比叡山横断!叡山電車、ロープウエー、坂本ケーブル、バスなどを乗り継ぎ琵琶湖から京都へ #比叡山への旅

2015/11/01京都府(寺社や桜・紅葉),庭、庭園、花の写真,自動車・鉄道など乗るものご招待,ケーブルカー,バス,ロープウェイ,京都,列車・鉄道,寺社,比叡,比叡山,琵琶湖

比叡ケーブルカー #比叡山への旅

比叡山振興会議よりご招待いただいたブロガーツアー。今回は比叡山の方に教えてもらった、比叡山横断チケットを使い、様々な乗り物を乗り継いで比叡山を横断する旅をご紹介します!

これは乗り物好き、絶景好きにはたまらないプランかもしれません。

hieizan_pr

なんで比叡山横断が京都から琵琶湖じゃないの?

さて、今回の記事の大きなポイントのひとつは「琵琶湖側から京都側へ抜ける」ところです。普通に考えたら、いくら横断ができるといっても、京都側から琵琶湖側へ抜ける方がなんとなく一般的な気がします。実際、その方向が多いのかもしれません。

しかし僕は実際にこのルートを試してみた上で、この琵琶湖から京都へ戻るパターンのルートを強く、強くオススメしたいところ。その理由は、きっと記事を読み進めてもらえばわかるはずです。

 

こちら横断の概略地図。だいたい直線距離だと12キロくらいになるみたいです。

概要としては、

比叡山坂本駅か坂本駅をスタート
↓(徒歩15分)
ケーブル坂本駅
↓(ケーブルカー11分)
ケーブル延暦寺駅
↓(徒歩10分)
バス亭東塔
↓(バス10分)
ガーデンミュージアム比叡
↓(ガーデンミュージアム内横断、最短で10分)
ロープ比叡山頂
↓(ロープウェイ3分)
ロープ比叡駅
↓(徒歩2分)
ケーブル比叡駅
↓(ケーブルカー9分)
ケーブル八瀬駅
↓(徒歩5分)
八瀬比叡山口駅
↓(鉄道13分)
出町柳駅でゴール

このような感じです。このルートを途中寄り道しながら攻略します。

 

坂本駅からケーブル坂本、ケーブル延暦寺駅へ

#比叡山への旅
こちら坂本駅。

 
#比叡山への旅
坂本ケーブルの「ケーブル坂本」駅へは、日吉大社の参道を歩きます。

#比叡山への旅
途中には延暦寺御用達なそばの名店「鶴喜そば」。今回は時間の関係でパスしました。

 

#比叡山への旅
日吉大社。実は紅葉と桜の隠れた名所だそう。確かに参道両脇にはたくさんの木がありまして、雰囲気が良かったです。

豆知識ですが、比叡山延暦寺の社務所は日吉大社の脇にあるそうです。確かに地上にあったほうが便利。

 

坂本ケーブル #比叡山への旅

坂本ケーブル #比叡山への旅
さて、そうこうしていると坂本ケーブルの駅に到着。こちらの駅、建物が有形文化財というなかなかに歴史があります。

坂本ケーブル #比叡山への旅
景観重要建造物。

坂本ケーブル #比叡山への旅
ケーブルカーはカラフルでかわいい感じ。

 

坂本ケーブル #比叡山への旅
ちょっと面白かったのは、通勤/通学定期の設定があったこと。これってようは延暦寺への通勤や、延暦寺側からの通学に使われているってことですよね。観光目的とおもいきや、生活線にもなっているのは、この地ならではな感じです。

 

坂本ケーブル #比叡山への旅
ケーブルカーは途中駅があり、降りる人がいるときのみ止まります。

坂本ケーブル #比叡山への旅
と、見えてきたのは…なんとなくすれ違うところっぽい。

坂本ケーブル #比叡山への旅

坂本ケーブル #比叡山への旅
やはりすれ違いでした。右側に避けるってのは船みたいで不思議です。

 

坂本ケーブル #比叡山への旅
11分ほどでケーブル延暦寺駅に到着しました。11分は長いな…と思った方はさすがです。この坂本ケーブルの運行距離2.0kmは日本一の長さなのです。

 

延暦寺のシャトルバスを使ってガーデンミュージアム比叡へ

坂本ケーブル #比叡山への旅
ケーブル延暦寺駅もまた、雰囲気の良い駅です。近畿の駅100選に選ばれたとか。

坂本ケーブル #比叡山への旅
駅前には展望台があり、琵琶湖を望む絶景が見られます。

坂本ケーブル #比叡山への旅
ところで駅前にはこの表示。えっ?

坂本ケーブル #比叡山への旅
と思っていたら、野生のヤマガラがそこらじゅうの手に乗ったピーナッツを取りに来ていました。なおピーナッツは無料で配られています。

 

坂本ケーブル #比叡山への旅
駅から比叡山の東堂へは緩い山道を徒歩10分。

比叡山延暦寺 東堂 #比叡山への旅
こちらが東堂のバス停。比叡山のシャトルバスに乗ることが出来ます。

比叡山延暦寺 東堂 #比叡山への旅
これがシャトルバス。

比叡山延暦寺 東堂 #比叡山への旅
雪が積もらない時期だけの運行ですのでご注意を。

今回は横断のためこちらでガーデンミュージアム比叡まで行きますが、時間に余裕があればここで東堂〜西塔〜横川の比叡山延暦寺3地区を見て回るのも良いかと思います。

東堂からは10分ほどでガーデンミュージアム比叡に到着です!

