【mixi】大型コミュニティ管理人をそろそろ助けて欲しい件

2011/07/15読み物communication, mixi

何度か別の場所では書いてきましたが、いちどブログでもまとめておこうと思い、記事にしてみました。基本的には「助けてよ」というスタンスです。長くてすみません。

mixiコミュニティ管理人の現状

突然ですが、最近のmixiにおけるコミュニティの現状をご存じでしょうか。参加者数千人を超えるような大規模なコミュニティでも特に「嗜好」が関係するもの、たとえば僕の管理する「サッカー」だとか、他の例で言えば「阪神」だとかに関するコミュニティなどは、おおむね「トピックは管理人しか作成できない」設定だったり、「参加には管理人の承認が必要」な設定だったりします。はっきり言って、これって参加者からしたら窮屈以上のなにものでもありませんよね。しかし管理人目線で言わせていただくなら、このような設定にせざるを得ないのです。

なぜなら、コミュニティの管理人に与えられた機能・権限は本当に「わずか」であり、はっきり言ってコミュニティを円滑に運営することに対して寄与するものであるようには思えないからです。

10万人のコミュニティでブロック可能は12名だけ

そう、管理人の足を引っ張る最大の要因は、このまったく効果するとは思えない管理向け機能の仕様に尽きます。コミュニティが何千、何万、何十万人にふくれあがったとしても、参加ブロックできるのはたった12名分だけしかないのです。

この仕様、少し考えればどうなるかわかりますよね。つまりmixiのコミュニティというのは、既存参加者からの「数の攻撃」にとにかく弱いわけです。10万人のうち20人が意思を持って荒らし始めたら、一瞬にして崩壊してもおかしくない仕組みになっているのです。たったの0.02%だけでダメなんですよ。こんなの普通に考えたらありえませんよね。

もちろんこの仕様に対して、改善を求める運動をコミュニティ管理人が行ったこともありました。しかし仕様は当初からほぼ変ること無く(正確にはブロック人数が6人から12人に「増えた」気もしますが)今日に至っています。

誰かに援助してもらう、もしくは譲渡することさえ難儀

こんなコミュニティにおいても、管理人に若干の救済処置は残されています。それが

  • 副管理人(最大2名)の指名
  • 管理人権限の譲渡

です。つまり2名までは同等の行為(コメント削除や強制コミュニティ追放など)が行える仲閒を増やすことができ、またあまりにも管理人業務が負担になるようであれば、誰かに管理人そのものを譲ることもできるのです。

しかしこの機能にも、ユーザライクに思えて実はそうでない仕様があるのです。それが「コミュニティ参加日数縛り」です。

mixiの副管理人を務めたり、管理人を引き受けてもらうには

  • コミュニティ参加期間がコミュニティ運営期間の3割を超えていること。

という厳しい決まりがあるのです。しかもこれは連続して参加している期間であるそうです。

なぜこのような仕様ができたかと言えば、それはコミュニティの管理人譲渡機能が出来た際、捨てアカウントのユーザが甘い言葉で管理人を引き受け、その後コミュニティを乗っ取るという事件が多発したからです。そのため、コミュニティに昔からいる、いわゆる「古参」でなければコミュニティ管理人を引き受けることが出来ないような仕様になったのです。

しかしこの仕様は、いま必要でしょうか?昔と違い、今はmixiの登録には携帯アドレスが必要など、捨てアカウントを発行しにくくなっています。また黎明期から存在するコミュニティは運営日数が2532日などになっており、この3割であるためには、コミュニティに2年半ほど前から連続して所属していなければならないのです。これは、今現在mixiのコミュニティを活発に使っている大多数の層とはマッチしていない印象があります。また携帯ユーザはコミュニティ管理機能がそもそも十分に使えませんので、やはり管理者になることはできないと理解した方が良いでしょう。

事実、僕は副管理人を設置しようと試みた数回において、このルールにより副管理人を設定することができませんでした。

ちなみに最悪の選択としてはコミュニティの削除になりますが、これに対しても「今まで作成されたトピックを全て削除しなければならない」という、気の遠くなるような仕様が待ち受けております。

mixiはコミュニティをどうしたいのか?

mixiにおけるコミュニティというものは、少なからず黎明記のmixiのトップコンテンツの1つであったと思いますし、それなりにサービスへの貢献もあったはずです。しかし今、そんなコミュニティを立ち上げ長年苦労して運用してきたような者に課せられているのは、まったく期待できない機能だけでボランタリにやらなければいけない無益な「コミュニティの管理業務」です。はっきりいって、管理人としてはコミュニティが荒れない、自分の負担が増えない方向に持っていかざるを得ないケースが多いように思えます。

もちろんこれはコミュニティの新陳代謝として考えれば妥当なのかもしれません。大きくなりすぎmixiの機能にそぐわなくなったコミュニティは、遅かれ速かれ崩壊し、別のコミュニティに日が当たるよう自然と向かうようになっているのかもしれません。

でも、これが「ソーシャル」なプラットフォームを提供するというmixiの向かうところとして正しいのでしょうか?いち個人として言わせていただくなら、甚だ疑問であるとしか思えません。はっきり言って「残念」です。

誤解を恐れずに言うならば、mixiの大多数のユーザはリテラシーもそれほど高くなく、インターネットのコミュニティ上で「やって良いこと、悪いこと」がそれほど区別できているとは思えません。しかしコミュニティはオープンであり続ける限りユーザを選ぶことは出来ず、参加ブロックの代わりに「承認制」をとるしかないのが現実なのです。

もしこれをmixiの偉い人や、関係者が見ているのであれば、「今更コミュニティなんて」という声もあるかもしれませんが、そのコミュニティの管理人を助けてはいただけませんでしょうか。少しでもいいので、現状にそぐうような管理機能を付けていただくだけでいいのです。

ちなみにmixi内部でそういった方々に現状をアピールしたこともありましたが、効果はありませんでした。

僕は、いまだに日本で最大の登録数を誇るSNSであるmixiにはまだまだ可能性が有ると思っています。ソーシャルゲーム、アプリに価値を見出すのもわかりますが、「趣味・趣向」という単純なつながりでコミュニケーションをはかることの出来るコミュニティを、もう少しだけでも大事にしていただければ幸いです。

よろしくお願いします。

*当然ながら僕個人の考えですので、管理人によっては違う考えもあると思います。ぜひTwitterなどで教えてください。もちろん現場の方々からの賛同もお待ちしております。

(2011/07/15 追記)参考までに、僕が管理しているコミュニティには10万人くらい参加者がいて、その経験を元に書いています

2011/07/15読み物communication, mixi

Posted by norio nakayama