Smart update pingerに不具合があり、WordPress Ping Optimizerへと乗り換え。
WordPressにて、ここ数ヶ月悩まされていた現象が解決したのでレポートします。Smart update pingerの利用には注意、ということでしょうか。
WordPressで新規投稿にとても時間がかかるようになっていた
ここ数ヶ月悩まされていた問題とは、記事の新規投稿にとても時間がかかり、タイムアウトしてしまう現象が発生していたことでした。
しかも、テキストのみの投稿では発生せず、なぜか画像を含んだ投稿、特にFlickrの画像とタグを含んでいるとタイムアウトの確率が高くなるという、よくわからない挙動が見られたのでした。
最初はリンクチェッカー系だとか、データベース系だとかの不具合を疑ったのですが、どうにも原因が発見出来ず。そこでついに「ひとつずつプラグインを落としていって、動作が戻るかどうかのチェックを行う」という対処を行いました。そして、プラグインを止めては記事を投稿し、試すこと11回目。ついに原因となるプラグインを発見しました。それが「Smart update pinger」でした。
Smart update pingerはこんなプラグイン
このSmart update pingerですが、基本的にはその名の通りWordPressのPing機能を補完するものです。そもそもWordPressのPing機能には不具合というか、いただけない仕様があって、新規投稿だけでなく、公開後の編集時にもPingを送ってしまうというものがあります。これ、編集しすぎるとPingSPAMになってしまう可能性があるってことですよ。また、Ping送信のログも残ったため、Pingの管理目的としては悪くないプラグインだったのですね。
ということで、WordPressではSmart update pingerを導入している人が多い印象でした。ただしこちらのプラグイン、とっくに開発が終了しておりまして、古かったんです。おそらく今回の問題も、WordPressのバージョンがあがってそれに付随して問題が発生してしまったのでは無いかと考えました。実際はどうだかわかりませんけどね。ちなみに同プラグインの動作が「重い」とレポートしている方は他にもいたので、僕だけの問題でなかったのは確かなようです。
WordPress Ping Optimizerに乗り換え
ということで、こちらのプラグインに乗り換えました。
>WordPress › WordPress Ping Optimizer « WordPress Plugins
http://wordpress.org/plugins/wordpress-ping-optimizer/
動作はほとんど同じです。設定も必要無いくらい。基本的にはPing送信先を決めておいて、Pingを送るかどうかのチェックのみ。一定時間中に送れるPingの数を調整できますが、これは通常であれば特に必要ないかなと。
ということで
まさかPing送信プラグインが悪さをしているとは思いませんでした。こちらのチェックのため、昨晩12くらい連続でRSSを飛ばしてしまいましたので、受信でご迷惑をおかけしておりました場合には申し訳ありません。