Googleの検索結果上位に出てきたAmazonへのリンクに、誰かのアフィリエイトコードがついていることがある

2013/01/30Googleネタの記事,Webに関するもの,アフィリエイトに関する記事amazon,Google,ID,web,アフィリエイト

なんか不気味だったのでエントリー。Googleで書名検索をしたとき、1位にAmazonがくることはそう珍しい事では無いと思うのですが、そのリンクにアフィリエイトコードがついているとしたら、どうでしょうか。これってどういうこと?

あまりにも気持ち悪かったので、深入りしない程度にさらっとご紹介。

 

Amazonのアフィリエイトコードについて確認しておこう

まずタグについて簡単に確認しておきます。Amazonは、アフィリエイトリンクを生成するとかならず個人のIDが付きます。それが日本なら、[ID]-22 という形になるのが決まりです。

 

ID-22の謎 まず最初の質問は、いつも見かける「ID-22」の22は全てのIDについているのか?というものです。これに対するAmazonの回答は、「全てのamazon.co.jpアソシエイトIDについている」でした。 全てのco.jpということは、日本だけなのか?という疑問につながるかと思いますが、どうやらこれはその通りのようで、日本は “22″ なのに対しアメリカ(.com)では “20″ 、ヨーロッパでは “21″ になるそうです。Amazon曰く、その末尾の数字によりどのAmazonファミリーと契約をしているのかが分かる、とのことです

AmazonアソシエイトIDの謎 | エアロプレイン – 雑学ブログメディア

 

さらにさらに、この個人のID入りのURLは、申請したサイト意外には貼り付けることができません。それに準拠する形かどうかはわかりませんが、というか当然ながら、Googleなど検索結果でAmazonのリンクが出てくる場合、このIDはリンクに挿入されることはない、はずでした。

 

誰かのIDが検索結果のURLに含まれている、この事実

ところが。

2013-01-30_1129

騙されてはいけない 広告コピーカタログ – Google 検索

↑この検索結果のURLに入っていたんです。IDが。drosci-22という謎の誰かのIDが!こんなことはありえないはずなのに。可能性としては、Googleが所有しているアフィリエイトIDということはあるかもしれません。しかしこれが個人のものだとしたら…いったいどれだけ稼いでいるアカウントになるのでしょうか。

ちなみにIDで検索してみたところ、けっこう出てきました。なんだこれ…。

drosci-22 – Google 検索

いったい誰のIDで、なぜGoogleの検索結果に含まれているのかはわかりませんでした。これはAmazonに問い合わせてみます。

ということで、なんだか気持ち悪かったので記事にしてみました。真相をご存じの方、もしよろしければ教えてください。

(2013/01/31追記)1月31日18時現在で、上記ID込みのURLが修正されてしまいました。これはAmazonに問い合わせたからかもしれません。問い合わせの結果などは後日改めて記事化します。(追記ここまで)

 

余談

完全に余談ですが、検索していた雑誌は、マーケティングの本として読むと面白いですよ。これについてはまた改めて。

騙されてはいけない 広告コピーカタログ (晋遊舎ムック)
486391704X