キヤノンEF50mm F1.8 STMがリニューアル発売！あなたを沼へと誘う入門レンズ！
ついにこの時が来ました。キヤノンには、一眼レフのカメラにはまる人（いわゆるレンズ沼）の半数以上が通過するという、素晴らしい写りと安すぎる値段設定を備えた入門レンズ「EF50mm F1.8 II」というものがあります。このレンズが、ついに、ついにリニューアルするそうなんです。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
↑新型です
これは大ニュースと言わずして、なんと申したら良いのでしょうか！？
（追記）
発売されたので比較レビューを行いました。
旧型のEF50mm F1.8 IIも素晴らしいレンズ
まずは旧型レンズの作例から。なんと6年も前、当時のEOS Kiss X2で撮影したものです。（注：今回出たのが新型、いままでのものが旧型という表記になっています）
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応
↑注：旧型です
実はこのレンズとX2はおいっこにゆずってしまったのですが、恐らく5D3で使ったとしても十分に満足することができたレンズだと思います。キヤノンも、おそらくわかった上でこのレンズを破格の設定にしていますよね。このレンズを使えば、カメラがより好きになることでしょう！
リニューアルのポイントをまとめる！
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
↑新型です
さてこのレンズ、旧型はだいたい1万円を切る価格で売られておりますが、リニューアル品はだいたい15,000円くらいになるんじゃないかと、僕は予想しています。その場合、どっちでもいい人からすると単なる「値上げ」になるので、新旧どちらのレンズを選ぶか、そしてなにが異なるのかは重要なポイントだったりします。
超重要：最短撮影距離が45センチから35センチに
これはみんなが待っていたであろう、最短撮影距離のショートレンジ化が果たされました。これにより、旧型レンズよりも10センチさらに近寄って撮影できるようになったわけですね。これはテーブルフォトなどで大きな威力を発揮しそうです。
絞り羽の枚数が5枚→7枚に
羽の増加というのは、ようはボケがキレイな真円に近づいた、ということです。旧型よりもより美しいボケが期待できると考えていいでしょう！
STMモーターを採用！
旧型はAF時に「ジージー」とモーター音がしたため、動画撮影には向かないところがありましたが、新型ではSTM（ステッピングモーター）を採用したため、音のない滑らかなAFが実現されます。
また、フルタイムマニュアルフォーカスということで、AFした後に手動でフォーカスを微調整できます。
残念ながら重さは30g増加…
重さについては130g→160gと微増しています。羽の枚数が増え、ステッピングモーターを採用したから仕方が無い部分もありそうですね。20％ほどの増加になりますが、実用面からすると許容範囲だとは思いますが。
のりおのまとめ
ほか、レンズコートが昨今のデジタルカメラ向きになるなど、細かい部分も変更されていますが、おおよそは上記のポイントをおさえておけば大丈夫でしょう。
まず間違いなく大人気の王道レンズになるであろう、EF50mm F1.8 STM。この新型を買うか、いまが底値の旧型を買うか、大きな分かれ道となりそうです。旧型は値上がりしそうな気もしますよ…。
わかっているのは、旧型は生産終了扱いなので、いま在庫に出ているだけ！ってことでしょうか。
↓こちらは旧型レンズ。1万円切っています。新型は15,000円くらいがスタート価格なのでは。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応
↓新型です。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
・型番 EF5018STM
・商品コード 0570C001
・JANコード 4549292-037692
・希望小売価格 19,500円（税別）
・発売予定日 2015年5月下旬発売予定
個人的には、旧型のレンズもそれはそれで高騰するのではないか、とふんでいます。果たして！？
（追記）
発売されたので比較レビューを行いました。