購入してからも「成長し続ける」カーナビ、「CAR NAVITIME」
(AMNさんとナビタイムさんとの共同企画にて記事を作成しております)
カーナビゲーション界の常識を覆す、全く新しいカーナビ…それがナビタイム社から発売された通信機能付きリアルタイム情報ナビ「CAR NAVITIME」です。どのあたりが常識外なのか!?それは、今までどのカーナビも成し得なかった「リアルタイムなWeb情報との完全リンク」を実現しているからに他なりません。そこで今日は、元カーナビ販売員であった僕が、ナビタイムさんからお借りしたこの「CAR NAVITIME」をチェックしてみたいと思います。
まずは基本的な性能をおさらい
最初に断言しますと、ここ数年のカーナビの機能に、そこまでの大差はありません。しかし「神は細部に宿る」とは良く申しましたもので、ほんのわずかな部分の作り込みが、カーナビの評価を左右すると言っても過言ではないのです。
では「CAR NAVITIME」の場合はどうでしょうか?
スタンドの素晴らしい性能
例えば「CAR NAVITIME」の特徴の一つに、取り外しの簡単さがあります。家や屋外での利用ができることも便利ですが、多くの家庭にとっては、複数の自動車でナビを共有できることがメリットになるでしょう。
例えばこれは「CAR NAVITIME」の設置例ですが、写真を見てもらってわかるように、本体と自動車をつなぐケーブルは電源を取るための1本のみ。そして本体を自動車に設置するスタンドも、ほんのワンタッチで固定できてしまうのです。このスタンドは本当にできがよくて、お手軽な割にかなりの力で固定される優れもの。こちらの映像を見ていただければ、その特徴はご理解いただけるのでは無いでしょうか。
なかなかの固定力ですよね。これだけの力がかかっても大丈夫であれば、走行中にナビが外れてしまった!なんて心配は少ないのではないでしょうか。スタンド型ナビって、意外とそこが盲点だったりするんですよ…。
ナビの基本的な機能は標準的
「CAR NAVITIME」は見ての通り簡易設置型のナビですから、その基本性能を心配される方もいることでしょう。しかしその心配はご無用。基本的な性能は一般的な固定型のナビと遜色有りません。以下は目的地設定〜案内のデモを録画した映像です。
メニューをタッチしていけば、おそらく説明書を読まなくても目的地設定から案内開始まで悩むこと無く操作することが出来るはずです。タッチパネルナビのいいところは、リモコンの電池が切れ、ナビが操作できなくなった…という悲劇が起きないところですね。また、タッチ操作時に画面の角度が変わってしまう!という悲劇もよく発生しますが、前述のとおりスタンドがかなりガッチリささえてくれていますので、その問題もクリアできている印象を受けました。
選択する道順に関しては、スタンダードよりも少しだけ慎重なように思えました。これは後述しますが、おそらくリアルタイム情報を加味したルートであるからではないか、と思っています。ちなみに道順の提案例が以下になります。
写真はそれぞれ推奨、有料優先、一般優先、距離優先それぞれの道順と走行時間予測などです。たまたま推奨と有料優先の道がまったく同じになってしまいましたが、常にこうなるわけではないようですね。
案内に関してですが、画面が小型という事もあってか、音声案内がかなり念入りに繰り返しの指示を出してくれます。僕は音声案内が手厚いナビが好みですので、この点についてはとても好印象でした。動画ではデモの案内を録画していますが、実際の運転時には、リアルタイム渋滞情報などを加味した案内をしてくれます。またリルートもしっかり対応してくれますので、万が一音声案内を聞き逃したり、交差点を曲がり間違えたりしたときでも安心です。
ただし、簡易型ナビの宿命ではありますが、自車位置をGPSでしか補足していませんから、トンネルや高架下では若干自車位置がずれることがあるようです。しかしGPS信号を受信すればすぐにリカバリーしますので、そこまで大きな問題にはならないでしょう。これは「CAR NAVITIME」に限ったことではありませんが、念のため。
と、ここまでの様子では「普通の簡易型ナビ」とあまり機能に差が無いように思えてしまうかもしれません。確かに表面上はそう見えてしまうかもしれませんが、「CAR NAVITIME」には他のナビには無い強力すぎる特徴が備わっています。それが「通信機能によるリアルタイム情報の取得」であります。
快適すぎるリアルタイム情報
ここでいうリアルタイム情報とは、いわゆる渋滞情報であるVICSではなく、ナビタイムの誇る独自のプローブ情報、駐車場満空情報、天気情報に加え、Web上から取得してくるグルメクチコミ情報やガソリンスタンド料金情報です。中でも大都市圏で最高に便利なのが駐車場の満空情報。実は僕はこの機能を使いたいが為にずっと携帯版のNAVITIMEを利用していたわけですが、それがついにカーナビで使えるようになったのか…と感慨深いものがありました。
空いている駐車場を近い順に探すことが出来、これが大変便利なのです。
さらに「CAR NAVITIME」っぽい仕様だな、と感じたのが、店舗情報です。実は、「CAR NAVITIME」の本体に入っているのは地図情報と住所情報だけ。その上に乗る個別の店舗情報は通信によって取得しているのです。これはつまり、角のガソリンスタンドが突如としてコンビニになったとしても、「CAR NAVITIME」のサーバの情報さえ書き換われば、すぐにその変化に対応できるということなのです。通常であれば地図の書き換えでしか対応できない更新も、即座に対応可能なのは通信ナビならではですね。通信時の更新によって、カーナビの機能自体も強化していくことができるそうです。
PCやスマートフォンとの連動もばっちり
他にも幅広いサービスを提供し続けているNAVITIMEだからこそできるのが、PCやスマートフォン向けサービスとのID共通化です。同じIDでログインすることにより、端末が異なっていても同じ履歴情報を参照することが出来るのです。PCで目的地を登録しておき、「CAR NAVITIME」でそれを利用する。そんな便利な使い方も可能なのです。
このように、「CAR NAVITIME」は今までのカーナビではあり得なかった「ちょっとだけ未来の機能」が採用された、新しいカーナビといえます。強力な通信機能を中心に、地図の更新だけでなく、Web情報との連動や、カーナビ機能自体の強化も行えるのはあまりにも魅力的。そう、「CAR NAVITIME」は常に成長し続けるカーナビなのです。
いままでのカーナビの流れとは、まったく異なる視点で開発された「CAR NAVITIME」は、僕たちに新しいドライブライフを体験させてくれるのかもしれません。
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