事故を減らすために覚えておいてほしい4つのDrivingTechnique
普段車を運転していると、「この運転はヤバいなぁ」と思う時が非常に多く、不安を感じることもしばしば。近所を運転するだけでも危なっかしい人たちが、夏休みに長距離を運転する…想像しただけでも恐ろしい話です。そりゃ、大事故も起きますよね…。
そこでこのエントリでは、恐らくは教習所で教えられているはずの「安全に即した運転テク」を思い出してもらおうというモチベーションで作成しました。
1.ウインカーを出すタイミングを覚えるべし
ウインカーを出す正しいタイミングというのをご存知ですか?ウインカーの目的とは「私はここで左折(右折)しますよ、そのための準備をしますよ」ということを周囲に伝えることにあります。もちろん多くの方は「こんなこと、わかりきったことじゃん」とお思いでしょうが、ポイントはこの目的に即したアクションの順番にあります。日ごろ交差点での風景を見ていると、
× 直進 → ブレーキ → ウインカー → 左折(右折)
という人が多く感じられますが、これは間違っています。先ほど述べたウインカーの目的をふまえるなら、ウインカーの前にブレーキ(左折もしくは右折の準備)をしてはいけないのです。正しくは
○ 直進 → ウインカー → ブレーキ → 左折(右折)
のように、ウインカーによって「これから準備(急な減速)をします」と伝えてからブレーキをかけるべきなのです。これだけで後続車から追突される危険性を大幅に軽減できるはずです。絶対に覚えておいてほしいテクニックであります。
2.左折(右折)での正しい曲がり方を覚えるべし
よく左折や右折をするときに、浅い角度で曲がる人がいますが、それは大変危険です。↓こんな感じね
なぜ危険かというなら、歩行者を正面にとらえるのが横断歩道直前になるからです。この曲がり方の場合、歩行者に気が付くのが遅れ、衝突の危険性が増します。さらに右手から渡ってくる歩行者や自転車には最後まで気がつけない可能性があります。本当に危険なのです。
じゃあ正しい曲がり方といえば、より直角に近く曲がる方法です。↓こんな感じね
これなら曲がってから横断歩道へ達するまでに時間があり、しかも車の正面にとらえることができるため、歩行者や自転車に気付かないというケースを極力減らすことができます。夏休みは子供だけの無理な横断も増えるため、交差点での必須テクニックとなるでしょう。
3.一時停止線の意味を考える
「一時停止線なんかに止まったら、対向車が見えねーよ」という話は良くわかるんですが、そもそも停止線は「人や自転車にぶつからない」という場所に引かれているわけで、それなりの意味があるわけです。ちなみに僕は、停止線を守らなかった車に撥ね飛ばされたことがあります。停止線に止まり、まずは対向車より歩行者・自転車に気をつけましょう。
4.最後はコネタ
4.01.路駐するときは、タイヤ(ハンドル)を垂直に戻す
はっきりいってこんなのはテクニックでもなんでもないのですが、路駐したときに、タイヤをいっぱいに切ったままで止める人が多いような気がしています。そもそも路駐するのはどうなのよ?という話もありますが、少なくとも止めたらタイヤ(ハンドル)はフラットなところへ戻しましょう。脇を通過する車に与えるプレッシャーが違います。
4.02.ドアを開けるときは、慎重すぎるくらいに気をつける
これもテクでもなんでもないです。停止して、気軽にドアを開ける人がひじょーに多い気がしています。ドアを開けた瞬間に歩行者や自転車がいたら、下手すると大事故に直結ですよ。
4.03.頼むからチャイルドシートをつけてくれ
チャイルドシートをつけていない親は、子供に保険金をかけているとしか思えません。言いすぎですか?そんなことないですよね?いつまでも急ブレーキがたんこぶにしかならないと思ったら大間違いですよ。子供のことを思うなら、ちょっと嫌がられてもチャイルドシート付けましょう。
というわけで
最近あまりにも目に付く4つのポイントについて言及してみました。実際は気をつけてほしいポイントはもっとあるんですけど、とりあえず、ということで。また続きを書くかもしれません。
夏休みを楽しく過ごせるのか、それとも事故を起こして一生忘れられない最悪の夏休みにするのか、それはドライバーであるあなた次第です。無灯火のチャリなんて跳ね飛ばされて当然!と思う前に、まずはより安全なドライビングテクニックを身につけましょう。
*この記事内で問題あるテクがあったら、ズバッとご指摘してください。僕もまだまだ運転暦8年の未熟モノなので…!
ドライビング・メカニズム—運転の「上手」「ヘタ」を科学する | |
黒沢 元治
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