モバイルルータAZ01MR(Artiza Design)はどうだったか?

2011/07/14製品/サービスレビューモバイル

AMNさんの企画にて、Artiza DesignのWiMAXモバイルルータ AZ01MR を1カ月ほど使わせていただきました。果たして最終的なジャッジはどうなった?

何と比べたか

今回比較対象となったのは、イーモバイルを挿した光ポータブルのルータ PWR100と、F-09C(ドコモ)にて可能となっているテザリング機能です。さてさて、どうなる?

 

電波…そこそこ

まずサービスのキモとなる電波状況ですね。今回主に東京~埼玉~栃木~福島で使いましたが、概ね良好だったかな、という印象があります。ただし、オフィス内などの非・移動環境にて。電車などの中では一気に信頼性が落ちた覚えがありますねえ。移動には弱いのかなあ。移動に最も強かったのはF-09C(ドコモ)。経験上、新幹線でも途切れません。イーモバイルも良いところ行ってますね。この両者と比べると、ちょっと…弱いね。WiMAXの問題かもしれませんが。

 

電池…かなり良いけど

電池の持ちは良かった、というか、光ポータブルのルータとほぼ変わらない印象です。ただし…先のエントリにも書きましたが、ボタンの設計が悪く、本体外側で出っ張っているせいで、カバンの中にて勝手に電源が入ること幾たび…使いたい時には電池がかなり消耗していたこともありました。せっかく電池の持ちが良いのに、設計でもったいないことになっているな、という印象です。

 

起動…めっちゃ速い

AZ01MRが他の機種に比べて圧倒的なのは、この起動に要する時間ですね。ほんとうに10秒くらいで繋がるんですよ。これは本当にありがたい。ただ、後述しますが、いま繋がっているのか、電源が入っているのか、などがわかりにくい。そこで手間取ってしまい、他の機種と最終的にはかわらなかった…ということがありました。うむむ。

 

デザイン…悪くないけど

モバイルルータとしてのデザインは、悪くないと思います。しかしあまりにもUIが悪い。液晶は見難いうえに、表示もわかりにくい。前述のとおりボタンの配置もちょっとありえない。その上…表面が柔らかすぎて、普通に持ち歩くとこんなです。

 

AZ01MR

AZ01MR

うーん、傷だらけ。ツメで傷が深く刻まれるレベルです。これ、傷によって液晶がさらに輪をかけて読みにくくなるんですよね…モバイル機器でこれはちょっとなあ。上面からしか状態を確認できないのも、ちょっとだけ面倒です。

この点、光ポータブルのルータはよくできていて、状態を表すランプが上面・側面どちらからでも見えるように設計されているんですよね。AZ01MRは細かいところで利用者のニーズをつかみ切れていない感じがしました。むしろ、デザイン優先だったのかな。

 

総合評価…うーん

モバイルルータ単体としては、よくできていると思います。ただし、細かいところがちょっと緩いかな、と思われました。今回の比較対象機種にくらべて、優位性があまり感じられなかったんですよね…。もちろん好みもあるとは思いますが。回線の好き嫌いもあるでしょうし、WiMAXに限ればどうかと言われたら、この端末が良いのかもしれません。

でも、やっぱりボタンの配置はありえません。こんな設計誰がしたんでしょうか?ちょっと利用テストをすれば、このボタン配置が危険であることはすぐにわかると思うのですけどねえ。こういった用途の端末が、使いたい時に電池切れというのは、やっぱりダメだと思うのです。純正ケースを買えということかしら。

ということで、正直な感想を申しまして、残念というか、惜しいというか…折角外観はクールで良い感じなのに、細部でもったいないことになっている印象を受けました。恐らく次に出てくる端末は、このフィードバックを受けて素晴らしいものになるのではないでしょうか。

総評としては次回作であろう、 AZ02MRに期待!なんて言ったら怒られちゃうかな。でも、本音です。もっともっと作り込んでくれることに期待します!1カ月ありがとうございました-。

Artiza Design(アルチザデザイン)_WiMAXモバイルルータAZ01MR