映画「風立ちぬ」の喫茶店でかかっていたツィゴイネルワイゼンはハイフェッツ(1951年録音)だよね?
絶賛上映中、そのうえ賛否両論巻き起こっている超話題作「風立ちぬ」。人によって共感できる部分、できない部分がまったく違うという、いやー宮崎駿もすごい映画作ったものだという作品ですが、作中でどーしても気になって仕方が無い部分がありました。これくらいネタばれじゃないと思いますが、デリケートな方はここまでで止めておいて下さい。
あのツィゴイネルワイゼン、ハイフェッツだよね?
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喫茶店でたしかにかかっていた
喫茶店にて、二郎と上司たちが語るシーンがありました。
そのシーンのBGMとして(実際には喫茶店がかけていたレコードとして)ツィゴイネルワイゼンがかかっていたわけですが、その演奏はどー考えてもこれなんです。
まあツィゴイネルワイゼンといえばこのCDを挙げない人なんていないだろうというくらいの、超、超、超、超名盤かつ定番なわけです。
が!気になるのはその録音年。これ1951年、つまり昭和26年の録音なんですよね。じつは映画の中の時間軸ではまだ存在し得ない録音なのです。
まーそこまでは気にかけなかったのかもしれないし、この曲をかけたかったらこのCDを選びたくなる気持ちもわかりますので、妥協したのかなあ。あの映画にして妥協点があるとは思わなかったんだけど。
というわけで、恐らく1951年録音のハイフェッツで間違い無いと思うのですが、違っていたらごめんなさい。
もはやこの演奏入っているCDって人類の宝というか、一家に1枚あって当然な気もしますので、風立ちぬ関係なく、みなさん買うといいと思うんですよね。
ではでは。