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37年の時を経て、35年前に亡くなった母から届いたメッセージ

2歳の時に亡くなった母親から、37年の時を経た手紙が届いたって言ったら、信じられますか?

そんな奇跡みたいなことが起きました。いま、猛烈に感動しています。いや、感動という言葉では言い表せない感情に支配されています。



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35年間隠されたアルバム

なんどか記事のほうでも書いたことがありますが、うちの母親が亡くなったのは僕が2歳の時。残念なことに子供がおなかにいる状態で、心不全にて急死してしまいました。と書くと肉親の死に対して大変にドライなように見えると思いますが、実はそれも仕方が無く。その理由については既にまとめていますので、こちらをお読みください。

幼い頃に親を亡くしたことによる「呪い」の解き方(僕の場合)

冷静に考えて、親が2歳の子供に残しているものって、ほとんど無いんですよね。あって写真くらい。それもそのはず、毎日の子育てでせいいっぱいです。35年も前なら子育て日記的な制度も自治体から勧められているとは思えず、やっぱり残されているものはほとんどないんだなと思っていました。

また、これは最近知った話なのですが、その頃まで(僕が3歳になるくらいまで)の写真は、あまりに辛すぎるということで、父親が自主的に封印していたんだそうです。だから僕、今日の今日までそういった写真をほとんど見たことが無かったんです。

 

そんな話を父親とすることになったのは、うちの子「のりたまちゃん(仮称」のお宮参りに行ったから。子供/孫が生まれるとこうも心境や状況が動くのか、と驚きました。そして、そんな父の告白を受けてから1カ月弱。ついに我が家には、その封印されていたアルバムが届きました。

 

そこにあったのは、今まで存在しないと思われていた、家族3人(僕の両親と小さい僕)の姿。覚えている限りそんな写真は3枚しか見たことが無かったのですが、このアルバムにはたくさんの写真が貼り付けられていました。いままで見たことある写真の、前後の写真もありました。そうか、こういうシチュエーションで、この季節だったのかと気がつくこともありました。みんな笑顔です。まるでいまとても幸せな我が家のようです。こんな時期が、僕の実家にもあったんだなあ。

 

初めて見て、初めて知るもの

そして、事件は起こります。表紙に金太郎の飾り絵が貼られたアルバムを開くと、1ページ目には僕が生まれた日時、生まれた場所、生まれた体重、身長などが書いてありました。そうか19時頃に生まれたのかー、などと思って次のページを開いた瞬間。

言葉を失いましたよ。手が震えましたよ。生まれてはじめて見る、母親の筆跡。そして、生まれて初めて知る、母の不安と、僕への期待と、僕への言葉。本当に、全てがはじめてです。そもそも僕、自分の名前を母親に呼んでもらったこと覚えていませんからね。僕がいったいどんなふうに呼ばれて、どんな風に声をかけてもらって、どんな願いで育てられていたのか全く知りません。いや、知らなかったんです。

それを知らなかったのは、もう過去のことです。果たして僕は母の願い通りに育ったでしょうか。妻は大丈夫だと言ってくれました。

 

エアロプレイン雑感

このメッセージは、間違い無く僕が生まれてすぐに、母親が書いてくれたものでしょう。だから37歳の僕が見ているのは、37年前の言葉なんです。2,400グラム台で生まれたことを心配してか、がんばって育てるという宣言にもなっています。うちの子も少し小さくうまれましたから、とても気持ちがわかります。伝わってきます。もしかしたら、初めて母親と気持ちも通じたのかもしれません。もう亡くなって35年も経つけど、やっと今、本当に母親とつながれた気がしました。

ながかったけど、僕の呪いは完全に消えそうです。

ありがとうおかあさん。のりたまちゃんも、優しい子に育てます。

 

参考リンク

幼い頃に親を亡くしたことによる「呪い」の解き方(僕の場合)

 


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About norio nakayama

ブロガー、ライター、フォトグラファー、アドバイザー。旅メディア「Linkトラベラーズ」編集長。同じく旅メディア「たびねす」ホテルガイド。Yahoo個人ニュースオーサー。Getty Images/iStock 登録Photographer。500px Photographer。JFA公認フットサル/サッカーC級コーチ所有。 合同会社オラニエ代表。同時にアジャイルメディア・ネットワーク株式会社ブロガー施策担当。 好きなラーメンは味噌とトンコツ。好きな麺の堅さはハリガネ。チャーシューはむしろいらない派。好きなブランドはポールスミス。好きな紅茶はマリアージュ・フレール。足のサイズは26.5cm。