BSプレミアムを見ずして、TVがつまらなくなったなどと言われませんよう
最近NHKが我が家のTVの中心となりつつあるのりおです。というか、みなさんBSプレミアム見てますか?あんなに高いクオリティの番組が連発されているのに、見ていないとかもったいない。これを見ないで「TVつまらない」とか言っちゃダメ(言い過ぎ?)
5大「スーパー面白いぞ番組」を挙げておこう
ということで、BSプレミアムの中でも毎回見てしまうような珠玉の名作をご紹介しておきます。これを見るだけでも、このチャンネルの価値は十二分に感じていただけるはず!
新日本風土記
日本の美しい自然と暮らしをクローズアップし、NHKならではの高画質とあいまって、日本を再発見できる番組がこちら。
映像美は言わずもがな、そこに出てくる人々の生活も美しい。まだまだ日本国内は知らないことばかりだなあと、しみじみします。いままでたくさん見て来ましたが、ひとつも外れがない。日本の伝統は、人の生き様は、ここまで美しいのか…と感銘を受けること間違いなし。まごう事なきBSプレミアム最強の番組です。
関連番組の「もういちど、日本」や前身の「ニッポンの里山」も同様に強烈な映像を見せてくれますから、とにかくこの新日本風土記系はオススメです。過去の番組もバンバン再放送しているのがいいんだよなあ。
BS世界のドキュメンタリー
その名の通り、世界のドキュメンタリーをそのままお届けするという、NHKならではの豪腕番組です。特に興味深いのが、戦争系のコンテンツ。各国により視点の違いがあり、戦争に善も悪も無かったことが実感されます。そう、これは全てが真実のドキュメンタリーなのです。
非映画な他国の番組を紹介するのも、NHKならではの重要な役割ですよね。
岩合光昭のねこ歩き&世界ふれあい街歩き
まるで世界の街角を散歩しているかのような気分にさせてくれる、散歩系最高峰の番組がこちら、世界ふれあい街歩きです。NHK謹製の特殊サスペンションを装着したハイビジョンカメラにより、とても滑らかな散歩映像が実現されています。この映像は間違いなく唯一無二のもの。そこに生きる人々との、たわいもない会話も見所です。
さらにさらに、そこから派生した!?のが、岩合さんのねこ歩き。こちら、街歩きのカメラマンが動物写真家の岩合さんになって、被写体が街角+猫になったような番組ですが、とにかくなんだ、癒やされる。特に最高だったのが、トルコのバザールに住んでいた「サフラン」の界かなあ。バザールの人々に愛され、のんびりと暮らすサフランの姿は、Blu-rayを買って何度も何度も見てしまったものです。
中井精也のてつたび
この春始まったばかりの番組ですが、これまた衝撃的な内容で、一気に5傑へと躍り出た印象です。内容は、鉄道写真家の中井精也さんが、ゆるーく鉄道を撮影する姿を映したドキュメンタリー。…なのですが、なんといっても、この中井さんがどんな考えを持って、どんな様子で、どういったテクニックを使って写真を撮っているかが全て映像で確認でき、こんなにも参考になる番組がいままでにあっただろうかレベル。そうでなくても、鉄道を中心とした人々の生活にはとても癒やされるものが有ります。うーん、鉄道っていいね。
にっぽん縦断 こころ旅
すみません、白状します。この番組を紹介したいからこの記事を書きました。
このこころ旅は、僕らの世代にとっては「ハングマン」としてお馴染みの火野正平さんが、視聴者から寄せられた「思いでの風景」を確認するために、日本中を自転車で走って縦断していくという、文字にするとなんてことの無いようなものです。他の特徴と言えば、ご老体の激しい息づかいや、主にすれちがう女性との軽妙なやりとり等でしょうか。
しかし、この火野正平さんならではの下手に着飾らない淡々とした語り口やぼやきに加え、各地の街並みをゆっくり自転車で通り抜けるその映像に、知らぬうちに引き込まれてしまうのです。
実は僕、自分の地元が出てくるまではいまいちピーンときていない部分もありました。しかし地元が出てきた瞬間にわかったんです。これは、日本中の故郷を持つ人間の原体験を、TVというコンテンツにて追体験しているものなのだと。自分たちが子供の頃に目にした風景の「今」をテレビで確認しているだけなのに、頭に浮かんでくるのは、自分や投稿者の当時の思い出や、その姿だったんですよね。淡々と番組が進むがゆえに、想像をかきたててくれます。これこそドキュメンタリー。余計なテロップも演出もいらないんですよ…。
TVにはBSプレミアムがある
ということで、最近の我が家は朝ドラ含めてほとんどBSプレミアムしか見ていません。他には、週末にスカパーのサッカーを見るくらい。たまーに民放で話題の番組があると見るけど、そんな程度で十分だったり。だから、最近は視聴料を払うことにあんまり抵抗ないです。もちろん他にも「ザ・プレミアム」など強烈な番組は存在しておりますが、僕はこの5つのシリーズがあれば、満足です。
ありがとうNHK。
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