【交差点】一歩間違えたら死んでいた話【信号無視】

2011/05/12自動車・鉄道など乗るものoff,rakuten,レーン,信号無視,悪いこと,

すみません、あまりにショックだったので書くことにて落ち着こうと思います。

基本的な状況

僕は細い道から、信号のある交差点を左折して、片側2車線の県道に出ようとしていました。時間は23時過ぎ、天気は小雨。県道は一直線であり、見通しを遮るものはありません。街灯もついていて十分な明るさです。

そこで事は起こりました。

僕は信号が青だったため、交差点に進入して左折しようとしました。片側2車線の道路に対して、中央分離帯寄りの車線に入ろうとしていました。

何が起きたかわからない

ここは強引に突っ込んでくる自転車が多い道なので、ある程度徐行しながら左折を行いました。そこで車がほぼ45度ほど曲がったときのことです。自分の右側すれすれを(恐らくですが)60キロほどの速度で自動車が通過していきました。

僕は何が起こったのかわからず、急停止してしまいました。

落ち着いて考えてみましょう。信号は青だった。信号が変わったばかり、ということでもない。僕は青で左折していた。片側2車線の中央よりの車線に入ろうとしていた。その右側を自動車が通過した。しかも相当な速度で、ノンブレーキで。

ぞっとしました。

つまり突っ込んできた車は「信号無視&ノンブレーキ」で突っ込んできたのです。真横から。

誰が運転しているかなんて、こちらにはわからない

僕が3秒ほどのストップから立ち直り、自動車を発進させると、その突っ込んできた車は次の交差点で信号待ちをしていました。青いフィットでした。所沢ナンバー。雨のため、運転手がどんな人物か後ろからではわかりません。1人で乗っていることは確かなようでした。

その車は若干運転が怪しくて、次の交差点では突然急ブレーキ。しかも交差点の直進レーンを直進中、とつじょ左折して国道へと入っていきました。幸い左折レーンを走る車が無かったので事故は起きませんでしたが、これ、左折レーンに侵入してきた車がいたら衝突していたでしょう。

結局その車がなんであったのか、飲酒運転なのか、居眠りなのか、はたまた薬物などの異常者なのか、わかりません。しかし、その後もその車が道路を走り続けることを想像したとき、2度目の寒気が走りました。

冷静に考える

その5分後に目的地について車を止めた僕は、何が起きたのかを冷静に考えてみました。

  • 信号は青だった。これは絶対に間違いない。
  • 突っ込んできた車は、クラクションも、ブレーキも、何もなかった
  • ぶつからなかったのは幸運だったとしか思えない
  • もし右側からあの速度で突っ込まれたとしたら、運転席直撃であり、ただでは済まなかっただろう
  • その後の異常行動を見るに、まともな運転者が運転する車とは思えない

考えれば考えるほど、何も起きなかったのは幸運だとしか思えない状況に、3度目の寒気を感じました。今こうしてブログに書き留めることで、心の平静を取り戻しつつある状況です。

どうしたら避けられたのかもわからない

通常、青信号で交差点を左折するとき、よっぽどのことがない限り、赤信号側の車線を確認することは無いでしょう。それは「赤信号では停車する」という交通ルールを前提としているからです。むしろ巻き込みを恐れて、自車の左側やこれから侵入する先の状況から目線を切る方が怖い。

しかしルールを前提としていた結果、僕は死んでいたかもしれません。自分の身は自分で守る…とはよく言ったものですが、まさかこんなシンプルな交差点で、信号無視の自動車が突っ込んでくるなんてことまで予測はできませんでした。これも「かもしれない運転」の範疇として警戒しなければいけないことなのでしょうか。

とにかくです。考えれば考えるほど、どうしたら避けられたのかわからない状況でした。

久々に自動車って怖いなと思いました。特にもらい事故。どうにもならない。不条理。願わくば、あの自動車が事故を起こさずに目的地まで到達し、そこで運転をやめてくれていればいいのですが…。

すみません、自分が落ち着くためだけのエントリなので、落ちは無いです。ああ、生きていて良かった。


著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。