手になじむ 実に!なじむぞ フハハハハ という気分になるF-01Fのデザイン

2013/10/29ARROWS NX F-01FNX,ケータイ,ホルダ,モバイル,完成度

F-01F
ケータイ会議でARROWS NX F-01Fを絶賛レビュー中ののりおです。

吸い付くように、なめらかに。そいつは手に収まる。F-01Fのデザインは完成されている。これ以上のデザインが出てくるのか心配になる完成度な、F-01Fの外観をレビューしたいと思います。

ラウンドフォルムが美しすぎる

F-01Fを手にとって最初に気がつくのは、間違いなく「吸い付き感」でしょう。それくらいに、このラウンドフォルムは手に馴染む。

F-01F

このなだらかな曲線こそ、ラウンドフォルムの真骨頂。どうやってこの究極の曲線に至ったのかはわかりませんが、そう、まるで高級車に触れた時のような感じがするんです。これは工業製品として、ひとつの完成度に達しているんじゃないかって思います。このデザインを設計した人を、僕は尊敬しますね。

富士通のサイトにも「いつも身近において触れていたくなる」と書いてありますが、その文句に嘘偽りなしです。文句無しです。別に操作しなくてもいいから、持っていたい。そんな心地よさがあります。

F-01F

この本体にキズが付いたら相当ショックだと思いますが、このケータイはジャケット無しで使わなくてはなりません。そうでなければ、この完璧な馴染むデザインに対して失礼です。このデザインは、直接手のひらで触れてこそなんです。F-06Eから採用されたダイヤモンドタフコートは本当にキズに強いので、それを信じて、本体のみで使いましょう。ちなみにF-06Eを裸で半年使い続けた結果はこんな感じ。

F-01F

多少色移りがあるくらいで、キズらしいキズは見当たりません。だから、F-01Fもそうであると信じます。

せっかくなのでF-01FとF-06Eを比較してみよう

ちょうどF-06Eの話が出てきたので、前モデルF-06Eとの比較をしてみたいと思います。

まず大きな違いは、なんども申しますがF-01Fがラウンドフォルムにて丸みを帯びるようになったことです。

F-01F

左がF-06E。こうして並べると、結構違いますね。手に持った感じで言うと、F-06Eは「バー(棒)」を持っている感じだったのに対し、F-01Fははっきり言って何を持っているんだか全然わからないです(笑 磨かれた石や宝石に近い感じがします。

 

F-01F
縦に積むともっと良くわかります。F-06Eでも基板がぎっちぎちだったはずなのに、よくこれだけ丸くできたなあと感心しますね。

F-01F

F-01F

角に至ってもこの違い。丸い。F-01Fはとにかく丸い。

重さに関しては、F-06Eの163gから、約10%減で150gぴったりに。この13gの違いと手触りの違いが、まったく異なる製品に感じさせるんだから、人間の感覚って繊細です。本体自体の大きさも少しだけ小さくなりましたね。

ボタンにもマイナーチェンジが

ラウンドフォルム化に伴って、ボタンにも多少の変更が加えられています。

まずサイドですが

F-01F

ボリュームのアップ・ダウンボタンが独立していたF-06Eに対して、F-01Fはシーソー型の単一ボタンに変わっています。電源ボタンもF-01Fは少しだけ控えめになりましたね。

そもそもボタンもラウンドフォルム化されておりまして、具体的にはこんな感じになっています。

2013-10-29_0004

側面のボタンの出っ張りが限りなく少ないのですが、ラウンド部分ではしっかりと押せるため、結果として「邪魔にならない、けど押しやすい」が実現されています。これ、地味にすごいと思う。

 

F-01F

背面のレイアウトも、この通りすっきり。左がF-06Eですが、カメラが出っ張っていたり、フラッシュがレンズのすぐ脇にあったりして、今見るとスマートじゃないですね。F-01Fは縦の線がそろっていて、デザイン的なこだわりを感じます。

F-01F

ただ、おサイフケータイの位置はわかりにくくなりました。まあ指紋認証ボタンでタッチするつもりでいけば、間違いは無さそうですが。

 

F-01F

底面についてはがらりと変わりました。なにより、充電用microUSBのキャップがなくなりました。F-01FはUSB端子が露出しておりますが、表面コーティングがされて防水仕様になっています。便利そうに思えますが、F-06Eで海に行った時、ヘッドホン端子に水や砂が入って苦戦したことを考えれば、USB端子にもキャップが欲しかったかもなあ。防水でも細かいゴミが入ってキズがついたらアウトなんでね…。(注:海など不純物を含む水は防水の対象外になっていますので、あくまで僕の使い方上の都合です)

あと、背面の充電端子もなくなりましたね。すなわち、卓上ホルダでの充電ができないということです。毎回ケーブル挿して充電っていうのは、iPhoneライクですなあ。あの卓上ホルダが良かったのに。僕、3台も買ったのにw

あと!アンテナロッドがなくなりました。付属のアンテナケーブルを挿してTVを見ることになります。これはマイナス。

 

ということで

まとめておきますと、F-01Fはラウンドフォルムが素晴らしい完成度で、手に吸い付く素晴らしいさわり心地が実現されております。軽くもなったし、小さくもなった。でも画面サイズは変わらないので、操作性はすこぶる良い感じです。デザインとしては大成功じゃないですかね。

一方で、アンテナロッドの廃止および卓上ホルダの廃止という大胆な仕様変更が、どこまで受け入れられるか。いや、既存のFシリーズファンじゃなかったらあんま関係ないかもね…と思いつつ、一抹の寂しさを感じるのでした。

 

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著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。

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Posted by norio nakayama