昭和と温泉と街並みと火山と人情。遠くて近い雨の伊豆大島で軽くタイムスリップしてくる【PR】 #tamashima #oshima

2016/11/29おいしいものだけ紹介します(食全般),東京都の離島,管理用【PR】【AD】tokyo島旅山旅,伊豆大島,元町港,大島,波浮港,記事広告

伊豆大島取材 #tamashima #oshima

東京都 多摩島しょ魅力発信事業の取材で、この秋は伊豆大島に来ました。

もともと伊豆に住んでいた僕にとって、伊豆大島といえば「近い(目の前に見える)けど行ったことが無い」「東京都」「子どもの頃に噴火した」「2013年に台風の大雨で災害があった」というものでした。そんな近くて遠かった島、伊豆大島に初めて上陸します。

この記事では1日目のダイジェストをレポート!雨が降っていても楽しめる伊豆大島をどうぞ!

 

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

 

 

伊豆大島取材 #tamashima #oshima

今回の伊豆大島へは、竹芝桟橋から高速船であるジェットフォイルを利用して、約2時間。朝一に出る8時半の便で出発すれば現地に10時半には到着するので、大変にお手軽。ちなみに大島への片道は6,640円(税込み、燃料油価格変動調整金込み)です。

この日は豪雨でちょっと心配だったのですが、伊豆大島への運行には影響無しとのこと。定刻である8時35分、竹芝桟橋より伊豆大島へのジェットフォイルが出発しました。

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途中、進行方向右手にはガントリークレーンの列が。なかなか貴重な光景ですので、ぜひこれは目に焼き付けておきたいところですね。

 

ジェットフォイル船は、ジェット走行をはじめると本当に揺れません。乗り心地はバツグンですね。ちなみに船内にはドリンクの自動販売機(定価!)や、ウォシュレット付きトイレなど備えておりますので、たった2時間の乗船時間ではありますが、とても快適にすごすことが可能です。

 

伊豆大島取材 #tamashima #oshima

そうこうしていると、あっという間に入港です。2時間なんてすぐですよね。なんせ、新幹線で京都へ行くのとあんまり変わらないですからね。相当にカジュアルです。こんなに気楽に東京の離島に行けるとは知りませんでした。

今回の入港地は伊豆大島の北東部に存在する「岡田港」です。下船から10分後にははやくもレンタカーを手に入れ、その日の行程をスタートすることができました。

 

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この日まず最初に向かったのは、「元町港」のすぐ脇にある観光協会です。実はこちらで「東京島めぐりパスポート」という、離島のスタンプラリー的な冊子をもらうのが目的です。また、雨が降ったことで予定していた行程を変更したく、それについての相談をするためでもありました。

岡田港から大島一周道路を20分ほど運転すると、元町港および観光協会に到着。

 

伊豆大島取材 #tamashima #oshima

 

こちらが「東京島めぐりパスポート」です。2色から選べるんですね。僕はかわいいのが好きなので白いほうにしました。

また雨天時の観光について相談すると、火山博物館や波浮港の風景、筆島などのスポットを紹介されました。これらの場所は外に長時間いなくても大丈夫なので、雨の日でも観光しやすいとのこと。元々は大島公園に行く予定だったのですが、ずっと外にいるには厳しい天候ということで、急遽ですがこの案内されたスポットへの観光に変更することとしました。

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ランチに選択したのは元町港から徒歩5分ほどのところにある、新鮮な海鮮を食べられるという「寿し光」さん。さすが人気店らしく、12時前にもかかわらず何組か先客がいました。

寿し光 | 伊豆大島グルメマップ | 伊豆大島のごちそう | 伊豆大島ナビ

「寿し光」さんでメニューを見ると、「べっこう」ですとか「さび」ですとか、よくわからない単語が並びます。このべっこうとは、地の白身魚を特性の唐辛子醤油につけたもの。さびとは、クロシビカマスの呼び名です。島に行くとおおよそこういった独自の呼び名や食べ物があるので面白いですよね。

この黒い線の入った魚こそ、前述の「さび」です。骨切りをしないと食べられないくらい骨が多いということで、鱧を思い出しますね。

 

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この「さび」がまた、うまいことうまいこと。脂がのってとろける様は、まるでトロのよう。しかしトロほどこってりしておらず、また骨があるせいで適度な歯ごたえもあって後を引きます。おお、おお、これはうまい…。追加で握りも頼んでしまいました。

ということで、ここからがあらためて大島の旅のスタートです。

 

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向かった先は、先ほど案内してもらったこちら「火山博物館」。入館料は大人500円です。

それにしても、なんだこのかっこいい建物は…。

こちらでは、伊豆大島だけでなく、世界の火山についての主に学術的な展示を見学することができます。

伊豆大島火山博物館

 

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こちらで最も衝撃を受けたのは、火山の鍾乳石。すごい。こんなものが存在するのか…これはぜひ火山の鍾乳洞に入ってみたい…。

通常は撮影禁止とのことですが、今回は取材ということで特別に撮影の許可をいただきました。ありがとうございました。個人的には、興味深い展示がたくさんあるので、撮影OKにしてもらえると、より素晴らしいかなと思います。

 

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火山博物館を後にすると、次に向かうは昭和の街並みが残るという「波浮港」です。こちらは島の南東部にあるため、島の南側をぐるりとまわることになります。途中の高台から見えたこれが波浮港!

