鯖寿司の認識を変えてくれたいづ重@京都祇園さん(八坂神社前)
そろそろ秋の京都が気になってくる季節です。そんな京都に行くたびに、かならず僕ら夫婦が食べているものがあります。それがこちら、いづ重(いづじゅう)さんの鯖寿司です。
鯖寿司というものの見方が変わってしまった
こちらが八坂神社。信号を渡ったところのアーケード街の角に、「いづ重」さんはあります。
こんな感じの店構え。「いづう」という、これまた鯖寿司で有名な創業天明元年のお店からのれん分けだそうですが、こちらいづ重の鯖寿司のほうを寵愛する人も多いようです。
いづ重は、明治末年、近江(滋賀県)出身の 初代重吉が、奉公先京寿司の名舗 いづうさんより、のれん分けをゆるされ、創業いたしました。
>京寿司のいづ重
テイクアウトでも、店内飲食でも、どちらでも楽しめます。
写真の時は夏に訪問したので、鱧寿司もありました。
思い出すだけでもおいしそう。もちろん鱧もおいしかったんですが、鯖寿司はちょっと、すごいね。驚くほどに鯖がジューシーなんですよ。酢の具合もちょうど良くて、なにより料理として本当においしい。五島列島で食べた鯖寿司もおいしかったけど、このいづ重には勝てなかったなあ。鮮度では測れない、絶妙な調理がなされているんでしょうね。身の厚みと歯ごたえも素晴らしくて、サクッとしているんですよね。これは食べてもらったらわかる、不思議な感覚なんじゃ無いかと思います。
この鯖寿司を食べるまで、鯖寿司を好んで買ったことなんて1度も無かったんです。でも、ここのを食べてからは、鯖寿司を見かける度に買ってしまうんですよね。まるで他のものを食べて「ああ、やっぱりいづ重の鯖寿司食べたいな」と確認してしまうかの如く。
この厚み、大きさ。ああ、食べたいなあ。
いなり寿司もおすすめです。
でもやっぱり鯖寿司がおすすめ。
ちなみにお店でテイクアウトする時は、電話して作っておいてもらうことをおすすめします。フルサイズで4,000円、ハーフサイズで2,000円ですが、この値段分の価値はあると思ってます。数に限りは有りますが、京都駅でも売ってますので、駅弁としても利用可能です(←これ勘違いで、もしかしたら京都駅で売っているのは、「いづう」の方かもしれません)。京都へ行かれた際には、ぜひご賞味ください。