モバイルSuicaだけで新幹線に乗る「タッチでGo!新幹線」には利用開始登録が必要だ

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モバイルSuicaさえあれば、JR東日本の新幹線にタッチだけで乗ることができる。それが「タッチでGo!新幹線」というサービスです。ダイヤの乱れや急な移動、寝坊による遅刻スレスレなど、理由は数あれど、必要な時にサッと新幹線に乗れるのは意外にも便利なものです。しかしこのサービス、事前に利用開始登録をしておかないといけない…!という罠がありました。

急いでいるから新幹線に乗りたいの

そもそもモバイルSuicaは新幹線停車駅が2駅以上含まれる定期券(大宮・上野)を持っていれば、タッチだけで新幹線に乗ることができていました。例えば大宮からだと、東京や熊谷に急いでいきたい!というとき、新幹線移動はこの上なく便利なのです。

新幹線停車駅が2駅以上含まれる「Suica定期券」での利用|新幹線の利用|利用方法|Suica:JR東日本

ところが先日そのサービスが拡張され、「タッチでGo!新幹線」というものができました。これは定期券の有無にもかかわらず、モバイルSuicaの残額で新幹線に乗ることができるというもの。リモート勤務が増え、定期券を買わなくなった自分にとってはまさに!なサービス。

そんななか、急いで都内に向かわなければならない用事がありまして、そこで思い出したのがこのサービス。さっそくですが使ってみようか!と大宮駅の新幹線改札にタッチをすると…開きません。何度やっても赤ランプが表示されます。そのうち、乗りたかった新幹線は出発してしまい、残念ながら在来線での移動へとスライドすることになりました。

その移動中の車内にて「なぜ乗れなかったのか」を調べてみると…なんと「タッチでGo!新幹線」サービスを利用するには、チャージ専用券売機にて「利用開始登録」をする必要があったのです!

(追記)正確には、モバイルSuicaアプリからは登録可能でした。モバイルPASMOアプリからはチャージ専用機にて開始登録が必要なようです。

モバイルSuica

僕は↑に気がつかなかったので、以下、券売機で開始登録を実施しています。

モバイルSuicaにして初めて券売機での処理を行う

僕はモバイルSuicaが誕生したその時からモバイルSuicaを使っているはずで、記憶が確かなら、これまで全てのサービスはモバイルSuicaのアプリ内で処理を済ませることが出来ていたはずです。なので、この「タッチでGo!新幹線」もそういうものだとばかり思っていたんですが…今回ばかりは勝手が違うようで、駅にある券売機のうち「チャージ専用」という赤い端末で、事前に開始手続きをしないとダメということだったのです。なんという。

この写真の端末がそれですが、意外に見つからなくて苦戦しました。東京駅だと新幹線乗り場の目の前にもあって、ちょっと脱力。

この端末はカードないしモバイルSuica端末を載せられるカードリーダーがあり、そこにモバイルSuica端末を載せて手続きをすることになります。

ということでカードリーダーにスマホを載せ「タッチでGo!新幹線」のボタンをタップ。

続いて「利用開始登録に進む」をタップ。

利用案内を確認しながら次の画面へ読み進めます。全部で4ページあります。

4ページ目で最後。このページを読み終わると「利用開始登録を完了する」というボタンがタップできます。

これで、晴れて「タッチでGo! 新幹線」の設定が「利用する」になりました。

これからは残額さえあれば、タッチだけで新幹線に乗ることができます!

おまけ:いま乗るならMAXだ

ちなみにですが、いま乗るなら断然MAXです。2階からなら防音壁の向こう側が見えるわけですが、桜の季節の眺めは格別です。本当にいまだけ。

さらにですが、予定通りなら今年の秋にMAXが廃止されます。本当にいまだけです。

というわけで、急いでいてもいなくても、MAXに乗れるタイミングがあったら乗っておきましょう。

 

タッチでGo! 新幹線

タッチでGo!新幹線:JR東日本
6月までキャンペーンやってるそうです。

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2021年3月13日(土)~2021年6月12日(土)

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