驚きの質感と曲線をもったニードルフェルト人形 by 佐藤法雪 さん
銀座三越で開催されていた「CHRISTMAS with TEDDY」に出展されていたニードルフェルト人形がとても凄かったのでご紹介。
ほとんど本物
正直に言いまして、遠目の初見では「は、はくせい!?」と思っちゃいました。それだけリアルです。
どの子もじっくり撮影する時間が無かったのでちょっともったいないことをしたなあと後悔しています。制作者の佐藤法雪さんによれば「顔を隠してもロシアンブルーとわかるよう、曲線にこだわった」とのこと。間違いないです。色だけのロシアンブルーとはぜんぜん違うのね。
いままさにダッシュしようとする猫(タイトル:The dashing cat/ダッシュする猫)。なんでこんなにダイナミックなものが作れるんだろうか。ニードルフェルト人形の特徴もあると思うけど、この佐藤さんの観察眼がすごすぎる。調べたら、国立新美術館の公募展でも入賞するほどの作品を作ってらっしゃるみたい。はわわ。
先日死んじゃった奥様の実家の三毛猫も作ってもらおうかな(写真があれば作ってもらえるみたい)。
三毛猫の里親になった
またさあ、「売ってます」じゃなくて「里親募集」という文句にグッときちゃうわけですよ。
お値段も手頃だったし、やっぱり三毛猫にはくるものがあるのでうちの子になってもらいました。値札についている名前を死んじゃった猫の名前に書き換えてくれたところがまた泣けます。この人本当に猫が好きなんだなあ。
そういえば病床にあった友人も当時ニードルフェルト人形を買ってたなあ。なんだろう、この質感にはなにか特別なものがある気がする。優しすぎる…。
超大作フェネック
会場には「指にとことんこだわった」という等身大フェネックもいました。申し訳ないことに写真がこれだけなんだけど、むしろ後は想像して欲しいです。もうすごい出来でびっくりしました。こんな世界があるのか…という収穫は大きかったですね。
ということで動物の人形が大好きな僕ですが、ニードルフェルト人形という新しい方向性が開けてしまったようです。うーん、これは危険ですね。
(追記)
その後、我が家も猫を作ってもらいました。
>リアルすぎる「ニードルフェルト人形」の世界と、作家の佐藤法雪さん | エアロプレイン
ちなみに今回非常に良いものをゆずっていただいた「猫人形の部屋・佐藤法雪」さんのサイトはこちらです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません