【余市蒸留所】念願のキルン塔の中はあまりにも神々しかった #余市
余市蒸溜所でのマイウイスキーづくりなブロガーイベントを集中レポート中。ついに…夢だったキルン塔に登る時がきたのです。
キルン塔に向かう面々。さあ、ついに行きますよ!
キルン塔ってなに?
最初にキルン塔についておさらいしておきます。こんなの、ウイスキー好きな人でも知らなかったりしますからね。
キルンとはkilnと書きますが、意味としては「かま」や「炉」のことです。とくにレンガを焼いたり、ホップを乾燥させたりするもののことを特別に指すことが多いようですね。で、そんなキルンになぜ「塔」がついているかというと、外見がこんなだからです。
塔っぽいでしょ?
さっそく中に行こう
さて、今回はその内部に潜入するわけです。内部は釜部分と乾燥部屋部分にわかれておりますが、まずは釜部分に。
早くも溢れる煙。そう、ピートを炊くと出るこの煙こそモルトの味の奥深さの一端となるのです。
はい視界低下中。
で、こいつがピートです。固めてありますが、これがまた軽い。乾燥したドロだから軽いのは当然だと思いますが、おそらく写真を見ているみなさまが「こんなもんだろ」と想像するのより30%くらいさらに軽いです。
そんなピートを火にくべます。燃えます。煙ります。
視界低下の中、釜を激写する参加者達。ちなみに当然暑いです。
さて、そんな釜部分の見学を終えたなら!行こうぜ!乾燥部屋!
神々しくて泣きそうになったよ乾燥部屋
乾燥部屋はとても狭いとのことで、いくつかのグループに別れて潜入します。
とても細くて急な階段を上り、靴を履き替え、さらに小さめの窓ほどしかない入り口を抜けると…そこには…
ついに来た…キルン塔の内部に…ついに来た。なお、こちらの部屋は見学棟なので、麦も実際に蒸溜されるものではありません。しかし!逆に言えば好きに触ったりしてもいいということです。
わははー。乾燥された麦が大量に。
こうやって麦は乾燥していくわけです。
下から先ほどのピートを炊いたことによる煙が上がってきています。床は網になっているので、煙がもくもくと上がってくるわけです。
トンボでならしますw グラウンド整備みたい。
ふと誰かが「頭上が…」と口走ります。おおそうだ、キルン塔まで来たのに上を見ていなかった…と思った瞬間。
えーなにこれ…
このキルン塔は蒸溜所ができて以来のものであるため、かなり古いそう。ということで、天気の良い日にはこのように…
太陽からのギフトというか、レーザービームがおがめます。なんだよこれ、良すぎるじゃないか。
ピートの香りがする部屋で、こんな神々しい景色をみたら泣いちゃうよ。
キルン塔に入れただけでもラッキーなのにこの景色だもんなあ。本当に来て良かった。
薄暗く、しかし素晴らしかったキルン塔の外へ出ると、まぶしい太陽がキルン塔をこれでもかと照らしていました。
最初のゾーンでここまでテンションあがってしまって、この先僕は耐えられるのだろうかw
(つづく)
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