比叡山横断!叡山電車、ロープウエー、坂本ケーブル、バスなどを乗り継ぎ琵琶湖から京都へ #比叡山への旅
比叡山振興会議よりご招待いただいたブロガーツアー。今回は比叡山の方に教えてもらった、比叡山横断チケットを使い、様々な乗り物を乗り継いで比叡山を横断する旅をご紹介します!
これは乗り物好き、絶景好きにはたまらないプランかもしれません。
なんで比叡山横断が京都から琵琶湖じゃないの?
さて、今回の記事の大きなポイントのひとつは「琵琶湖側から京都側へ抜ける」ところです。普通に考えたら、いくら横断ができるといっても、京都側から琵琶湖側へ抜ける方がなんとなく一般的な気がします。実際、その方向が多いのかもしれません。
しかし僕は実際にこのルートを試してみた上で、この琵琶湖から京都へ戻るパターンのルートを強く、強くオススメしたいところ。その理由は、きっと記事を読み進めてもらえばわかるはずです。
こちら横断の概略地図。だいたい直線距離だと12キロくらいになるみたいです。
概要としては、
比叡山坂本駅か坂本駅をスタート
↓(徒歩15分)
ケーブル坂本駅
↓(ケーブルカー11分)
ケーブル延暦寺駅
↓(徒歩10分)
バス亭東塔
↓(バス10分)
ガーデンミュージアム比叡
↓(ガーデンミュージアム内横断、最短で10分)
ロープ比叡山頂
↓(ロープウェイ3分)
ロープ比叡駅
↓(徒歩2分)
ケーブル比叡駅
↓(ケーブルカー9分)
ケーブル八瀬駅
↓(徒歩5分)
八瀬比叡山口駅
↓(鉄道13分)
出町柳駅でゴール
このような感じです。このルートを途中寄り道しながら攻略します。
坂本駅からケーブル坂本、ケーブル延暦寺駅へ
坂本ケーブルの「ケーブル坂本」駅へは、日吉大社の参道を歩きます。
途中には延暦寺御用達なそばの名店「鶴喜そば」。今回は時間の関係でパスしました。
日吉大社。実は紅葉と桜の隠れた名所だそう。確かに参道両脇にはたくさんの木がありまして、雰囲気が良かったです。
豆知識ですが、比叡山延暦寺の社務所は日吉大社の脇にあるそうです。確かに地上にあったほうが便利。
さて、そうこうしていると坂本ケーブルの駅に到着。こちらの駅、建物が有形文化財というなかなかに歴史があります。
ちょっと面白かったのは、通勤/通学定期の設定があったこと。これってようは延暦寺への通勤や、延暦寺側からの通学に使われているってことですよね。観光目的とおもいきや、生活線にもなっているのは、この地ならではな感じです。
ケーブルカーは途中駅があり、降りる人がいるときのみ止まります。
やはりすれ違いでした。右側に避けるってのは船みたいで不思議です。
11分ほどでケーブル延暦寺駅に到着しました。11分は長いな…と思った方はさすがです。この坂本ケーブルの運行距離2.0kmは日本一の長さなのです。
延暦寺のシャトルバスを使ってガーデンミュージアム比叡へ
ケーブル延暦寺駅もまた、雰囲気の良い駅です。近畿の駅100選に選ばれたとか。
と思っていたら、野生のヤマガラがそこらじゅうの手に乗ったピーナッツを取りに来ていました。なおピーナッツは無料で配られています。
こちらが東堂のバス停。比叡山のシャトルバスに乗ることが出来ます。
今回は横断のためこちらでガーデンミュージアム比叡まで行きますが、時間に余裕があればここで東堂〜西塔〜横川の比叡山延暦寺3地区を見て回るのも良いかと思います。
東堂からは10分ほどでガーデンミュージアム比叡に到着です!
ガーデンミュージアム比叡からロープウェイとケーブルカーで下山
こちらガーデンミュージアム比叡。元々は遊園地だったものをガーデンミュージアムに改装したのだとか。中は花公園になっていて大変に美しい。
展望台からは大変素晴らしい眺め。さらにもっと眺めの良い、建物のほうの展望台は比叡山で最も高いこともあって、東西に最高の眺望が得られます。
ガーデンミュージアム比叡は本当に美しい園内と眺めが共存していて、心地よいです。なにより花のコンディションがすごく良くて、園内のスタッフががんばってるんだろうなあと思わされました。
さて、ガーデンミュージアム比叡の反対側はそのままロープウェイ乗り場になっています。
と、ここまで来ると、なぜ僕のオススメが琵琶湖側から登って、京都側へ降りるルートだったか、わかった方もいるのでは。
そう、このルートは東から西に抜けるルートであるため、夕方ごろ終盤にさしかかると…見事な夕焼けを見ることができるんですよ。京都の街の向こう側に落ちる夕陽を、比叡山、ロープウェイやケーブルカーなどから眺めることが出来るんです。これは大変に美しい。
ロープウェイはたった3分…と聞いていましたが、この日は夕焼けに気を使ってくれたのか、もう少し時間がかかった気がします。気のせいかな?
ロープウェイを降りると目の前はケーブルカー乗り場。ここで忘れてはいけないのが、ケーブルカー乗り場の向こう側に展望台があるということです。
愛宕山?に落ちていく夕陽は本当にグッときます。
坂本ケーブルとの違いは、こちらは自動運転で無人だってことですかね。
とにかく急!と思ったら、なんとこのケーブルカー、始点と終点の標高差が日本一の561m!そりゃ急なはずですね。所要時間は9分。
ケーブルカーの終点から5分ほど下って橋を越えると、ゴールとなる八瀨駅です。
ちなみにこの八瀬駅の近くには、時折特別拝観が開催される瑠璃光院が存在します。今年は実施しているそうです。
こんな苔庭を見ることが出来ますよ。ただ夕陽を見てからだと閉まってますので、横断とは別に来るのが良いですね。
叡電に乗って出町柳へ。お疲れ様でした。
のりおのまとめ
まさか1日でこれだけの乗り物に乗れるとは思いませんでした。特にケーブルカー2種にロープウェイを乗り継ぐってのはなかなか胸熱です。ガーデンミュージアム比叡も大変に美しいですし、この横断ルートはもっと有名になってもいいな、と思いました。
そうそう、最後に大事なことを。この横断ルートをする際には、こちらの乗り放題切符「比叡山横断チケット」を買っておきましょう。
延暦寺の拝観料もセットになっていてお得です。発売場所は京阪線各駅か、大津線、もしくは京都総合観光案内所となっています。
比叡山横断関連リンク
比叡山への旅
今回は比叡山振興会議さんと、Linkトラベラーズとの企画で比叡山を訪れました。
ブロガーツアーに関する情報発信はハッシュタグ #比叡山への旅 にてなされるほか、各参加ブロガーのブログにてレポートがあがってきます。
なお本企画では、ツアー中における交通費・宿泊費および諸経費などにあてる日当が支払われております。また一部は今回のツアーのための特殊な体験となっている部分がございますので、ご注意ください(その部分は銘記されます)。
ブログに掲載される記事については各ブロガーに編集権があり、その内容についてはブロガーの自身の意思および主観によるものとなっております。
本ツアーによる記事には
このバナーが入っておりますので、ご確認ください。