これはとても懐かしい感じ。伊豆の小さな港を思い出しました。

こちらで注目されているのが、港町に残された、昭和の街並み。突如として都道の左右に現れるというのですが…。

 

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おお?

 

これか!

 

確かに、です。港の道を走っていると急にこの風景になるのでびっくりします。これはびっくりします。中央の道は普通に道路ですからね。

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すれ違うのも厳しいかな?と思っていたら堤防で行き止まりです。

堤防手前のお店には「揚げたてコロッケ」の旗が。実はこちら、大島でも有名なお店「鵜飼商店」でした。オーダーするとおばちゃんが1つずつ揚げたてのコロッケやメンチカツをくれます。

 

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この日もお店にはひっきりなしに人が訪れてきていました。こんな小さなお店にたくさんの人、人です。コロッケは1個60円。店頭ではふはふと食べると、お芋のあまさが染みました。う、うまい。波浮港まで来た目的は街並みだったんですが、この鵜飼商店に来られたのはラッキーでしたね。

鵜飼商店 – 伊豆大島/コロッケ・フライ [食べログ]

 

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波浮港からさらに10分ほど進むと、ありましたこちらが「筆島」です。いわゆる「奇岩」ですね。確かに筆のように長細い岩が海中に刺さっているように見えます。

 

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ちなみにこちらの展望台には大きな十字架がありまして、ここには昔キリシタンの方がいたんだとか。立派な十字架を見ると、島に貢献したんだろうなあということが思い浮かびました。

筆島を通過すると時間ははやくも15時過ぎ。レンタカーを返す時間が16時ですので、そろそろ元町港へ…ということで、島の北部をぐるりとまわって元町へ戻りました。途中、島の西部ではしばらく山道がありまして、島にいることを忘れました。島で海が見えない道ってのは珍しいのです。夏場にはとても心地よいドライブができそうでしたよ。

 

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筆島から元町まで、北回りでちょうど30分弱。港の正面でレンタカーを返すと、向かったのは地元の人の憩いの場という「御神火温泉」です。

 

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立派な建物はいわゆる「スーパー銭湯」的な立ち位置で、中には広い湯船と食事スペースがあって、地元民から旅行者までがのんびりと過ごしていました。全室内なので、荒天時の温泉としてバッチリでした。

御神火温泉

 

この御神火温泉を出ると、なんと雨が止んでいるではありませんか。となれば向かうは…元町浜の湯です。

 

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この浜の湯は水着着用の混浴温泉で、なんといっても目の前には大海原が広がるというダイナミックなパノラマビューが特徴です。ちなみに水着とタオルは無料レンタルできるという太っ腹な設定。入場料300円なんて安いものです。

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いざ湯船につかると…この眺め!晴天時にはさぞものすごいことになっているんだろうなあ…。夕陽のスポットとしても有名だそうですよ。

浜の湯

 

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この後は温泉で有名な元町のホテル「ホテル白岩」に向い、温泉と夕食を堪能しました。

 

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夕食で面白かったのがこちら「椿フォンデュ」です。椿油による串揚げをセルフで行うという料理で、これははじめて見ました。自分で揚げる面白さとともに、椿油独特の風味が良いですね。

この夕飯後にホテルの温泉に入って、この日の行程は終了。荒天ではありましたが、観光協会の助けもあって楽しい大島をすごすことができました。

伊豆大島天然温泉の宿 ホテル白岩

 

さあ、翌日は三原山です。初日のリベンジ!?についてもこうご期待。

 

翌日の伊豆大島をちょい見せ!

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どうです?楽しそうでしょう!?

次のダイジェスト記事をお待ちください!

 

伊豆大島関連リンク

伊豆大島観光協会

伊豆大島へ遊びに行こう!/東京の観光公式サイトGO TOKYO

観光情報 – 東京都大島町公式サイト

TOP|tokyo reporter 島旅 & 山旅

 

この旅について

今回の伊豆大島の旅は、東京都「多摩・島しょ魅力発信事業」に旅費と記事制作費を負担していただき、作成しております。

取材に協力いただいた関係各所および個人のみなさんに感謝します。