CP+2018で見て触ってEOS Kiss M の予約購入を決めてきたその理由!

2018/03/08EOS Kiss M, 写真のための記事cp+, カメラ, キヤノン

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今年も会期中に2日間ほどCP+2018へと行ってきました、キヤノン派ののりおです。もちろん目的はキヤノンの新型デジカメ「CANON EOS Kiss M」をタッチアンドトライするためです。

どうだったかといえば、帰宅後にそっと予約ボタンを押しました。ということで、Kiss M が気になっている人はこちら参考にしてください。

EOS Kiss M ってなんだ

CP+2018 CANON EOS Kiss M

いちおうEOS Kiss Mについてざっくり説明しておくと、これはキヤノンの伝統的入門カメラシリーズ「EOS Kiss」の最新機で、いわゆる一眼レフカメラではなく、その「レフ」を取り除くことでコンパクト性を高めた「ミラーレスカメラ」と呼ばれる類のものです。今回、このKiss Mがとても注目されていたのは、キヤノンがKissシリーズにミラーレスカメラを初めて追加したからなのです。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

CP+での説明によれば、Kiss M はKissシリーズであるがゆえに、あくまでエントリー機(入門機)。難しいことは考えず簡単に撮影をしたい!という人から、ちょっとカメラを勉強していろいろ試してみたい!という人までの、幅広いニーズに応えるために開発された製品に位置するんだそう。でもね、正直、いまキヤノンから出ているミラーレスカメラの中では最高の性能を誇ることになりますし、既に発売されている一眼レフカメラでは中位機種とほぼ同等の性能をもつなど、キヤノンのカメラヒエラルキーを破壊しかねないもの凄い機種ということもできそうです。なのにボディは実売で7万円くらい。これ、ぶっちゃけ、投げ売り価格ですよ。おかしい。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

では、以下どうおかしいかを、簡単にまとめました。僕はX2の頃から実に5台のXシリーズを使って来ましたので、EOS Kissがなんたるかというものはかなり良く理解しているつもりです。ちなみにEOS M3も所有しているので、キヤノンのミラーレスについてもある程度理解しています。

 

EOS Kiss M で驚いたこと

CP+2018 CANON EOS Kiss M

CP+でKiss Mを触ってみて驚いたのは、その操作性の良さでした。グリップも握りやすく、ボタン配置もKissで慣れたもので、瞬間的に手に馴染むあの感じは、キヤノンならではだなと。同時に、本当にKiss系で作ってきたんだなあと驚きもありました。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

ファインダーは液晶になったことで視野率100%を獲得(Kiss系はだいたい95%=ファインダーで見た画よりもひとまわり広い範囲が写る)。このファインダーがよくできていて、背面液晶と同じものを表示できるということで、ファインダーをみながらメニュー操作も可能という使い勝手の良さでした。しかも大変に見やすい。M3でも外付けファインダーを持っていますが、やはり固定式が使いやすいですね。一体感もありますし。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

オートフォーカス性能ですが、とにかく驚くほどに速く、正確です。最新のDIGIC 8になったことで、動画追従性能もあがっており、エントリー機といえども動体・動画撮影については主力にしちゃってもいいのでは、レベルの食いつきでした。CP+では高速で走る鉄道模型にピントを合わせ続けてくれるのが印象的でしたよ。秒間10コマってのもついにやってくれました!ってところですね。SONYのカメラから「カロカロカロカロ」って高速シャッター音が響いてくるの、羨ましいなって思ってたんですよね。スポーツとか鉄道とか飛行機で使ってみたい感じです。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

残念なのは、Kissの冠が付いていながらも、既存のキヤノンEF&EF-Sレンズは使えなくて、EF-Mレンズのみになるというところ。新しいレンズも同時には発売されず、存在しない画角についてはマウントアダプター頼りになるようですね。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

これからKiss Mを買おうって人は↑の話がよくわからなかもしれないのでざっくり解説しておくと、キヤノンのカメラ用レンズは

・大きくて重いフルサイズ用に設計されたEFレンズ
・小型で軽いAPS-C用に設計されたEF-Sレンズ
・ミラーレス用に設計された極小のEF-Mレンズ

の3つのシリーズがあります。基本的には上位互換で、APS-CはEFレンズを使えますが、フルサイズはEF-Sレンズを使えません。この法則で行くとミラーレスは全てのレンズを使えそうなものですが、そこは専用設計ということで、EF-Mレンズしか使えないのですね。ただしマウントアダプターという補正用のわっかを追加購入すれば、晴れて上位互換として全てのレンズが利用できるようになります(ただし一部機能に制限がかかることもあり)。

CP+2018 CANON EOS Kiss M

ただ、ぶっちゃけEOS Kissを購入するほとんどのひとは、本体とセットになっているいわゆる「ズームキットレンズ」とか「標準レンズ」以外を購入していないと思うのですね。なんで、↑の話がピンと来ない人は、気にしなくて大丈夫です。そもそもKiss Mの軽さなどを生かすにはEF-Mレンズが最適なので、ぜひズームレンズや単焦点レンズをセットで購入してください。

 

僕はこれでEOS Kiss M の購入を決めた

CP+2018 CANON EOS Kiss M
結論として既に予約購入しておりますので、最後にその決め手になったポイントをまとめておきます。

まずはDIGIC 8 の動体追従。あれはちょっと癖になるなと思いました。DIGIC 7 でもずいぶんすごいなと思いましたが、ワンランクのパワーアップを感じますね。143点の測距点ってのもいいですね。5D4だって61点しかないのに!

次に液晶ファインダーの使いやすさ。首から提げていると常にONになってしまう問題は解決できていないみたいですが、概ね良かったです。液晶画面のミラーリングってのが特に良かった。わかりやすい。ファインダーで撮り続けて何枚撮影できるかは気になるところですが。

本体が軽いってのもいいですね。EOS M3が366gだったのに対し、Kiss Mは387gとたった21gの増加に留めました。M3の外付けファインダーが43gなので、なんとそれを考えると、Kiss Mのほうが軽いってのは衝撃的ですね。なお最新型Kiss である X9 は重量453gですので、レンズさえ同等に使えるなら十分に既存Kissを脅かす対抗馬と成り得ます。それどころか、性能的には中位機種の80Dあたりを食いそう。このあたりはKiss M がきたらマウントアダプター試して記事にしますね。

最後の決め手は…単純にキヤノンのカメラが好きだから、ですかね。もちろんレンズ資産があることも大きかったです。このハイスペックな本体が実売7万円くらいですからね。10万円以上したってなんらおかしくないのに…。

 

エアロプレイン雑感

とにかくコンパクトで軽く、良く写るし、無闇に高性能。万人にすすめやすいミラーレスカメラが誕生ですね。

 

EOS Kiss M

保護フィルムはこれで大丈夫そうです。

キヤノン:EOS Kiss M|概要