【百式】ハイビジョンサウンド会議!【Niro】

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10月16日に、百式の田口さんとNiroの中道さんプレゼンツ・ハイビジョンサウンド会議に参加してきました。実は昔カーステ・カーナビの販売を4年ほどしていたことがあるため、ナカミチサウンドには感慨深いものもあったり。さて、気になるNiroが4年以上をかけて開発した「全く新しいサラウンドシステム」の『Q:』とは!?

Niroの主張

ハイビジョンサウンド会議

Niroいわく、テレビは薄型高性能になったけれど、その分音質が犠牲にされていると。それは確かにそうだと思う。スピーカーの原理を考えたら、あの薄さで良い音を出せとか無理ですよ。響くところがほとんどないし。

そんなわけでシッカリとした5.1chのスピーカーを設置するべき!というわけですが、通常の5.1chシステムは設置が面倒なうえにリスニングポイントが狭すぎると。これもスピーカーの指向性を考えたら当然の話です。

ただし、その「当然」に疑問符を投げかけるのがNiroです。

上下に置かれたスピーカー

ハイビジョンサウンド会議

Niroの『Q:』では、スピーカーが設置されるのは上下の2箇所。この2箇所から5.1chを再現する音が流れます。不思議なことに、リスニングポイントが広い。中道さん曰く、「(個人用の)Movie Mouse(写真で中道さんが手にしているアレ)の設置場所を模索していて、偶然TVの上に置いたらナイスだった」とのこと。偶然から生まれてしまった産物なんですね…。

この上下設置というのがかなり効果的だそうで、音の上下間がかなり良くなることや、音の干渉が防がれるという効果があるようです。ほほー。

自動車に欲しい

この話を聞いていて、僕は「クルマに欲しい」と思ってしまいました。というのも、車はシートが左右に分かれているため、ワイドなリスニングポイントが求められます。どうしても運転席と助手席で音が違いすぎる問題が発生するわけです。そこで、このようにリスニングポイントの広いスピーカーがあれば、問題も解決するのではないかと。もちろんスピーカーをたった2つ(ウーハー入れたら3つ)だけ設置すれば良いということも、配線の取り回し的に利点が大きそうです。

モニターがある

今回のイベントでは、モニターとして同スピーカーを2週間借りることができ、気に入ればその後特価で購入することができる新たな試みがなされています。素晴らしい。

ただし!モニタープログラムが2週間…というのは厳しいです。というのも、この製品は自宅で、しかも時間をかけて映画などをみないことには体感できない商品。となると、試用のチャンスは2週間の土日あわせて4日間しかないわけです。そこに用事でも入ろうものなら、本当にうすっぺらな試用にて決断をしなければなりません。

できればモニター期間を3〜4週間に延ばしてもらえると、製品の良さも引き出せるのでは…と思いました。

純粋なステレオやモノラルにも良い

ちなみに僕が最もよく効く音楽はクラシックであり、その音源は良くてステレオ、場合によってはモノラルです。ただし単なる経験則上ですが、良いサウンドシステムで聞くモノラルには不思議なほど広いというか、スッキリしたというか、とにかくモノラルっぽくない音がする気がしています。中道さん曰く「確かにその通りで、ぜひモノラルでも聞いて欲しい」とのこと。これはもしかすると、モニターでつなぐ先はピュア・オーディオになるかもしれません。

ということで到着が待ち遠しくあります。さてさて、家の中ではどんな音が鳴ることやら!?

著者プロフィール

Norio NAKAYAMA ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。 2000年よりテキストサイト、ニュースサイト時代を駆け抜けそのままブログへ。国内外への旅行やガジェット、日々の出来事などを紹介中。 旅と大宮のブログ「エアロプレイン」運営。Yahoo!ニュースさいたま市担当。三島市出身。アイラ島、青ヶ島上陸済。JFA公認C級サッカー/フットサルコーチ。チェコ親善アンバサダー。ScanSnapプレミアムアンバサダー。エスパサポ。中小や飲食マーケアドバイザーとDX支援、広報PR。お仕事相談はお問い合わせより。