未知の加速…TESLA Roadster Sport でEV車体験
エコ…それは自動車を「つまらなくした」悪魔のような言葉だと思っていました。エコの観点から生まれた電気自動車(EV)の最高峰、TESLAに乗るまでは…。
エリーゼのようにTESLA
TESLAとはテスラモーターズのことで、バッテリー式の電気自動車を専門に開発・販売している会社です。なお、冒頭に出てきたEVとはElectric Vehicle、すなわち電気自動車のことです。
今回乗せていただいたのはスポーツグレードのRoadster Sport というモデルなのですが、これ、実は個人的にずっと注目していた車でもあります。それはなぜなら…
僕が「死ぬまでに買って乗りたい車」ぶっちぎりナンバーワンでもあるロータスエリーゼのフレームをベースに開発された車だからです。
もう形を見ただけで惚れる。
話によれば「ロータスエリーゼの部品は全体の6%程度」とのことですが、ボディ設計のデザイナーがやはりこれもロータス関係者であるなど、強い関係があるだけあってちょっと見た目も似てきています。
ということでもったいぶりましたが、以下は写真や動画でTESLA Roadster Sport をお楽しみください。
フレームだけでもオリジナル性が強すぎてロータスエリーゼに見える。
これがまさかエコカーとは誰も思うまい。
最長航続394Km、0-100 3.7秒(時速100キロに達するまで3.7秒)、排気ガスゼロ。0-100に関しては市販車最強レベルです。
TESLAのロゴは頭文字の T をあしらったもの。ホイールなどもオリジナルですね。そこかしこにデザイン的にカーボンパネルが使われています。
ふつうにコンセントから充電。気になる充電スタンドですが、これから何カ所かにできていくらしいです。もちろんコスト的に日産リーフなんかと共通の場所に出来る可能性が高いよう。そりゃそうだ。
同乗試乗の旅へ
ということで、プロドライバーが運転するTESLAで試乗の旅に出ます。なぜドライバーが付いているかといえば、まずはテスラの力を感じて欲しいからに他ならないでしょう。なんせEVはエンジンの普通車よりも速いですからね…。
とにかく「すげえ」「はええええええ」「不思議ぃぃぃぃ」「こんなのはじめてぇぇぇえええ」につきます。この加速感はちょっと普通の車では体験できないわ。
TESLAの特徴はドライバーさんに色々教えてもらったので、簡単にまとめておきます。
- エンジンスタートするとウェルカムサウンドが鳴る
- 回生ブレーキがエンジンブレーキの役割を果たす
- トルクは40.7Nm
- 電池寿命は7年くらい
- フレームは接着剤ではりつけており、しなりなどが良い感じで生まれる
- トラクションコントローラーがついているので初心者でも安心
- →スタート時にアクセルを踏みすぎてどっかん、ということが防がれる
- 純然たるスポーツカーである。近年まれに見るほど。
とにかくこれは車好きであれば絶対に乗ってみるべき。エコだとかなんだってのは正直僕もあんまり好きではないし、エンジン音がない車なんて…と思っていたけど、この体験はちょっと驚くから。笑っちゃうよ。ニヤニヤしちゃう。同乗試乗はサインとか難しいことをしなくても体験できるので、ぜひショールームまで立ち寄ってみてください。世界中でも無料で体験できるのは日本だけ、らしいですよ。(念のために問い合わせをしてからおうかがいするのがベストです)
ちなみにショールームはオープンな感じで、ふらっと通った人が何人も立ち寄って車を見ていましたよ。値段こそまだまだ高めではありますが、EVは一般的になるものなんだよ、という強い意志を感じた気がしますね。ちなみに月10万円弱でリースもあるようですよ。驚きの安さ。
エコや騒音の苦情が出ないとしたら、スポーツカーって最強じゃないですか?
悪いこと言わないから、1度体験してみなって。「車はつまらない」なんて言葉を忘れる体験が約束されてますよ。
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誘ってくれた田口さんに感謝!
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