエントリー。Googleで書名検索をしたとき、1位にAmazonがくることはそう珍しい事では無いと思うのですが、そのリンクにアフィリエイトコードがついているとしたら、どうでしょうか。これってどういうこと?
あまりにも気持ち悪かったので、深入りしない程度にさらっとご紹介。
Amazonのアフィリエイトコードについて確認しておこう
まずタグについて簡単に確認しておきます。Amazonは、アフィリエイトリンクを生成するとかならず個人のIDが付きます。それが日本なら、[ID]-22 という形になるのが決まりです。
ID-22の謎 まず最初の質問は、いつも見かける「ID-22」の22は全てのIDについているのか?というものです。これに対するAmazonの回答は、「全てのamazon.co.jpアソシエイトIDについている」でした。 全てのco.jpということは、日本だけなのか?という疑問につながるかと思いますが、どうやらこれはその通りのようで、日本は “22″ なのに対しアメリカ(.com)では “20″ 、ヨーロッパでは “21″ になるそうです。Amazon曰く、その末尾の数字によりどのAmazonファミリーと契約をしているのかが分かる、とのことです
さらにさらに、この個人のID入りのURLは、申請したサイト意外には貼り付けることができません。それに準拠する形かどうかはわかりませんが、というか当然ながら、Googleなど検索結果でAmazonのリンクが出てくる場合、このIDはリンクに挿入されることはない、はずでした。
誰かのIDが検索結果のURLに含まれている、この事実
ところが。
>騙されてはいけない 広告コピーカタログ – Google 検索
↑この検索結果のURLに入っていたんです。IDが。drosci-22という謎の誰かのIDが!こんなことはありえないはずなのに。可能性としては、Googleが所有しているアフィリエイトIDということはあるかもしれません。しかしこれが個人のものだとしたら…いったいどれだけ稼いでいるアカウントになるのでしょうか。
ちなみにIDで検索してみたところ、けっこう出てきました。なんだこれ…。
いったい誰のIDで、なぜGoogleの検索結果に含まれているのかはわかりませんでした。これはAmazonに問い合わせてみます。
ということで、なんだか気持ち悪かったので記事にしてみました。真相をご存じの方、もしよろしければ教えてください。
(2013/01/31追記)1月31日18時現在で、上記ID込みのURLが修正されてしまいました。これはAmazonに問い合わせたからかもしれません。問い合わせの結果などは後日改めて記事化します。(追記ここまで)
余談
完全に余談ですが、検索していた雑誌は、マーケティングの本として読むと面白いですよ。これについてはまた改めて。