奨学金を借りる上で気をつけなければいけないたった1つの事実

2011/11/01読み物生活

某所で奨学金の話が盛り上がっていた際、「これだけは書いておかなければ」ということを思い出したのでご紹介。地獄は学業を終えた後に待っているのです。

 

進学すればするほど泥沼な「並行返済」

奨学金は、とてもありがたいものです。僕のようにお金がなかった学生でも、博士課程まで行くことができました(いろいろあって単位取得退学しちゃったけど)。

でも、そこに大きな罠がありました。

 

奨学金は名前こそありがたみのあるものですが、その実は「審査のゆるい学生ローン」に他なりません。でもまあ、借りたものを返すのは当然なので仕方がありません。在学中は返済をまってくれるのも制度としてはまあ、ギリギリまともかな。返済回数も凄まじく長い代わりに、1回の額はたかが知れてますからね。

でもね、最大の罠、これで僕が人生詰みかけてしまった罠というのがあります。

それが「並行返済」です。実はこれ、借りる時に決まりをよーく読んだ僕でも気がついていませんでした。これは何かといえば

  • 学部の奨学金
  • 大学院(修士)の奨学金
  • 大学院(博士)の奨学金

この3つを並行して返せ、ということです。

 

えっ

 

と思いますよね。僕もそうでした。1回の返済はたいした額ではない奨学金も、3つを並行して返せとなると話は別です。これ、交渉の余地は無く、並行して返すか猶予申請して止めるかの2つの選択肢しかなくて、本当に困りました。まあどうやって解決したかは、ここでは述べませんが、とにかくこれはあまりに罠過ぎて、どうしようかと思ったくらいです。

もちろん奨学金で博士までいくなよ、って話かもしれませんが、まあ、こういうこともあるよってことで。

なお今はどういう仕組みなっているか知らないので、これが改善されていたならそれはそれで良いことです。おまえの情報古いじゃん!と突っ込んでくださいということでひとつ。

(追記)
いまはまとめることの出来る仕組みがあるそうです。ただ返しはじめる前じゃないとダメみたい?なので、よく確認してみてください。また電話がつながらないんだよなー。当時は大阪にいくつかと東京にいくつかしか窓口がなくて、5時間つながらなかったこともあったなあ。出たら関西弁のおばちゃんで、無碍にされたことも…。

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2011/11/01読み物生活

Posted by norio nakayama