いつの間にかメモリを消費しまくっているアプリからメモリを開放する(?)Tips
Sleipnirで窓を開きまくったり、Becky!を立ち上げ続けたりしていると、タスクマネージャで確認したときのメモリ使用量が大変なことになっている場合があります。この数値を一時的ですがなんとかするTipsを紹介します。
会社のマシンを利用して初めて気が付くこと
今まで僕は自宅作業用マシンや研究室のハイスペックマシンで仕事をこなしていたため、メモリ不足を実感することはなかなかありませんでした。ところがこの4月より仕事に就いてみると、マシンのメモリ量に悩まされることに。…といっても会社のマシンも1GB程度はメモリを積んでいます。むしろ自分の使い方が無頓着なのかもしれません。ただまあ、上限は決まっているのでうまくやりくりしなければいけないことには変わりません。そこで知ったのがこのTipsです。
メモリの簡単な解決法とは?
現在のメモリ使用量をチェックするには、タスクマネージャが便利です。タスクトレイで左クリック、もしくは「Ctrl」+「Alt」+「Del」で現れるメニューから起動できるこのタスクマネージャでは、メモリ使用量、CPU負荷などもチェックできて便利です。
このタスクマネージャを見ると、いくつかのアプリケーションが異常なほど多くのメモリを確保していることに気が付きます。それは例えばメールソフトだったり、タブをたくさん開けるブラウザの類だったりします。
たとえば僕の環境では、Sleipnirがメモリを食いまくっています。タブブラウザはメモリを食いやすいらしく、[ 参考記事:Webページを30個のタブで開いた──各ブラウザのメモリ使用量は?]によれば、IE 7.0でタブ1枚あたり4MB弱、FireFoxで2MB弱、Operaで2MB強。参考までに、Sleipnir(IE 6.0エンジン)について僕の調査では2〜4MB強を1タブで消費するようでした。
本題に戻って、ではどうやって↑このメモリを開放するのか?答えは簡単、最小化すればいいのです。
[ 参考記事:必要メモリ・サイズを見極める]によれば、
プログラムを最小化していると、使わない部分のメモリを解放してしまうので非常に小さな値になる
とのこと。つまり膨大に膨れ上がったメモリを開放する一番簡単な方法は、最小化すれば良いだけだったのです。もちろん「使わない部分」だけが開放されるので、根本的な解決になるかどうかはアプリケーションによります。ひとまず僕の環境では、メールソフトのBecky!やLiveメッセンジャーを最小化することで相当な量のメモリが開放されることが確認できました。
↓こんな感じ。
デュアルディスプレイの人がはまりやすいかも
このような状況は、アプリ窓を最小化せずに開きまくる人が陥りやすいと思う。それはどういった環境の人かといえば、やはりデュアルディスプレイや高解像度の画面により、窓を閉じるという文化がなくなってしまった人でしょう。
家ではとにかく、仕事場など、慣れ親しんだ環境よりもマシン(メモリ量)が貧弱な場合は、こまめにアプリ窓を最小化する"癖"を付けると、作業効率を向上できるかもしれませんね。
追記:メモリ使用量?
タスクマネージャの「プロセス」タブにおける「メモリ使用量」って物理メモリ+ページファイルの値だと思ってたんですけど、それってもしかして間違い?というのも、最小化したときには「パフォーマンス」タブにおけるページファイル使用量も物理メモリ利用可能量も変わっているから、どちらも開放されていると思っていたんですが…!?
サインはVGAでお手2画面
そんな高解像度の環境も、2画面もないよ!しかもマシンにグラフィックボードが増設できない!って人にオススメなのが、サインはVGAという商品。この商品、USBに指すだけでデュアルディスプレイ環境を用意できるのだ。あとは古いモニタなり、安いモニタなりを用意すれば、拡張性のないマシンでもデュアルディスプレイが可能となる。USBに指すだけってところが簡単で良いのです。会社で愛用中であります。
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