韓国の激ウマ家庭料理「鶏鍋」の食べられる「丸鶏 もと家 赤羽総本店」
ネタフルのコグレさんから、赤羽に面白いお店がオープンすると聞いて、プレオープンに誘っていただきました!そのお店の名前は、「丸鶏 もと家」。なんとも珍しい、韓国鶏鍋を出す店とのことです。
というか、「韓国鶏鍋」ってなんだ!?
韓国の鶏鍋はとてもリッチな家庭の味
さっそく鶏鍋の説明を…する前に、まずはマッコリで乾杯です。
このマッコリを
やかんに注ぎ直して提供されるのですが…うまい、このマッコリ、うまい!なんだこれ!微発泡系のなめらかな味わい。確か名前は「釜山マッコリ」だったかな?
店主いわく「日本にはほとんど入ってきていない」とのこと。実は以前「ぐぅ」でマッコリにはまって以来、あの虎マッコリを個人的に購入しては飲んでいたのですが、これはそれに匹敵するか凌ぐくらいのうまさ…するすると気がつけばはやくも2本目!みたいな状態です。ぐびぐび。
で、はやくもほろ酔いになりかけなところで主役の登場です。そう、鶏鍋です!
ずーん!
じゃじゃーん!
すでに完成された状態で提供され、コンロで暖めてホクホクの鶏をいただきます。このとりが、ホロホロで、箸でもう崩れてしまうくらいの食感なのです。そして濃厚なスープ!まさに鶏、鶏、トリ!TORI!と鶏の旨味が攻めてくるわけですが、ここにアクセントを加えるのが、なんと驚きの「マスタード」。
あの黄色いマスタードを小皿でスープにといて、鶏とネギをかっ食らうと… おおおっ???
これは食べたことの無い、しかし、うまい、なんだ、なんだこれ、不思議!
マスタードのつーんとした感じが、絶妙に濃厚な鶏の味と合わさって、味が引き立つというか…想像を超えたおいしいスープが生まれるのです。面白いな。他にも酢や塩などがあり、好みの味を作って食べます。が、僕はあえてシンプルそのままの鶏鍋か、マスタード+酢を少しだけという食べ方を推したい!あれはうまい!
そして次に現れましたは、ゆずすこ。オーナーのウォンさんゆかりの福岡から取り寄せているそうですが、これがまた素晴らしいうまさ。なんでもアジアのほうでバカうれしているそうですよ。ゆず胡椒の液体版だと想像してもらえればいいですかねえ。これもあう、合うんです。そして知らぬうちにマッコリが消化されていきます…。
さて、シメです!まずは韓国モチ(丸餅?)を卵でとじたおじやです!シメといっても、ちゃんと料理として別の鍋で作ってきてくれますから、鶏鍋のスープを飲み尽くしても問題なし!ふわっとろでこれが満腹でも食えてしまう。
さらに出ました、乾麺です。今回のプレオープンですが、このシメの麺を乾麺にするか生麺にするか判定するという、大変重要な役目も我々にはあるのです。
これが、やっぱり乾麺なんですよ。スープをすってとんでもない味を出す乾麺。いやー乾麺がここまでうまいなんて、サッポロ一番で感じて以来です。とにかく、もう「うまい」としか言えないのです。ちなみにうますぎておかわりしました。
はい、こちらは雑炊。頼んで出してもらいました。
ちなみに生麺も試しましたが…うん、乾麺だ、乾麺のが圧倒的にいい!
ということで、鶏鍋という未知の食べ物をみっちり2時間食べさせていただきました。いいね、アジアの未知なる食べ物はとてもいい。
ウォンさん熱く語る
ここでウォンさんの登場です。
博多のほうで何店も成功させているやりてのオーナーです!コグレさんとはアメリカで偶然出会ったとのこと。
なんでも韓国では、「丸鶏たべにいくかー!」というレベルで親しまれている食べ物で、鍋を持ってお店に行き、鶏鍋を入れてもらって持ち帰ったりすることもあるのだとか。
またウォンさんが面白くてねえ。ちゃんと食べる人の顔を見て、料理を作るタイプの人です。メニューはこれから色々と試行錯誤する部分があるそうですが、鶏鍋だけは絶対にブレないとか!それだけ自信のある鶏鍋なのです。でもね、これほんと一度食べてみて欲しいです。ホロホロの鶏、たまりません。
ちなみに鶏鍋の小で2600円、大で3000円。まあ間違いなく大で楽しむのがよいでしょう!
ということで1月17日にオープンしてまだ1カ月ほど。これは人気出るだろうなあ。
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