緊急地震速報と相性の悪い地デジ
地デジこと地上波デジタル放送といえば、そろそろ対応しておかなければいけない今後のTV放送のスタンダードだ。その地デジに意外や意外な弱点が発見されたという。それは…
地デジの特徴
地上波デジタルの特徴といえば、アナログに比べて段違いにキレイな画像。他にも高精細、高音質、そしてデジタルデータによる双方向サービスなど。確かに既存のアナログ放送に比べ、多様な利点を有していることは確かです。
しかしデジタルならではの欠点も。デジタル波へのエンコードの関係で、映像にタイムラグが発生するのです。これはアナログとデジタル両方のテレビを比べた事がある方なら気が付いていたかもしれませんね。だいたい1〜3秒くらい遅れるそうです。ちなみにうちは2秒弱おくれます。
遅延が大きな問題になるコンテンツが
ここで問題となるのが、遅延すると問題になるコンテンツ類です。たとえば日本標準時刻に合わせていたNHKの画面で表示する時計。あの時計は遅延を理由に廃止されることになっているようです。しかし遅延の問題はこんなものではありませんでした。
あの超重要な速報も遅延する
今回問題になっているのは、緊急地震速報。僕はこの速報をまだ見たことがないので、どうやってテレビから報じられるのかは知らなかったのですが、J-CASTニュースによれば
アナログ放送に比べ、首都圏では平均1.95秒遅れて受信。ワンセグメント放送(ワンセグ)では平均3.85秒遅れるのだという。そのため、気象庁の緊急地震速報の受信に影響が出る可能性があるというのだ。
と、ちょっと笑えない状態らしい。メーカー各社はこのラグ解消に心血注いでいるようだけど…。はやくラグのない受信方法が開発されるといいですねぇ。
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