【3M】歯を守り、布を守り、電化製品を守り…コーティング王フッ素のことを全て学べたスリーエムのイベント #3mjp
定期的に開催されるスリーエムさんのイベント。6月17日に開催された回では、気になる「フッ素」が特集されました。
フッ素というと身近なものは歯磨き粉(虫歯予防)…と思っていたんですが、スリーエムさんのそれはやはり想像以上に深いものでした。
と、いつもの流れでレポートを書こうと思っていたのですが、なんとショックなことに、この日の撮影データが全て飛んでいたことに気がつきまして…ここからはテキストのみでお送りします。
フッ素について正しく知っておこう
自然界の原料は蛍石なんだそう。蛍石といえばレンズでは欠かせない原料ですよね。まさかフッ素とこんなところで出合うとは思いませんでした。
そもそもスリーエムとフッ素の関係は、1940年にはじまりました。何かに使えるはず!ということで行っていた研究プロジェクトに対し、1952年には当時最大級の100人を投入。そんな中、ある研究者がフッ素化合物を新品のテニスシューズにぶっかけてしまいます。やばい!と思って洗おうとすると、なんと水を弾いて洗えないではないですか。まあスリーエムではお馴染みの光景ですが、そんな偶然からフッ素を撥水剤として使うようになりました。これこそ、いわゆる「スコッチガード」です。
3M スコッチガード はっ水・防汚スプレー 衣類・布製品用 345ml SG-P345i
はい、こちら撥水スプレーに興味がある方であれば、1度は使ったことありますよね?傘なんかにかけるとかなーり良い感じのスコッチガードは、原料がフッ素なのでした。まったく知らなかったのでこれは驚きでしたね。
ちなみに現場では、私物のドレスにワインを吹きかけるという恐ろしい実験が行われましたが、スコッチガードのおかげで撥水され、事なきを得ていました。なんて体当たりな実験なんだろう。
ワインを弾く!
フッ素は繊維には影響なし!
(中には影響のある物質もあるが)
#3mjp
pic.twitter.com/2IYkhxVfLA
— コグレマサト\(^o^)/ (@kogure) 2015, 6月 17
コグレさんのツイートをおかりします。
さて、次に登場したのが3Mフロリナートです。いわゆるフッ素系不活性液体。これは何かと言えば、電気絶縁性を持つ液体です。
液体に浸っているが動いている!
3Mフロリナート フッ素系不活性液体。
優れた電気絶縁性、高い安全性を持つ不活性液体。
フッ素科学技術をベースに開発された。電子機器の絶縁冷却。スーパーコンピュータのマザーボード冷却したり
#3mjp
pic.twitter.com/UFxTNAnkFj
— コグレマサト\(^o^)/ (@kogure) 2015, 6月 17
こちらもコグレさんのツイートをおかりして。どうですか?水の中に入ったガジェットが普通にうごいていますよね。これは水では無く、絶縁性のあるフロリナートだからできているわけですね。この性質を利用して、CPUの冷却などにも使われているのだそう。
フッ素の本丸「虫歯予防」
最後に紹介されたのは、お馴染みの虫歯予防効果です。
そもそも虫歯の原因は、口の中が中性でなくなることにあります。たとえば唾液が少なくなると、口の中が酸性になった時、中性に戻せなくなってくるのだとか。唾液が少なくなる原因はストレスから口呼吸、加齢など様々あって、だから歳を取ると虫歯になる人が増えてしまうのだそうです。
そこで出てくるのが3M謹製の夢のような歯磨き粉。フッ素科学技術と微粒子分散プロセス技術を生かすことで、フッ素とカルシウムが結びついて不活性化されてしまうのを防いでいるそう。これにより、フッ素、リン、カルシウムの良いところを生かせる歯磨き粉になっている。ようは、各材料の実力をいかんなく引き出せるようにした歯磨き粉なんだとか。
ちなみにここで専門家のレクチャーが。
なんでも、予防歯科的には、どうしても歯科医院でしか取り除けない汚れがあるそうです。歯は常に悪くなり続けるので、定期的な歯科医院への通院は絶対必要、というのは驚きでした。もちろん重要なのはセルフケアで歯科医院に行った状況(プロケア)を保つことだそうです。
個人的にこれには自信があって、僕、小学生以来(親知らずを除いて)虫歯らしい虫歯ないんですよね。歯磨きが好きすぎて、延々と磨くのでこうなっているんだとは思います。
最近はフィリップスの電動歯ブラシを導入して、時間が短縮できたので良い感じ。
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ちなみに、歯磨き後はあんまり口をゆすいではダメ、というのは昔教わったとおりで、これも僕の虫歯無しに寄与しているのかなって思いました。
のりおのまとめ
そんなわけで、おみやげにスリーエムむの歯磨き粉をもらいました。
早速家で使ってみていますが、さっぱりとした感じで、わりかし好感触。ずっと我が家のフラグシップを守ってきたアクアフレッシュとで、今後どっちを採用するかで悩んでいます。アクアフレッシュはフッ素が必ず入っているので、ずっと安心して使ってきたんですよね。もう少しスリーエムのクリンプロを使って、様子を見てみようかな?
それにしてもフッ素がこんな風に使われているのは意外でしたね。そしてお約束ながら、フッ素の撥水効果に気がつく流れが痺れました。そこで「あ、これって撥水なんだ」と気がついたのがすごい。ここだよなあ。スリーエムの社員は気がつくことに長けているのだろうか…?
ということで、なんとも悲しい画像無しレポートでした。
次回のイベントが9月9日にあります
さて、そんなスリーエムの年内最後のイベントが9月9日(水)に開催されるそうです。僕も参加予定です。もしご都合つけば、みなさんもいかがですか?
応募はこちらから。