フットサルをこれからはじめる人はこれを準備したらいい #apfn

2012/09/13サッカー/フットサル,様々なテクニック,読み物あき,アパレル,フィット感,フットサル,フットサルシューズ,

 

Facebookでこんな感じの話題が出る度に呼ばれるようになってきましたので、まとめておきたいとおもいます。いちおうコレでもJFA公認のフットサルコーチだったりします。

なお、あくまで個人的な経験によるオススメなので、普遍性は保証しません。何らかの助けになればということで。

フットサル futsal omiya

初心者向け、準備編

フットサルをこれからはじめる!という人によく聞かれるのが、「何を用意したら良いの?」というものです。

そこで、ここでは仲間内のエンジョイフットサルに出るということを念頭に置き、また今後フットサルを定期的にプレーしていくという前提のもとに、優先度付きで準備したらよさそうなものをまとめておきます。

 

絶対必要!フットサルシューズ

なにはなくとも必要なのが、フットサルシューズです。よく普通のスニーカーやバッシュでやろうとする人がいますが、靴が壊れるか、足が壊れるかのどちらかになりますから、やめましょう。競技用の靴ってのは、それなりに理由があるのです。

フットサルシューズは大きく2つに分けられます。裏面が平らでアメ色をしているフラットタイプと、裏面に突起がついているイボイボタイプです。
B008MLO4QA B007NQXCZ4

左がイボイボ、右がフラットです。

 

まずフラットタイプですが、こちらは屋内の体育館型コートでも使えるし、屋内外の人工芝コートでも使える万能型です。底が平らなため、フットサルでは多用される足裏を使ったプレーに威力を発揮します。しかし雨が降った後の屋外コートとなると、非情にスリップしやすいという欠点を持っています。ですから

  • 屋内・屋外どちらのコートでやるかはっきりしていない
  • 屋内の体育館型コートでプレーする可能性がある
  • 雨天時はやらないか、スリップについては目をつぶる

という時に選んでください。ちなみにスリップをしないためには、多少の筋力も必要ですから、このシューズはスポーツ経験者のほうが合っているかもしれませんね。

一方でイボ付きタイプですが、こちらは屋内の体育館型コートでは使えません。その代わり、人工芝でのプレーにはとても威力を発揮します。とにかくグリップ力が高く、ものによっては濡れた人工芝の上でもほとんどすべることなくプレーできるような製品さえあります。ちなみに日本のフットサルコートはそのほとんどが屋外の人工芝コートなので、こちらのほうをオススメすることが多いです。

こんな時に選んでください

  • 屋内の体育館型フットサルコートでプレーすることは多分無い
  • あまりスポーツをやっていないので、走ったり止まったりするのが苦手

グリップが良いだけで、疲労感も違ってきたりします。もちろん個人差がありますが、フラットタイプの場合は止まる・走るになかなかの筋力を使いますから、最初の頃はこっちのほうがいいんじゃないかなあ。

 

シューズを選ぶ時のポイント

で、タイプがあることを認識した上で、シューズを選ぶポイントは以下の通りです。

  • 足へのフィット感
  • 底の厚さ、柔らかさ
  • カカトのホールド感
  • ベロの部分の高さ・堅さ
  • 材質

フィット感ははかないとわかりません。同じ26cm表記でもメーカーごとずいぶん大きさ(正確には幅や形)が違いますから、履いてください。できれば履いた後に階段の上り下りくらいできると、色々みえてくるのですが。

底は厚い方がクッション性が高く、疲れにくいです。ただ薄い方がボール扱いは楽でしょう。柔らかさは、つま先の部分を持って靴を靴底側に折り曲げてみればわかります。やわらかいほうが疲れにくいかな。

カカトの部分にはカップが入っていて、それが安定感をもたらすのですが、この部分は好みが出るので、履いて試してください。あとベロの高さ・堅さも好みが出ます。僕はベロが柔らかいクッション性のやつじゃないと苦手です。

材質は、天然皮か人工皮かってことです。天然は伸びますからキツめのサイズを、人工は伸びないのでぴったりサイズで選びましょう。手入れは圧倒的に人工が楽です。強度もおおよそ人工のがありますね。軽さとフィット感では天然です。

