東京の離島へ行くときの「ジェットフォイル船」に関する実際のところ【PR】 #tokyoreporter #oshima #tamashima

2016/12/24東京都の離島,管理用【PR】【AD】,自動車・鉄道など乗るものジェットフォイル,伊豆大島,東海汽船,竹芝桟橋,

伊豆大島取材 #tamashima #oshima

先日、東京都多摩島しょ魅力発信事業の取材にて伊豆大島に行きました。この時、竹芝桟橋から出ている「ジェットフォイル船」に載ったのですが、この船について知っていたこと、知らなかったことをまとめておきます。

こんなに快適なんですよ…!

竹芝桟橋ってどこよ

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実は今回ジェットフォイル船に乗るにあたって、最も苦労したのは「浜松町駅〜竹芝桟橋(竹芝客船ターミナル)」への道のりです。これ、旧芝離宮恩賜公園をはさんでぐるりと回る必要があるので、けっこうわかりにくいんですね。しかも日の出桟橋のほうに何度も案内が出てくるわけでもなく、迷ってしまいがち。実際僕は迷いました。なぜ、直前になると表示がなくなってしまうのか…。

ということで、オススメなのは新橋からゆりかもめをつかって竹芝駅を利用することです。このターミナルに直結ですから、絶対に間違えません。

 

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さて、ここに来ている状況の場合、おそらく予約票を持っているかと思いますが、現地ではそれを乗船票に変えなければいけません。どこでできるかといえば「受付窓口」です。

 

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この通りなのですが、実は竹芝桟橋には「受付窓口」という名称の場所はございません(あるのかもしれないけど表示がない)。ではどこでやるのか?先の写真の「きっぷうりば」です。実はここが受付窓口です。これはちょっとわかりにくいので注意が必要です。

 

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受付窓口で乗船票をもらったら、筆記スペースにて氏名・住所・電話番号などを記入する必要があります。

 

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ちなみにこちらが乗船票。なお、往復2枚の乗船票ですので、間違えずに管理しましょう。そして、復路の乗船票を無くさないように注意しましょう。

 

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ターミナル内には船名・行き先、ゲート・出発時間の案内があります。

 

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また、よく見るとここに「岡田港」と書いてありますよね。これがこの日の大島での「入港地」です。

これは大事なことなのですが、離島にはおおよそ東西に2つの港があり、その日の風向きや波の具合でどちらの港に着港するか決まるのです。この日は伊豆大島の東側にある「岡田港」に入港するよ、ってことですね。なので、離島での行動スケジュールは、ある程度余裕をもって構成しておく必要があります。
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持ち込みの荷物についても制限がありますので、要注意です。

 

東海汽船のジェットフォイル船は快適である

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この日乗るのは「大漁号」です。

 

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竹芝ターミナルを出向して10分くらいは着水したままの低速運行ですが、その間にガントリークレーンの群れを見ることができます。進行方向に向かって右側窓際に座れたらラッキーですね。

ちなみに全席指定ですが、どのように席が決まっているのかはちょっとわかりませんでした。予約時に指定できるのかな?

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乗船票にはこのように番号が書いてあります。この55番という席に座りました。

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さて、せっかくですので、ここでジェットフォイル船について簡単におさらいしておきましょう。

ジェットフォイル船とは、その名の通りジェットで飛びながら海上を運行する船のこと。この時点で何を言っているんだおまえは、と言われそうですが、本当にそうなので仕方が無い。

通常、船っていうのは海の上というか、波の上を走行するので、水の抵抗があって速度が出ないことと、波のあおりを受けて揺れるという特徴を持っています。前者は航行時間が長いことを示しますし、後者は揺れから来る船酔いを併発します。

ところがジェットフォイル船は、水面から浮上して航行することにより、そういった船の問題点をうまく解消しているのです。この航行の様子については川崎重工の説明がとてもわかりやすかったので、以下引用させていただきます。

screenshot-www-khi-co-jp-2016-12-24-15-36-31

ジェットフォイルは、なぜ、“海を飛ぶ”のか? | 知る・学ぶ | 川崎重工 船舶海洋カンパニー

このように、ジェットフォイル船はその航行状態が4つに分けられていて、上記2番のように、浮上して航行するのが最大の特徴なわけです。時速45kmというとそこまで早くないのですが、これくらいで浮上できるってのが結構驚きですね。

同じようなことが今回乗船した東海汽船のサイトにも載っていますので、こちらも参考まで。

ジェット船|伊豆七島へ行く船旅・ツアー/東海汽船株式会社

最高速度は約80キロ。そりゃ速いわ、って感じです。

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このように、ジェットフォイル船は浮上することで、本当に揺れません。揺れの質も船のそれとはほとんど違うため、浮上している間は相当船酔いに過敏な方でも大丈夫なのでは。もちろん浮上するまでは普通の船なので、そこは乗り越えていただく必要があります。

さらにこの東海汽船のジェットフォイル船(今回は大漁号に乗ったので、以下大漁号について)はその環境がとても快適で、まずトイレがとてもきれい。ウォシュレットまでついていてちょっとビックリしました。イマドキの船のトイレってこんなことになっているんですね…。

また、船内には自動販売機があるのですが、これがまた陸地での値段と変わらない価格になっていまして、とてもユーザーライク。ちょっとビックリしました。船を選びたくなくなるような条件がことごとくクリアされていますので、これはいいですね。

ちなみにこの記事を書いている今日現在、運航路線は東京の竹芝から大島、利島、新島、式根島、神津島となっています。一番遠い神津島にも4時間かからずに到着しますから、これはもう東京駅から新幹線で関西へ行くような感覚です。恐るべきジェットフォイル船!

 

のりおのまとめ

実は今までも他の離島へ行くのにジェットフォイル船へと乗ったことがありました。その時は乗り物酔いの激しい妻もいっしょだったのですが、ぜんぜん問題無く乗れたんですよね。やっぱり船酔いしやすい人にとって、ジェットフォイル船は素晴らしい存在なんだなと思います。もちろん時間的にも。

「離島」と聞くとどうしてもハードルが高いように感じますが、こういった便利な交通機関を使うことで、快適かつ短時間で到着できるっていうのは、もっと知られても良い事実なのかもしれませんね。

 

東海汽船などリンク

時刻表|伊豆七島へ行く船旅・ツアー/東海汽船株式会社

 

 

伊豆大島関連リンク

伊豆大島観光協会

伊豆大島へ遊びに行こう!/東京の観光公式サイトGO TOKYO

観光情報 – 東京都大島町公式サイト

TOP|tokyo reporter 島旅 & 山旅

 

この旅について

今回の伊豆大島の旅は、東京都「多摩・島しょ魅力発信事業」に旅費と記事制作費を負担していただき、作成しております。本記事は【PR】とついていますが、編集権はブロガー側に有しており、記事広告ではなく取材記事となっています。

今回の取材に協力いただいた関係各所および個人のみなさんに感謝します。