想像してみよう。カナダの大自然と真の暗闇、そして一面の星空、オーロラ。
一呼吸置いて、想像してみてほしい。
想像できないほど雄大な、カナダの大自然。どこまでも続く、森、森、森。そして空まで届かんとする、険しい山々。
人工的な灯りのまったくない、深い森の中。耳には葉っぱがすれる音と、川の流れ。虫の声。気付けば、最も近い音は自分の足音だった。
月明かりはあるものの、影に入った瞬間に訪れる、真の暗闇。目を開いても閉じても何も変わらない、漆黒の闇。
そして見上げれば、一面の星空。運が良ければ、オーロラまで。
自分の中から純粋な感情が沸き上がって来ないだろうか?
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カナダ・アルバータ州観光公社さんの企画で「あなたが自分に戻る瞬間はどれ?」ブロガーコンテストに参加しています。少しのお時間、カナダ旅行を妄想する旅にお付き合いください。
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想像できないほど雄大な、カナダの大自然
アルバータ州は、その面積なんと日本の約2倍。その大部分を占めるのが、カナディアン・ロッキーをはじめとした大自然。
湖も、山々も、森も、そのスケールが違う。ふと思う。自分が想像するものは、きっとちっぽけなんだろうと。体験したことがないものは、想像できないもの。間違いなく想像を超える大自然が広がっているはずなのだと。
三方を山にかこまれた、神々しいレイク・ルイーズ。写真では伝わりきらない力がきっとあるはずなんだと。だから、この自然に飛び込みたい。余計な迷いも邪念も捨てて、大自然の中に溶けてみたい。
彼らに心を開いてもらうのでは無く、こちらが心を開く。そこではじめて、本当の自分が見えてくるかもしれない。
そして真の闇。星空、オーロラ。
カナダの誇る、真の闇、ダークスカイ。月明かりさえ逃げ出すような、本物の闇。
目を開いても、闇。
もちろん、閉じても闇。そこには闇しかない。これが本当の漆黒。ダークスカイ。
そして気がつく、闇に輝く星々。
いや、本当に星なのだろうか。余りの暗闇に、脳が勝手に星空を生み出してしまったのではないだろうか。
その答えを求めるには、現地で、ダークスカイを写真におさめるしかない。そして、震えるしかない。あまりの星屑に。オーロラに。
もし、自分にとっての限界であるこの想像を超える出来事に遭遇することができたなら、いままでの知識をリセットして、本当の経験から知識を得ることができるはずだ。余計な迷いのない、本当の自分に気がつけるかも知れない。
本当の自分に戻るために
もう一度想像して欲しい。
大自然に溶け込み
暗闇を受け入れ
星空を眺め
邪念を捨てる。
この体験をするには、カナダに行くしか無い。いざ、アルバータへ。本当の自分に戻るために。