「弁慶」@金沢駅前の日航ホテル内で「太平寿し」が食べられる秘密
ニッポンセレクトさんで行かせていただいた能登半島・金沢の旅、まだまだ書きたい記事が残っています。
金沢駅前の日航ホテルにある和食レストラン「弁慶」。こちらには、ある秘密があったのでした。
実はかの「太平寿し」が食べられる弁慶
こちらの弁慶、実は店内が2つに分かれておりまして、料亭風の和食ゾーンと、カウンターのみの寿司ゾーンがあるんです。そしてこの寿司ゾーン、実は金沢随一であり日本でも有数の寿司店として有名な「太平寿し」の支店なんです。名前は弁慶だけど、スタッフは「太平寿し」なんですね。この事実が意外と知られていないんです!
余談ですが、太平寿しの大将といえば、コア日本代表サポとして有名です。中東でもどこでも、店を休んででかけちゃうのが太平寿しクオリティ!今年のW杯期間中も、きっと本店はお休みになるのでしょう(笑
確かな仕事、上質な味わい
してこちらのお店、さすが名店の支店だけあって技術の高さと素晴らしいお味です。王道と変化球を混ぜてくる感じが、なんとも心地よいリズムを生みます。
以下、どどっと写真で振り返りますね。
まずは塩辛。実はぼく、塩辛食べられないんです。
けど、なんだかこれは大丈夫そうな気がして、食べてみました。食べられました。しかもめっちゃうまかったです。臭みは皆無で、柚子の香りがさわやかな食後感を生み出していて、ペロリと行けちゃいました。どうなってるの…。
ちなみに、付け合わせとしてガリの他に菜の花が出ております。
もちろん地酒と合わせます。
低層階ですが、中庭があって不思議な感じ。
さあ、本番のスタートです。刺身は食感と甘みが最高。〆系は絶妙な風味で、総じて高水準です。
先日紹介した乙女寿司と同様に、こちらも繊細なお寿司ですが、その中に遊び心というか、何らかの楽しませる要素を入れようとしてくれています。
「つめ」の味が良すぎる。
これもね、僕の嫌いなたくあんを刻んだものだったんですが、不思議と食べられたんですよね。
えびを楽しむ。あまぁい。
出た!超スーパーおいしかったのがこちらののどぐろ寿司。先日、新潟で食べたのどぐろも絶品でしたが、こちらは絶品の中でもさらに絶品。乙女寿司ののどぐろも美味しかったけど、金沢ののどぐろ寿司、いったいどんだけレベル高いの!寿司を蒸しており、暖かみの中に脂のとろみとほろほろ感がたまりません。うわあこれは凄い料理だ。
その後も、素晴らしい寿司が淡々とすすみます。職人さんがタイミングよく声をかけてくれるので、1人で行っても安心なお寿司屋さんですね。接客がお上手。
とりあえずここまででおまかせコースは終了。あとはお好みで数品いただきました。基本的に、仕入れが良かったものを聞いて頼みましたよ。
うまいだけでなく、美しいんだよなあ。
ガスエビって金沢ではじめて食べたけど、けしからん味しているよなあ。圧倒的な甘み。とろみ。
最後に名物といわれる玉子焼きを。はあ、すごいね。京都風な気もしますが、なんだろう、不思議な感じ。これは感服します、くらいのうまさ。
弁慶・太平寿し恐るべし
気になる価格ですが、ホテル内ということを差し引けば常識的なお値段(でも1万円はしました)。たぶんお酒飲まなければジャスト1万円くらいじゃないかな。良い時間を過ごさせていただきました。
同じ金沢でも、乙女寿司との食べ比べになって、ちょっと贅沢でしたが貴重な体験ができました。違うもんだなあと。でものどぐろの美味しさは共通しておりまして、これは東京じゃ食べられない北陸・東北ならではの味だと思いますね。のどぐろだけでも食べに行きたいよ。
ということで、ごちそうさまでした。
関連リンク・お店情報など
>乙女寿司@金沢のランチは、極上の寿司が想像よりずっと安く食べられて感激! | エアロプレイン
https://airoplane.net/2014/04/24/otome-sushi.html
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