 

ガーデンミュージアム比叡からロープウェイとケーブルカーで下山

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅
こちらガーデンミュージアム比叡。元々は遊園地だったものをガーデンミュージアムに改装したのだとか。中は花公園になっていて大変に美しい。

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅
こちらも別途紹介予定です。今回はさらりと。

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅
展望台からは大変素晴らしい眺め。さらにもっと眺めの良い、建物のほうの展望台は比叡山で最も高いこともあって、東西に最高の眺望が得られます。

 

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅
ガーデンミュージアム比叡は本当に美しい園内と眺めが共存していて、心地よいです。なにより花のコンディションがすごく良くて、園内のスタッフががんばってるんだろうなあと思わされました。

 

比叡ロープウェイ #比叡山への旅
さて、ガーデンミュージアム比叡の反対側はそのままロープウェイ乗り場になっています。

と、ここまで来ると、なぜ僕のオススメが琵琶湖側から登って、京都側へ降りるルートだったか、わかった方もいるのでは。

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅
そう、このルートは東から西に抜けるルートであるため、夕方ごろ終盤にさしかかると…見事な夕焼けを見ることができるんですよ。京都の街の向こう側に落ちる夕陽を、比叡山、ロープウェイやケーブルカーなどから眺めることが出来るんです。これは大変に美しい。

ガーデンミュージアム比叡 #比叡山への旅

比叡ロープウェイ #比叡山への旅

比叡ロープウェイ #比叡山への旅
落ちていく…

比叡ロープウェイ #比叡山への旅
ロープウェイはたった3分…と聞いていましたが、この日は夕焼けに気を使ってくれたのか、もう少し時間がかかった気がします。気のせいかな?

 

比叡ロープウェイ #比叡山への旅

比叡ケーブルカー #比叡山への旅

ロープウェイを降りると目の前はケーブルカー乗り場。ここで忘れてはいけないのが、ケーブルカー乗り場の向こう側に展望台があるということです。

比叡ロープウェイ #比叡山への旅
これは絶対に逃しちゃダメです。

愛宕山?に落ちていく夕陽は本当にグッときます。

 

比叡ケーブルカー #比叡山への旅
夕陽を拝んだ後はケーブルカーで下山します。

坂本ケーブルとの違いは、こちらは自動運転で無人だってことですかね。

比叡ケーブルカー #比叡山への旅
とにかく急!と思ったら、なんとこのケーブルカー、始点と終点の標高差が日本一の561m!そりゃ急なはずですね。所要時間は9分。

 

叡山電車 八瀬駅 #比叡山への旅
ケーブルカーの終点から5分ほど下って橋を越えると、ゴールとなる八瀨駅です。

ちなみにこの八瀬駅の近くには、時折特別拝観が開催される瑠璃光院が存在します。今年は実施しているそうです。

Autumn Rurikouin 瑠璃光院

こんな苔庭を見ることが出来ますよ。ただ夕陽を見てからだと閉まってますので、横断とは別に来るのが良いですね。

 

叡山電車 八瀬駅 #比叡山への旅

叡電に乗って出町柳へ。お疲れ様でした。

 

のりおのまとめ

まさか1日でこれだけの乗り物に乗れるとは思いませんでした。特にケーブルカー2種にロープウェイを乗り継ぐってのはなかなか胸熱です。ガーデンミュージアム比叡も大変に美しいですし、この横断ルートはもっと有名になってもいいな、と思いました。

そうそう、最後に大事なことを。この横断ルートをする際には、こちらの乗り放題切符「比叡山横断チケット」を買っておきましょう

比叡山延暦寺 東堂 #比叡山への旅

延暦寺の拝観料もセットになっていてお得です。発売場所は京阪線各駅か、大津線、もしくは京都総合観光案内所となっています。

 

比叡山横断関連リンク

叡山電車 – 京都・洛北(比叡山、鞍馬、貴船)へ観光旅行

京福電気鉄道

ガーデンミュージアム比叡のホームページへようこそ

長さも、眺めも、日本一。坂本ケーブルで比叡山へ。

山と水と光の廻廊<比叡山・びわ湖>

 

比叡山への旅

今回は比叡山振興会議さんと、Linkトラベラーズとの企画で比叡山を訪れました。

ブロガーツアーに関する情報発信はハッシュタグ #比叡山への旅 にてなされるほか、各参加ブロガーのブログにてレポートがあがってきます。


なお本企画では、ツアー中における交通費・宿泊費および諸経費などにあてる日当が支払われております。また一部は今回のツアーのための特殊な体験となっている部分がございますので、ご注意ください(その部分は銘記されます)。

ブログに掲載される記事については各ブロガーに編集権があり、その内容についてはブロガーの自身の意思および主観によるものとなっております。

本ツアーによる記事には

hieizan_pr

このバナーが入っておりますので、ご確認ください。