こんなところでしょうか。

ちなみにオススメのシューズも挙げておきますが、実際にはお店にいって、フィット感で選んでください。履いてみたらすれて痛いとか、ありますんで。

 

こちら、アルティスタFS(TST639)です。5,000円〜6,000円弱で売っていると思います。

初心者なんて2,000円か3,000円の投げ売りシューズでいいよ、という声もありますが、僕はこれくらいの価格でしっかりと機能がついているほうが、むしろ初心者には優しいんじゃないかと思っています。フィット感もあるし、グリップもあるし、なにより軽いです。軽いと疲れがやわらぎますよ。

個人的にはこれじゃなくてもアシックスのシューズをオススメします。日本人の足形にあうんですよね。ただ、最終的には好みでどうぞ!

 

余裕があれば、ロングソックスとウェア

基本的にエンジョイレベルであれば、シューズさえあればなんとかなります。でも、できればあったほうがいいな…というグッズもあるんです。

まずはロングソックスです。サッカーの試合なんかで見たことがあるんじゃないでしょうか?膝下まであるやつですね。

B008MMAEPY

 

そもそもこのソックスはすね当てを中に入れて使うためのものですから、エンジョイのフットサルではあまり必要を感じないかもしれません。しかし、ロングソックスにはそれ以外の効果もあるのです。それは以下のようなもの。

  • 足が交錯した時のダメージをやわらげる
  • 普通の靴下に比べて穴があきにくい(そうでもないような安いものもあります)
  • やけどを防ぐ

まずダメージ面です。フットサルをやっていると、どうしても足と足がぶつかることがあります。もちろんボールが足にぶつかることもあります。そんな時、素肌どうしよりもソックス1枚あったほうが、ダメージが少なくて済みます。もちろん本来ならすね当てを入れた方が安全なのですが、現実問題、エンジョイフットサルでそれを求めるのは敷居が高くなるだけですので…。

穴があきにくいということについては、丈夫だということです。足首までの薄い靴下でプレーしようものなら、下手すると1回で穴があきますよ。

最後にやけどの防止です。屋外人工芝でプレーしていると、どうしても転んだ時にやけどをする可能性があるんです。最近の人工芝はやけどしにくくなってはいますが、ソックスをはいていた方が安心なのには間違いありません。

なお、ロングソックスは普通のくつしたに比べて厚みがあるため、シューズ選びの際にはそのことを頭にいれておいてください。ショップによっては靴選び用に試し履き用のロングソックスを用意しているところもあります。他人が履いているのであまり気持ちは良くないですが…。

ウェアについては、スポーツできるものなら何でも良いと言っても過言ではありません。よくTシャツでやる人がいますが、あれは汗を吸って重たくなるし、動きにくいし、肌がすれます。なにより汗が乾きにくいのであまりオススメしません。

 

心配性のあなたにはすね当て

先にご案内したとおり、フットサルはどうしても足と足がぶつかることのあるスポーツです。だから試合ではすね当てが必須となっています。エンジョイでも怪我が心配…という方はすねあてを用意してください。試合でも使えますし、そんなに高くもないので、買っても損はないと思いますが。

B002CG6Z6S

 

 

どこで買ったら良いの?

最後に、どこで買うかって話です。ここでは都内の話ですが、オススメとしては

あたりですかね。ここら辺のお店は在庫が豊富です。値段は各店ばらつきがあって、ギャラリー2とフタバスポーツが安めかなあ。首都圏以外はちょっとわからないです。Twitterとかで教えてください。

お店で履いて確かめて、楽天などの通販って手もありますので、ぜひご活用ください。

 




 

一番大事なもの、楽しむ心

はい、ベタですが、本当に大事です。フットサルって楽しい、そう思える機会になることを願っています。

 

ちなみにプレーで最も大事なのは、止めることと蹴ること。

これはまた別の機会に紹介します。コソ連ならこの本がいいですよ。

 

フットサルクリニック―「止める」「蹴る」の技術を極めて確実にうまくなる!
4471140906

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。