ハイシーズンにおける京都の安宿の高騰ぶりがすごすぎて、気がつけば高級旅館でもあまり値段が変わらなかった件

2014/10/22京都府(寺社や桜・紅葉),様々なテクニック1人,ビジネスホテル,京都,価格差,生活

京都 鴨川 河原町

毎年のように訪問している秋の京都ですが、さすがにこれは…と驚くことがあったので、まとめておきます。まさか、ビジネスホテルと高級旅館の価格差が無くなってるなんて。

ハイシーズンの京都は宿が高騰する

毘沙門堂 山科 Bisyamon-do Yamashina

これがどういうことか、簡単に説明しますね。

基本的に宿泊施設というのは、季節によってその利用料金が変化します。これは観光客が多く来るような時期は「ハイシーズン」という扱いで、値段を高くするという需要と供給にのっとった旅館業の一般的な手法です。これがないと、閑散期を支えられないってわけですね。

ただし、それにも限度があると思っています。せめて1.5倍から2倍くらいにおさめてほしいのが本音。しかし需要とは恐ろしいもので、3倍、4倍、5倍と上がっていても予約が入ったりするんですよ。特に京都は海外の方/年配の方に人気があるため、お金に糸目を付けない面もあり、他の地域に比べてこの向きが強いのかな?なんて思ったりもしています。(あくまで肌感覚ですよ)

二尊院 Nisonin

実際には、閑散期に最安3,500円で泊まれる宿が(標準的には5〜6,000円に思いますが)、このハイシーズンだと3万円したりします。1人ですよ?基本的に日本の宿は1人当たりの値段なので、人数が増えれば増えるほど支払うお金が跳ね上がります。海外は部屋単位なので、2人以上は割安なのですが、日本ではどんどん高くなるだけです。つまり、2人で泊まると単なるビジネスホテルに6万円支払う可能性があるということです。しかも素泊まりですよ。驚き、です。

 

気がつけば、ビジネスホテルと高級旅館の価格差がミニマムに

さすがにビジネスホテルに数倍のお金を出して泊まるのはな…と思っていたところで気がついたのが、高級旅館です。実は高級旅館の場合は、ハイシーズンと言えどもそこまであからさまな料金体系は取っていませんでした。

例えばですが、テレビドラマの舞台にもなるような有名旅館は、朝食付きで1人26,000円…って、あれ?ビジネスホテルと逆転現象が!?(ちなみに立地やアメニティについても、むしろ旅館のほうが良かったくらいです)。

知恩院 舞妓撮影 Chion-in Maiko

この現象、泊まれる長屋なんかでも同じような状況がありました。とにかくですね、この時期に乗じて異常な価格をつけている安宿があることは事実です。もちろん需要と供給の世界ですし、それが宿を維持するための手段かもしれませんので、否定はしません。

むしろ僕たち消費者・旅行者がこの事実を認識して、むしろ高級旅館をおさえにいく、そんな方法もありなのかなあと思った次第です。もちろん場所によっては圧倒的に旅館のほうが高いケースもありますので、この辺りはよーく見比べていただきたいところ。

ちなみに高級旅館を予約したい時は一休が楽でした。オンライン決済なら得られたポイントをその場で使えるという、なかなかに嬉しい仕様です。


 

余談ですが、秋の京都の予約はだんだん早まってきている気がします。去年は8月で余裕がありましたが、今年は8月の時点であやうい感じでした。来年は7月になるのか…。

 

のりおのまとめ:高すぎる宿にご用心

余りにも高い場合は、大阪に泊まるとか、電車で2〜30分くらいのところに泊まるくらいの応用を利かせると良さそうです。いまからではもう遅いですが、ぜひ来年以降の参考にしてください。

 

関連リンク

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