ロイホのホスピタリティーが個人的には残念な方向に向かっている気がしてならない
週に1度のロイホをすでに2年以上も続けているのりおです。
この2年でロイホには様々な変化がありました。全席禁煙への意向、モーニングメニューの全時間帯提供、ローカロリーなSunshinePartnerメニューの新設、さらにはコース風オーダーの導入などなど、全てが「素晴らしいですね」としか思えない進化で、本当にロイヤルホストありがとうという時期が長く続いております。
しかし!昨年末から実験的に?はじまった新しいホスピタリティの方向性には若干の疑問を感じずにはいられません…。ポイントは「カトラリーの先行配置」「呼び鈴の廃止」「ドリンクバーをホールスタッフが持ってきてくれる」の3点です。
カトラリーの先行配置はファミレスに向かないから止めて欲しい
まずやめて欲しいなーというのはこちら、カトラリーの先行配置です。テーブルに行くと既にフォークやスプーンなどが配置されている、高級レストラン的なあれです。これ、人の往来が激しいファミレスでは本当に向かないと思うんですよね。特にこの時期、店内に放置されたカトラリーって、なかなかの汚染っぷりな気がしまして…せめて来店時に設置してくれるくらいならいいのになあ。ちょっと気分よくなかったです。
呼び鈴の廃止は悩ましいところ
次に、ボタンを押すと店員さんが呼べる呼び鈴が廃止されております。これはすなわち、店員さんが客席をこまめにチェックして、呼ばれればすぐに駆けつける、いやむしろ先に気がつく、というホスピタリティを目指していると思うんですね。これは一般のレストラン化を目指しているのだとすれば、まあ納得できるかなという感じです。ただ、呼び鈴を無くしたことで「すみませーん」の言葉がそこらじゅうから聞こえるようになってしまいました。これだったら呼び鈴の「ピンポーン」の音のほうが落ち着くような気がします。そもそもファミレスの店舗の規模・形でこれをやるには無理があるのではないかと。2ブロックあるような店内だと、ホールスタッフの数が足りないか、増えてしまうかのどちらかですよねえ。お客さん的にも、「すみませーん」と呼んでも来ない方がストレスたまりませんかねえ。個人的には、呼び鈴を復活させて欲しいなあ。
ドリンクバーを持ってきてくれる、には賛否両論か
ドリンクバーについては、1杯目は必ず、2杯目以降も依頼すれば持ってきてくれるようになりました。これって個人的にはあんまり望んで無くて、それはドリンクバーってあの場までいって悩むのとか、カップはキレイなやつを選びたいとか、若干混ぜたりしてカスタマイズしたいとか、その辺が魅力だと思っていたから。もちろん複数人で行った時、1杯目を取りに行くのってわりと無駄な時間になる(全員が一斉に席を立つわけにもいかないとかそういう無用な悩みが発生する)ので、悪くはないかなあと思うんですが、だったらドリンクバーではなく、おかわり自由のドリンクオーダー制にしちゃえばいいんじゃないかって気もしなくはないのですね。
これはまあ悪い事例ですが、僕がもってきてもらったホットティーは、ティーポットのフタが壊れていて、そそごうとしたとき豪快にこぼれました。これ、持ってきてくれるならば、あってはならない事故だと思うんだよなあ。
そもそもドリンクバーって、ホールスタッフの負担を下げ、お客さんに負担を強いる代わりに、安価にドリンク飲み放題を提供するって仕組みですよね。それをスタッフ提供の仕組みの戻さなくてもいいと思うんだけどなあ。なんかホールスタッフが1から10まで接客しなきゃいけないみたいな雰囲気になっていて、ちょっとかわいそうな感じでした。
なお3週間したところ、このドリンクバーのサービスは深夜の時間帯では見られなくなりました。廃止になったのか、お試しだったのか…。
すべて好みの問題ではある
もちろん好みのレベルだとは思います。ただ、僕はある程度のサービスが受けられて、良い意味で干渉してこないこのロイホの雰囲気が好きで利用していたため、少なからず違和感を感じているのですね。
ちなみにカトラリーに関しては耐えられなかったので、新しいものと交換してもらいました。少なくとも感染症が流行る季節にカトラリーを裸で置きっぱなしなのは、やめて欲しいかな…。
ということで
昨今のロイホのメインターゲットは30代以上の女性ということで、もしかしたらそのターゲットには激しく受けがいいのかもしれませんが、なんとなく、いままで順調に来ていたロイホの改革に陰りを感じてしまったのでした。これからどうなるかはわかりませんが、これからも安心快適なロイホでいてくれればなあと願ってやみません。届け、この想い。
>ファミリーレストラン ロイヤルホスト – Royal Host –
http://www.royalhost.jp/