全島避難からの復興!三宅島酒造で島生まれの焼酎「雄山一」を飲もう【PR】 #miyakejima #tokyo #tokyoreporter #tamashima

2016/09/22お酒,東京都の離島tokyo,お葬式,三宅島,雄山

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東京都「多摩・島しょ魅力発信事業」のレポーターで訪れた三宅島レポートが続きます。

今回の宿「スナッパー」から徒歩5分ほどのところに、島唯一の酒造「三宅島酒造」がありました。

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

 

受け継がれてきた「雄山一」という酒

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こちら三宅島酒造で取り扱っているのが、島唯一の地酒(焼酎)である「雄山一(おやまいち)」。「雄山(おやま)」とは三宅島の中央に位置する山のことで、三宅島のシンボルでもあります。

実はこの雄山一、もともとは三宅島酒造の前身である伊ケ谷酒造が作っていた酒でした。ところが2000年の噴火です。全島避難により、昭和4年創業の伝統ある伊ケ谷酒造も閉じざるをえない状況に陥ってしまいます。

とはいえ、焼酎造りの情熱は消えませんでした。帰島後の2010年、酒造の名前もあらたに「三宅島酒造」とし、改めて、いちから作り始めたのがこのお酒「雄山一」になるわけですね。

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店内には試飲コーナーもあり、味わいを確かめることができます。

 

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とても香ばしいタイプの麦焼酎ですね。まったりとした味わいに香ばしい麦の香り。想像以上に個性のある本格焼酎だったので、ちょっと驚きました。聞けば、壱岐焼酎と同じ作り方をしているのだとか。ポイントとしては米麹を使っているところなんだとか。

 

三宅島の酒とお墓の関係

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中央の雄山一は避難前の伊ケ谷酒造時代のもの。その右後ろにある甕は、雄山一の入ったかなり古い甕酒だそう。

 

さて、こちらのお店でおかみさんに興味深い話を聞いたので、そちらを載せてこの記事のしめにしましょう。

まだ土葬が行われていた時代。三宅島ではお葬式の時、焼酎をつめた甕もいっしょに埋めるという風習があったそうです。そうすると、ちょうど次の世代が亡くなる頃、再び墓が掘られるため、同時にその甕が掘り出されることになります。もちろん30年くらい埋まっていた焼酎ですから、大変においしいのだそう。お葬式はおいしいお酒が飲めるお祭りということで、地域の人々が集まって楽しむイベントになっていた、ということなのです。

僕も曾祖母が土葬の地域でお葬式をあげたのでなんとなくわかるんですが、土葬のお葬式ってお祭りに近い感じなんですよね。御神輿の代わりに棺を担いで練り歩いたり。もちろんセレモニーの後は遺影の前で親戚一同集まっての飲み会です。

 

そう考えると、この三宅島の風習もすごく納得できるというか、いい楽しみ方だなあと思ったのでした。島の人にとって、甕仕込みのお酒ってとっても神聖で大切なものだったんでしょうね。

ちなみに三宅島酒造でも数年寝かせた熟成酒を売っています。

 

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それがこちら。熟成タイプの「ご褒美焼酎 雄山一」です。少量生産のため、島外で買うのは至難の業だそう。酒造から直接通販が買いやすそうです。昔の風習なんかを思い浮かべて飲むと、また違った味わいを感じることができそうですね。

 

のりおのまとめ

島に酒造があるって知らなかったので、ちょっと驚きました。しかも壱岐焼酎と同じ、個性バツグンの製法ですからね、これは飲む価値ありますぜ。
全島避難からの復興に関しては、とても熱い想いを感じるのでした。
 

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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。

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Posted by norio nakayama