CANON EOS M2 の性能が素晴らしくて、事前の想像を軽く超えてきた
自分で言うのもあれですが、キヤノン好きもいいところののりおです。思えばIXY200からはじまったキヤノン製デジカメの旅も、EOS 5D MarkIIIでいちおうのゴールに達した感がありました。
ところが、極小デジイチのX7とか、ミラーレスのMシリーズとか、面白コンセプトのNとか、色々出るんですよね。恐るべしキヤノンといったところでしょうか。そんな状況の中、ミラーレスの後継機 EOS M2 のイベントが開催されるということで参加!でしたが、今回はなんとキヤノン好き代表ということで司会をさせていただきました。今年はコクヨさんのイベントで同じくキヤノン好き代表として登壇もさせてもらいましたし、なんか、嬉しいです。キヤノンさんありがとうございました。
マイナーチェンジ、とは言い切れないM2の進化とこだわり
さて、今回のEOS M2ですが、基本的にはEOS M のマイナーチェンジです。と、思っていました。でも実は
「外見は同じですが、サイズも違いますし、実は中身の設計は一からやりなおしています」
という衝撃的なお話がありました。
当然ながらデザインを変えるという選択肢/議論もあったようですが、「あえて」同じような外見にしたというところに「EOS M で指摘されたところは全て改善してみせる!」という技術的な意地を感じましたね。
そんなこんなで発表されたM2の特徴は、大きくわけて3つ。
ひとつはこちら、AFの高速化とエリア拡大。高速化に関しては
>キヤノン:ミラーレスカメラ“EOS M2”を発売 「ハイブリッド CMOS AF II」を搭載しAF性能が大幅に向上
こちらのリンク先のムービーがわかりやすいですね。実際イベントではこれと同じように、MとM2を並べたAF比較の実験がありましたが、本当にはやくなっていてビックリです。エリア拡大により動画も撮りやすくなって、もはやX7と同等の機能に思えました。
またWi-Fi機能もついに搭載されました。エントリーモデルでの搭載は初ということで、これもキヤノン的にはかなりチャレンジングなことです。というか、この大きさでよくWi-Fiモジュール入ったな、と思いました。
そして最後のポイントが、サイズの縮小です。これもMと比較した時、ひとまわり小さくなっていてびっくりですね…。
驚きのトリプルレンズキット
さらに驚きなのが、今回設定された「トリプルレンズキット」です。これはキヤノンのミラーレス専用に設計された3本のレンズ全てがセットという熱い設定。内訳は18-55mmの標準レンズに加え、キヤノンのこだわりを感じる22mm単焦点と、そしてスーパーレンズの雰囲気ただよう11-22mmの超広角レンズです。というか、この超広角レンズは伝説になるかもしれません。後々レビューしますが、このレンズのためにM2があると言っても過言ではないかも。すげーレンズです。
箱もかっこいい!ちなみにこの画はM2で撮影したものです。今回はベータ機ということで、縮小サイズ&透かしを入れた上での公開とさせてもらいました。
いいね、M2いいね。想像をはるかに超えるくらいいいね。
ということで
気になるこのマシンを、1月末までお借りしてレビューさせていただけることになりました。ベータ機ということで画質面の詳細なレポートはしませんが、使い勝手や特徴など、自分がかなり気になっていたこともありますので詳細にレポートしようかなと。ご期待ください。
はやく撮影に行かなくちゃ!